連日30℃超の真夏日が続き、県内でも記録的な猛暑となっております。
ちなみに、宮城県の7月の最高・最低気温の平年値は 最低気温が21.5℃で最高気温が28.5℃だそうです。
平年並みの暑さであれば、大東住宅の家の場合、エアコン入らずの快適な夏を過ごせるのですが、この猛暑ではさすがに、エアコンや日射対策などいろいろ工夫が必要になってきます。
画像は昨日午後1時30分位の我が家のリビングの内外温度計。外が36.5℃・室内が28.9℃。
そしてリビングの温度計にも目をやると
29.2℃で湿度が63%でしたが、Tシャツに短パンという事もあり、暑さを感じる事もなく快適でした。(エアコンは朝8時にOFF)
29℃で快適ってホント?と思われる方もいらっしゃると思いますが・・・。
そこで、大東住宅の外断熱の家がなぜ夏に強いのか、ご理解いただいているお客様も多いとは存知ますが、おさらいという事でご説明したいと思います。
人が感じる体感温度は室温だけではなく、床・壁・天井の表面温度が大きく影響するのはお解りかと思います。(湿度も大きく影響)
これは表面温度計です。表面温度計で床・壁・天井・窓の部分を測定してみました。
先ずは床面から
基礎外断熱の家はどんなに外が暑くなろうとも、地熱の効果で25℃~26℃で一定しているので、床の表面温度も25℃~26℃位となります。
そして壁と天井です。
どちらも28℃となっております。そして窓だけが外気温の影響を多少受けて30℃を超えています。
室内が29℃でこの表面温度というのが実は物凄い事で、
充填断熱や擬似外断熱の家ではこうはいきません。
この違いが、ソーラーサーキットの家の自然室温(エアコンなどを使用しない室温)は他に比べて、最低3℃は低いという所以です。
① 外壁の裏側で熱せられた空気をまずアウターサーキット(外部通気層)によって排出する。
② 構造の外側で断熱材を隙間なく連続して施工する事で、暑さの元となる熱や熱気の侵入を遮断している。
③ 断熱材の内側で熱せられた空気も、インナーサーキット(内部通気層)の中を気流により上昇し、小屋裏に設けた排気ファンによって外部へ排出する。
④ インナーサーキット内の空気が上昇しファンによって排出する事で、通気層の中で負圧が生じ、床下の涼しい空気がインナーサーキットを流れる。
住まい方さえ、間違わなければソーラーサーキットの建物は他のどの建物よりも、冷房負荷を軽減して、快適で健康な暮らしを送れます。ご不明な点などございましたら、何なりとお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
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