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外断熱が常識とはなりましたが・・・。

注射のおかげで体調も戻ったので連ちゃんで投稿です!

ここ3.4年前から宮城でも基礎の外断熱化が急速に進んでいる。特に省エネをうたっている会社は大手・地元メーカー問わずその多くが基礎だけは外断熱化を図っている。

良好な床下環境と省エネの実現を考えても、基礎コンクリートの耐久性向上の観点からしても基礎外断熱が有効なのは間違いないので当然の事だとは思う。

しかし喜んでもいらない現実もある!シロアリ対策が不十分な基礎外断熱があまりにも多いのだ。

基礎外断熱のシロアリ被害は6~7年前から騒がれており、対策のないままに外断熱にすると将来大変な被害が伴う危険性が高い。断熱材がシロアリの食害を受け蟻道となり建物内に侵入し蟻害が発生するのだ。

また換気口も何もない基礎の外断熱は床下にコンクリートから蒸発する水分が滞留する事によって、建築途中から床下に大量のカビが発生する可能性が高い。

もしそのままの状態で床の仕上げに入ったら・・? その空気を吸って生活するのは? 腐朽菌によって床組みの材料は? 

また紫外線によって性能が劣化するプラ系断熱材を平気でいつまでも表しにしている現場なども多数みかける。(通常は断熱材を保護するために一回目のモルタル施工を行う)


前回、「外壁がずれ落ちる」でも書きましたがこうした外断熱もどきが、かなり出回っているのでくれぐれもご注意下さい。
k-taka:

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