先日ピアノを搬入した時の画像。当初はリビングかダイニングに置こうと思ったのだが、やたらとスペースをとり1Fの面積が大きくなるので断念。娘の部屋に置く事を前提にして設計した。
完成後、2Fに上げるのは大変なので工事中に上げてしまうか、工事の高橋係長と相談した結果、なんとかなります。との事だったので完成後に搬入となったのだが、以前から、入らない~。入らない~。と呪文のように呟いていた家内も相当心配しているようで、運送業者さんの後を真っ赤なポルシェではなくオレンジのビィッツ(笑)でついてきた。
配送にきていた電気屋さんや近所の方など大勢のギャラリーが見守る中、グィとバルコニー付近まで一気に吊り上げたまでは良かったのだが、そこからがなかなか進まない。ちょっとの風でも揺れるため慎重に作業を進め、ようやく室内に搬入。さらに苦闘の末、1時間位かかっただろうか?見ているのも疲れたので1Fで作業をしていると、
「社長、入りました~。」という大きな声。
正直な話、全く心配していなかったのだが、この声のトーンからすると一番不安だったのは係長だったのかもしれない。
入って当然だろう~。と思いながらも家内のにこやかな顔を見て、まずはひと安心!思わず「良かったね」と声が出たのだが、よく考えると私が言うのもなんかおかしい・・・?気もするのだが、こうしてちゃんと収まったのでめでたし!めでたし!
【荷物搬入時の寸法を測る際の注意事項】
○ 図面の寸法を測るときは必ず内法を測る事(巾木なども忘れずに)
○ 建物や荷物を養生する布やカバーなどの厚さも考慮する
○ 物によっては、運搬する人の手の厚さも考慮する
※ 私の友人の泣くに泣けない話をひとつ
20年位前の話ですが、知り合いからピアノの運送をアルバイトで頼まれた友人はいい小遣い稼ぎになると思ったのか二つ返事で安請け合いし、ピアノを運ぶ事に・・。
頼まれたピアノはグランドピアノ!縛りが甘かったのか吊り上げたまでは良かったらしいのだが、ちょっと風にあおられた拍子にロープがはずれ、そのまま落下!グランドピアノは木っ端微塵になったそうだ。友人は責任をとって弁償したのだが、その代金はなんと3百万!「後悔先にたたず」あまりに高すぎる授業料になった事はいうまでもない。頼んだ方もさぞ心苦しかった事だろう!
新築時の引越しの際は、ピアノに限らず貴重品はくれぐれも専門業者にご依頼下さい。
- 新着コメント
-
2015.09.25 (中山の高梨欽司)火災保険の制度
-
2015.08.25 (阿部貴日呼)毎週のように行っています
-
2014.12.10 (高橋一夫)ありがとうございます。
-
2014.12.08 (ちょーすけ)勉強になります
-
2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
この記事へのコメントはこちら