200年住宅ビジョンに沿って、長期優良住宅法が6月からスタートした。200年はオーバーにしても短命すぎる日本の住宅寿命をせめて欧米並みに伸ばし、環境に配慮しつつ、国民が真のゆとりある暮らしを実現するための施策だ。長期優良住宅の認定を受けると、一般の建物よりも税の優遇を受ける事が出来るので、消費者にとってはメリットがある。
もちろん大東住宅でも原則全ての建物を標準で長期優良住宅仕様とした。というか10年以上も前から、それ以上の建物を当たり前に造っている。いうなれば「スーパー長期優良住宅」なのだ。
しかしである、この長期優良住宅の認定基準の中で、特に建物の耐久性と住む人の居住性を大きく左右するであろう省エネ基準が改正されたのだ。しかも厳しくではなくゆるくなったのだ!長くなるので簡単に説明すると
○ 隙間相当面積(C値)の基準を削除
○ 断熱する部位の緩和
○ 開口部の断熱規定の緩和 etc
どんないい木材を使い、耐震設計しても気密・断熱がおろそかであれば何の意味もないのはこれまでの歴史を見ても明白なのだ。
長期優良住宅にもピンからキリまである。くれぐれももどきにはご注意下さい。
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