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南面道路にこだわりすぎても・・・。

土地を探しているお客様に希望の条件を尋ねると、圧倒的に多いのが南側道路に面した土地という答え。俗にいう南面道路(なんめん)の物件だ。

一般的に日本人の場合、欧米人と比べ日当たりを重視する傾向が強く、南向きに対して、信仰的とも言える考えを持つ人が多い。もちろん日照は建物にも住む人にとっても絶対に必要で、その事自体否定する考えなど一切ない。

しかし、日照や眺望、風通しなどを考えて、南側道路の土地を選択したにもかかわらず、日中でも窓やカーテンを閉めっぱなしという家は結構多い。

南面道路の場合は、家の前を人が行き来するのが見えるためにどうしても人の視線が気になりこうした状況がつくられてしまうのだ。

そこで南面の物件のデメリットを他にも上げてみよう。

○ 人気があるので価格が高めである。
○ 給排水工事が若干高くなる。
○ 車庫スペースやアプローチに面積をとられ、庭が狭くなる。
○ 南側に玄関を配置するケースが多くなる為、振り分けのプランはいいが、居室を南側に連続させるプランが組みにくい。
○ 通常、出来るだけ北側に寄せて建物の配置を検討したくなるが、一種低層などの用途地域では斜線の関係でけっこう難しい。
○ 庭の手入れや洗濯物などにも気を使う。

私の場合、南面希望というお客様にはこのようなデメリットを説明し、人の視線などが気にならないかどうか確認のうえ、敷地の提案をさせていただいている。(男性はさほどではありませんが、女性にとっては切実な問題です。)

そんな事言って高橋の家も南では?との声が聞こえてきそうですが、今回はたまたま購入した物件が南面の土地だっただけで条件ではありませんでしたし、夫婦ともども人の視線が気になるような性格ではないので大丈夫です。と思っていたのですが、最近、朝・夕の登下校の際に仙商の学生さん達がぞろぞろと家の前を通る事を発見!(どうも近道のよう)夏休みでわからなかった。(笑)ちょっと冷や汗の今日この頃です。


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20年もてばいい?

長期優良住宅の説明をすると、家は50年、60年もってもしょうがないので2,30年で十分というお客様が結構いる。

しかし、フロー型の社会からストック型の社会へ移行しつつある今日、住宅においても「いい家を造って大事に使い、長く住む」という考え方が必要だと思う。

これまでと同じように20数年で壊さなければならないような住宅は、金銭的にも非常に無駄で、孫子の代に資産ではなく負債を残していくような物だ。もちろん環境にも良くないのは言うまででもない。

こういうとお叱りを受けるかも知れませんが、こうした方は新築ではなく、手頃な中古を購入して、耐震リフォームをされた方がいろいろな意味でプラスだと思う。



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地震から家族を守れる家ですか?

お盆に友人達との飲み会があり、築35年位の建物に家族6人で住んでいる友人からこんな話があった。

「おらいもだいぶ古ぐなったけど、そのうち地震が来っぺから、そしたら建てっから頼むっちゃ。」

不思議な事にこの友人のような考え方をしているお客様はけっこう多い。

しかし、耐震性の低い建物(一般的に昭和56年の法改正以前に建築した住宅が該当するとされている。)で震度6強の地震があった場合、その多くの住宅が半壊や全壊の被害を受けるとされている。そればかりか多数の死傷者も想定されている。

平均37年の周期で発生すると言われる宮城県沖地震も、前回発生してからすでに31年。10年以内の発生確率も7割を超え、いつ発生してもおかしくない状況だ。しかも予想では最大震度6強。

今の住まいが地震から家族を守れる家なのかどうか真剣に考える時期にきているのではないだろうか?

地震から家族を守りたい人は一度見てみてください。

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宮城県沖地震対策研究協議会のHPはこちら








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プラスアルファのメリット

外断熱のメリットはたくさんあるが、目に見える大きなメリットは何と言っても空間の有効利用だろう。

基礎・壁や屋根の構造躯体の外側で断熱する事によって、今まで建物外部とされていた小屋裏や床下が室内側の環境に近づくので、床面積で最大1.5倍位の有効利用が図れるようになる。

そして壁の中に断熱材がない外断熱の家は壁の厚みを利用した収納棚やニッチなども気密や断熱を気にする事なく造れる。




壁の中まで有効利用が図れるのは外断熱のプラスアルファのメリットといえるだろう。さらに大東住宅では壁の中の状態や通気性を確認していただく為に床下・天井・小屋裏に加え、壁の中にまで点検口があるのだ。(お客様の指定する箇所に造らせていただいておりますが、最近は一番湿気っぽいだろうと言う事で押入れやクローゼットの中というリクエストが多い)

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30度以上は未体験

  • 30度以上は未体験
モデルハウスで一番暑いところと言えば何と言っても小屋裏のメンテナンススペースだ。

インナーサーキット内の空気が日中の温度上昇とともに熱せられ、小屋裏ファンの設置してあるメンテナンススペースに集まってくるからだ。

それでも今日PM1時の温度は28.2度。4.5年前最高気温が37度の時があったが、その時でさえ29.7度。この温度計で30度以上の表示は見た事がない。

天井断熱や桁間断熱の家では考えられない温度だ。

「百聞は一見にしかず」30度を超える暑い日にどうぞモデルハウスにお越し下さい。エアコン全開のモデルハウスとの違いが良くわかります。









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