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60代以降の寝室は、つながりのある夫婦別室が最適

  • 60代以降の寝室は、つながりのある夫婦別室が最適
70代のご夫婦が暮らす平屋の住まいです。

S様ご夫婦は、とても仲がいいのですが、ご主人のいびき・それぞれの就寝時間や夜間のトイレなどの問題もありぐっすり眠れないという悩みを抱えてらっしゃいました。

また、奥様は、冷え症がひどく、食事やサプリ・ヨガや入浴法・寝具や暖房など色々試したものの、よくなるのは一時で、風邪や胃腸の病気や頭痛や肩こり・倦怠感など様々な症状に悩まされていたのです。

そんなS様でしたが、一日の大半を過ごす家の環境を変えるのが、一番の早道になるのではとの考えに至り、老後を出来るだけ快適な住まいで暮らしたいとの想いで、終の住いとして、ソーラーサーキットの家での建替えをご決断いただきました。

そして、健康の源は良質な睡眠環境の確保ということから、今回、ご提案させていただいたのが、お互いの気配を感じつつも、それぞれ独立したスペースでありながらも、つながりのある夫婦別の寝室です。

手前が、奥様の寝室で奥がご主人の寝室となり、真ん中に、共用のウォークインクローゼットを設けてますが、プライバシーは保ちつつも、お互いの気配は感じとれる様にしています。

現在、お二人ともお元気ですが、寝室から、浴室や洗面トイレもつながっているので、将来、介護が必要になっても、介護を受ける方もする方も、あるいはヘルパーさんも出来るだけ負担のかからない間取りになっています。

まだ手摺はいらないということで、部屋にはつけませんでしたが、いつでもつけられるように壁もしっかり補強しています。

人生100年時代が現実になってきている中で、健康寿命を延ばすことは非常に大事ですが、将来の介護を見据えた住まいもリアルに考えなくてはなりません。

長生きして年金をたくさんもらうことと、その年金を医療や介護で出来るだけ使わないようにできれば、家の費用は5.6年で元が取れるので、老後を健康で豊かに暮らすための自己投資だよとご主人は話します。

そして、驚いたのが光熱費の安さで、年間にすると15万円以上安くなったそうで、20年で300万円も違うことを考えるともの凄いことで、しかも安くなったうえに以前のような寒さや暑さに悩まずに快適になり健康に暮らせるのだから、一石三鳥以上だね。と喜んでいただきました。

寒さや暑さ・湿気や臭い・そして光熱費にも悩まないストレスフリーの暮らしは、シニア世代の方々にとって、豊かなセカンドステージを送るためにも非常に重要です。

このような寝室にしたことで、奥様の冷え症も大分改善し、ご夫婦ともにぐっすり眠れるようになり、体調もとてもよくなり風邪ひとつひかなくなったと大満足のようで、遊びに来るお友達や親戚から、羨ましがられているそうです。

シニア世代の建て替えや住み替えは、何より健康を重視した家の性能と将来の介護を見据えた設計も非常に重要ですので参考にしていただければ幸いです。


外断熱だから出来る地下室ですが

  • 外断熱だから出来る地下室ですが
モデルハウスにご来場いただいた方は、ご存知かと思いますが、弊社のモデルハウスには、地下室を設けています。

表向きの目的は、基礎外断熱だから出来る、床下の有効活用の提案であり、これまでも約25件ほどの地下室付きの家を建てさせていただいています。

手前味噌となりますが、おそらく、一般住宅において地下室の施工実績は、宮城県ならずとも全国でもトップクラスではないかと思います。

地下室の工事は、断熱はもちろん、地盤や地下水・結露対策など、クリアしなければならない問題と施工技術の蓄積と数多くのノウハウが必要であり、全てのお客様にお薦め出来ない部分もございますが、条件さえ整えば、10畳(5坪)ほどの広さであれば、250万から300万の費用で設置が可能となります。

採用頂くケースで多いのが、敷地面積が狭く、庭に物置が設置するスペースが、取りにくかったり、建蔽率や容積率の関係で、室内の収納スペースが広く取れない等の場合です。





採用いただいたお客様の多くは、収納として活用したり、セカンドリビングやシアタールームなどに活用し、皆様に大変喜んでいただいております。

しかしながら、地下室を設置している本来の目的は、床下の有効利用とは別にあります。

一般的に、床下は、じめじめして湿気っぽいとか、カビ臭いイメージがあろうかと思いますが、モデルハウスの床下環境は、一年を通してカラッとした空間となります。

こうした床下の状況をお客様にご確認いただくことで、なぜ私達の造る外断熱の家が、住む人と建物の健康をいつまでも守るのかということをご理解いただくためのスペースでもあるのです。

ソーラーサーキットの家は、基礎を外断熱にする事で、地熱の効果を生かし、さらに季節やその日の温度・湿度によってダンパーを開閉する事によって、一年を通して15℃前後(真冬)から24~25℃(真夏)の一定した温度を保つ事が可能となり、夏も冬も快適で省エネな室内環境を実現します。

そして、通気性を確保する事で、床下の結露やカビ・腐朽菌・シロアリの発生を抑え、良好な床下環境を実現する事も可能となるのです。

しかし、こればかりはいくら口でご説明しても、なかなかご理解していただくのは難しいために実際に地下室を造らせていただいているのです。

家はどこから腐れてくるでしょう?

シロアリはどこから侵入し、どこから食い荒らすでしょう?

床下が健康な家は「建物と住む人の健康」をいつまでも守ってくれるのです。

家を建てる前に是非確認したいこと。

それは床下であり小屋裏です!

冬と梅雨時期の床下を目で見て、臭いを嗅げば、その家の快適性や耐久性が解ってくるのですが、どこのハウスメーカーのモデルハウスでも、床下はまさにブラックボックスで、公開している会社はありません。

そして、ロフトはあっても、小屋裏の構造部分をオープンにしている会社はほとんどありません。

床下や小屋裏は、普段目にすることはありませんが、この隠された部分に、その会社の家に対しての考え方や職人さんも含めた造り手たちの良心がはっきり表れてくるのです。

是非、弊社のモデルハウスで、床下や小屋裏そして壁の中までご体感いただきたいと思います。





壁の中にも点検口

  • 壁の中にも点検口
大東住宅の外断熱の家は、建物構造の外側で、レベルの高い気密・断熱工事を施工し、壁内部にも通気層を設けることで、床下や壁の中、天井裏にいたるまで、内部結露やカビの発生を抑えるのが、大きな特徴です。

その結果、性能の劣化や構造の老朽化、シロアリによる蟻害を防ぎ、建物の高寿命化と共に、住む人の健康をいつまでも守る事が出来るのです。

弊社では、こうした状態をお客様が、住みながらに確認出来るよう、床下と1Fの天井裏・小屋裏にもそれぞれ2ヵ所ずつ点検口を設けておりますが、壁の中にも点検口を設けさせていただいています。

お客様の指定する場所に設置をしていますが、一番リクエストの多い箇所が、湿気がたまりやすいだろう北側に面した、押し入れやクロゼットの壁部分となります。

壁の中にも点検口を設けているハウスメーカーは、全国広しとも弊社だけだと思います。

体内に潜むがん細胞のように、徐々に増殖し進行するのが構造内部の湿気や結露による建物の腐朽です。

住みながらにして、建物内部の結露やカビの有無が確認出来る家。これこそが、何より安心して住める家ではないでしょうか。



木材を長持ちさせるにも外断熱が最適

  • 木材を長持ちさせるにも外断熱が最適
木の魅力は様々ありますが、反面デメリットも当然ございます。

私が日頃から感じている木の大きなデメリットは、2つあります。

それは、木の収縮による痩せや狂い・割れなどから生じる寸法の変化や強度の低下です。

ただこうした問題は、乾燥技術の発達や集成材などの品質向上によって、ある程度は抑えられる問題でもあります。

しかし、どうしても障害となるのが、日本の高温多湿という気候風土がもたらす湿気や、冷暖房によって、室内外の温度差が生じることで、必然的に高湿の状態になり、発生しがちな内部結露の問題です。

たかが結露という認識を持つ方もまだまだ多いのですが、ガラス面などの表面結露は、とりあえず拭けばいいのですが、目に見えない床下や壁・小屋裏に発生する内部結露は、構造に確実にダメージをもたらし、結果的に、日本の住宅を短命にしているということを正しく理解している方が非常に少ないのです。

木は、正倉院や法隆寺の例を挙げるまでもなく、乾燥状態を保てば高耐久な素材です。

しかし、木は、湿気つまり水には弱く、断熱材や建材に囲まれた躯体内の木材は、呼吸も出来ずに、湿気や結露によって、腐食したり、シロアリによる食害を受ける危険性が高まり、築30年も持たずに、建替えを余儀なくされているのが現実なのです。

現在、住宅の劣化対策として、採用されているのが、室内の水蒸気が壁体内への侵入を防ぐ防湿フイルムによる高気密化と薬剤を注入した防腐木材や木部への薬剤の塗付です。

気密に関しては、気密が不十分な住宅も多く、仮にとれていても、将来の経年劣化が問題となります。

そして、防蟻や防腐薬剤については、構造内部の環境下で、効力が何年持続するのか、健康への影響はないのかなどは、正直誰もわからないというのが現状です。

また、新築当初は薬剤による防カビの作用がはたらきますが、時間の経過によって、効力も薄れ、構造内部のカビの発生は免れません。

湿気の影響を受けやすい夏場に、カビ臭い家も見受けられますが、室内のカビばかりでなく、構造内部の発生しているカビの影響が少なくありません。

こうした環境下で、日々暮らしていくことは、免疫も高く元気なうちはともかく、アレルギーや喘息など呼吸器系の疾患にもつながり、肺機能が低下する高齢者にとっても肺炎などを発症するリスクも高まるのです。

ソーラーサーキットの家では、外断熱と二重通気によって、寒さや暑さ・湿気を構造の外側で遮断し、かつ壁体内にも通気性を確保することで、常に空気に木材を触れさせ乾燥状態を保つ独自のシステムです。

断熱性と通気性という相反する性能を合わせ持ったソーラーサーキットの家づくりは、日本の気候風土を考慮した非常に理にかなった工法で、木造住宅を防蟻剤や防腐剤に頼ることなく、次の世代に価値ある資産として引き継げる長寿命の住まいです。

日本の悪しき習慣とこれまでの長い日本の家づくりの歴史の中で、まだまだ外断熱の普及率は、低いのが現実ですが、木造住宅の長寿命化には、通気性を確保する外断熱が必須であることは明白であり、木材を断熱材で囲んでしまう内断熱は、将来何かと弊害が生じるのは紛れもない現実です。

一般のユーザーの方々はもとより、設計者や建築業者の意識も変わってくることを心より願って、これからも、私なりに啓蒙に努めて参りたいと存じますので、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

20年保証 薬剤を使わない防蟻工法

  • 20年保証 薬剤を使わない防蟻工法
ソーラーサーキットの家の防蟻工事は、薬剤を使わない物理的防蟻工法「ターミメッシュフォームシステム」を標準採用しております。

シロアリは建物には危害を与えますが、自然の生態系には欠かせない存在です。

シロアリは光や風にはめっぽう弱く、その侵入のほとんどは地中から侵入するために、基礎外周部と床下の配管回りに、シロアリの子どもでも入らないほどの、目の細かいステンレスメッシュを張り、シロアリの侵入を防ぐ、環境にも健康にも優しい防蟻工法で、室内の空気も汚さず、防蟻工事の再施工も不要です。

これまでは、10年保証でしたが、14年間にわたり防蟻施工した7500件の現場で、シロアリ被害は1件も発生していないことから、昨年から20年保証も可能となりました。

一般的な防蟻施工のほとんどは、5年保証となり、再保証を受けるには15万前後の再施工が必要で、30年の間保証を継続するには、最低でも90万程度の費用がかかるのです。

基礎断熱が大分普及してきましたが、基礎の断熱材は蟻害の危険性が高く、シロアリ対策と共に、室内の空気を汚さないことも重要ですので、基礎断熱を採用する場合は、依頼先にしっかり確認して下さい。