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外の空気が気持ちいい時は窓を開けましょう。

  • 外の空気が気持ちいい時は窓を開けましょう。
GWもあと2日となりましたがいかがお過ごしでしょうか。

花粉も大分収まり、風も穏やかなので家の換気にはもってこいの環境かと思います。

何といっても、窓開け換気は換気の王様ですので、心地いいと感じるときは、窓やクロゼットの扉を解放して、空気の入れ替えをしていただくと精神的のも大分リフレッシュすると思います。

ただ、窓開けにはコツのようなものがあって、1か所窓を開けてもほとんど効果はありません。

全窓開ければ最高ですが、最低でも、画像の様に、空気の入り口と出口を確保する必要があります。

また、朝に外に出てみたら、虫の活動も大分活発になってきたようで、小さな虫が、結構、網戸に張り付いていました。

窓を開けた時に、虫が侵入しますので、網戸の位置をご確認の上、右側にセットしてから窓を解放していただければと思います。







※ 平成15年7月以降建てられた家では、換気システムが設置されていますが、冬の寒さを解消するために換気をオフにしていてそのままにしている方が、結構いらっしゃるようです。暖かくなって温度差が少なくなり、自然換気が機能しなくなる季節になりました。3種換気のお宅では、給気側のシャッターを解放し、室内は出来るだけオープンにして排気側のファンは常時運転していただき、1種換気の方もフィルターの点検をしていただくようお願いいたします。

窓を開けて換気しているときも、換気はそのままでOKです。下手に消したりするとつけるのを忘れてしまいます。また冬場、弱運転にしている場合は、そろそろ通常運転にしていただいた方がよろしいかと思います。

窓ガラスで大きく変わる家の断熱と遮熱

  • 窓ガラスで大きく変わる家の断熱と遮熱
気密や断熱の施工精度のチェックに活用しているサーモカメラ「FLIR」で、モデルハウスにあるガラスの違いによる表面温度を測定してみました。


模型の中の100Wの電球を付けて約10分後の状態です。

室内温度は22℃の状態で、左の1枚ものの単板ガラスが44.4℃・真ん中のペアガラスが37.7℃・右のトリプルガラスが26.6℃となりました。







家に対して窓の比率でも多少変わりますが、冬に室内の熱が逃げるのも、夏場に外から熱が入るのも、一番比率が、大きいのが窓となります。

未だに、ペアガラスが主流の住宅市場ですが、省エネ化の流れから、今後、トリプルガラスが、急速に普及していくのは間違いありません。

弊社では、2年半ほど前から標準にさせていただいておりますが、需要の増加に伴い価格も下がってきましたので、新築を計画なされている方は、家の断熱同様に、窓の性能にも目を向けていただきたいと思います。

そして、ガラスに加えて大事なのが、フレームの素材やガラスの間の空気層に充填するガスの有無・ガラス面の断熱や遮熱フイルムの有無なども重要です。

詳しく知りたいという方は、何なりとお問い合わせください。


義父の緊急手術の知らせにドッキリ

先日、突然同居する義父が、救急車で運ばれ緊急手術を受けるという知らせが入りました。

個人的な話で恐縮ですが、注意喚起ということで紹介させていただきます。

原因は、硬膜下血腫だったのですが、実は、1か月ほど前に頭を打ったようで、2度ほど近くの病院でMRI検査をしても、異常は見られなかったようです。

2.3日前から頭痛がするとは言っていたのですが、頭痛以外、危険な兆候や症状はないようで、きっと寝不足や疲れ・精神的なストレスによる高齢者に多い緊張型の頭痛だろうということで、休み明けに病院に連れて行く予定にしていました。

しかし、急に動けなくなったようで、そのまま寝かせておくか病院に連れていくか、救急車を呼ぶか、家族内でも迷ったようですが、ちょうど帰省していた次女が長女とやり取りをして、#7119に連絡し状況を説明したところ、救急車を呼んでくださいとの指示を受けたようです。

とりあえず、かかりつけの労災病院に運ばれ、検査をしたところ、かなり頭に血が溜まっていたそうで、緊急手術となったのですが、血液サラサラの薬を服用しているために、労災では対応が難しいらしく、市立病院に転送され緊急手術を受けました。

今思えば、異変に気付いたのがその日の朝で、食事にも起きてこずに寝たままで、声をかけてもろくな返事がなかったのですが、普段から無口で少々気難しい義父なので、いつものことかと誰も気にかけなかったのです。

その後もそのままに寝かしておいたらしいのですが、いつもとは違う様子に、次女が救急車を呼んだ方がいいのではと#7119に電話したそうです。

お医者さんから何でもっと早く呼ばなかったと怒られたそうですが、娘がいなければ大変な状態になっていたかもしれません。

何はともあれ、無事に手術は終わり、溜まっていた血は除去し、後は術後の経過観察となりましたが、脳溢血などとは違い、病気というよりはケガによる出血なので、特に後遺症は残らないだろうというお医者さんの話でした。

硬膜下血腫は、急性と慢性があるようで、打撲やケガで頭を打った直後に発症する急性と、1か月から2か月後に発症する慢性型があるようなので、検査して異常がないから安心というわけではないようなので、頭を打った場合には、1か月から2か月は注意が必要だそうです。

GW期間中は、病院も休みですので高齢者や赤ちゃんの急変には注意が必要ですが、救急車が出動する必要がないケースも半分はあるそうで、本当に救急車が必要な患者の対応が遅くなってしまう場合も少なくないようです。

私も知りませんでしたが、#7119 子供の場合は#8000に連絡すると、適切な処置や救急車が必要か否かなど案内してくれるようです。

また消防庁の救急受診アプリQ助で、状態を入力しても、症状に応じた処置がわかるようですので、緊急の場合の対応にお役立て下さい。

消防庁 救急受診アプリQ助









グリーンマート桂店にもパックスコーナー

  • グリーンマート桂店にもパックスコーナー
パックスナチュロンでお馴染みの石けんメーカー「太陽油脂」の営業さんから、グリーンマートの桂店にパックスコーナーが出来たと画像が送られて来ました。





これまで、西の地域が中止だったようですが、ようやく、東の地域にも石けんライフの動きが広がってきたそうです。

食器や衣服・身体も頭も石けん素地の商品を使用することは、人々の健康はもちろん、環境も守ることにつながります。

手荒れも防ぎ、洗濯物もふっくら洗えて柔軟剤も基本的に不要です。

石けんは、海に流れても水中のカルシウムと結合し、カルシウム石けんになり、魚介類のエサともなり、海を豊かにもします。

一方、合成洗剤に含まれる界面活性剤は、自然界では分解出来ずに、海をよごし、水産資源の枯渇を招くばかりか、魚介類の体内に取り込まれることで、私たちの食の安全さえ脅かしてしまうのです。

合成洗剤の泡立ちや香りに慣れた方は、泡立ちや香りが物足りないという方もおりますが、是非今一度見直していただきたいと思います。

特に、薄毛や抜け毛にお悩みの方、試しに2、3ヶ月石けんシャンプーを使ってみて下さい。変な物が入っている合成シャンプーよりは遥かに安全で効果がある思います。

カツラや植毛・育毛剤の売り上げが、うなぎ昇りのようですが、合成シャンプーの影響も大きいようです。

石油から作られる合成界面活性剤は、頭皮や髪のタンパク質と結合するため、1分位洗い流しても20%位は付着してしまい、毛根の詰まりや抜け毛・湿疹やかぶれなどの影響を及ぼす場合があります。

ちなみに私は、30才ぐらいからお医者さんに、50過ぎたらハゲになるよと言われ、石けんで洗髪しますが、両親とも薄毛にも関わらず、何とかキープしています(笑)

※ 生協の各店舗にも、パックスのシャンプーとリンスは置いているようですのでお試し下さい。

二酸化炭素濃度計は空気の守り役

  • 二酸化炭素濃度計は空気の守り役
ソーラーサーキットのお客様にお渡しする二酸化炭素濃度計が届きました。

外気中のCO2濃度は、約400ppm(0.04%)ですが、室内では1000ppm・学校の教室などでは、1500ppm以内という衛生基準が定められています。

CO2の濃度は、少々濃度が上がっても眠気や作業効率が悪くなるくらいで、万単位にでもならない限り、大きな問題にはなりませんが、濃度が高いということは、酸素が減るばかりでなく、室内空気中のその他多くの汚染物質も換気されずに、滞留していることになります。

シックハウス法によって、昨今の住宅には24時間換気が義務付けられていますが、寒くて消したり、メンテナンスが悪く目詰まりを起こし、機能していないケースも少なくありません。

また、窓開け換気も、昔と違い、防犯上の問題や風や雨・花粉・PM2.5の侵入もありおちおち開けられず、日中不在がちなライフスタイルによって、一日1,2回さらっと換気するだけになっており、換気不足と思われる住まいは何気に多いのです。

空気の汚れは目に見えず厄介ですが、室内の空気は外の10倍汚れているという理解も必要で、空気の汚れによる経済的損失は、外気の約2倍とも言われ、知らないうちに病を引き起こし、結果的に、その多くは医療費に費やされているのです。

CO2の濃度計は、昔から、空気の汚れと換気の良し悪しが、簡単にわかる物差しとして世界中で活用されています。

私達は、室内では、常に1000~2000種類の化学物質に囲まれた暮らしを送っており、人が体内に取り入れる物質の85%が空気ということを考えれば、健康に暮らすには、一番長く過ごす室内の空気環境が何より重要です。

特に、暖かくなってくると、家と外の温度差による隙間換気が、働きづらくなるので、古い家でも換気不足になっているケースが多いのです。

濃度計は、人が集まったり、家族団らんの時などは、人の呼吸によって、一時的に、基準を超える場合もありますが、換気が機能していれば、時間が経過すれば濃度は下がりますし、窓開け換気をすればあっという間に、濃度は下がります。

空気清浄機を何台も設置するご家庭も多くなりましたが、換気の機能はなく、酸素が増えるわけでも二酸化炭素が減るわけでもありません。

あくまで、粒子状の物質をろ過しているだけに過ぎず、メンテが悪く逆効果という場合もあるので注意が必要です。

そして、空気の汚れや臭いを解消するために消臭剤や芳香剤・洗濯物のいやな臭いを抑えるための香り付きの洗剤や柔軟剤などの香製品は、ご家族の健康を守るためにも極力避けなければなりません。

適切な換気と清掃を心がけ、温度や湿度をコントロール出来ればこうした製品は、基本的に必要ありません。

より確実な空気の守り役として、CO2濃度計の上手な活用をお願いいたします。

※ 令和に時代が変わり、1回目の投稿ですが、日本の家づくりを変えるべく、微力ですが、これからも精一杯取り組んでまいりますので引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。