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家を衝動買いすると・・・。

大東住宅で家を建てるお客様は、家に対して明確な目的を持ってから、家造りに取り組むお客様がほとんど。

間取りプランを検討する上でも、家族のコミュニケーション・暮らしやすさ・将来設計まで考慮して計画を進める。

耐震性や耐久性・省エネ性や健康性といった、住宅の性能においても、強いこだわりをもって、当社を選択していただくお客様がほとんどだ。

しかしながら、驚く事にいまだに家を衝動買いする人々は非常に多い。

大東住宅では、建売分譲は基本的にやっていないが、建売を購入する多くの方々は、衝動買いした人達だと思う。(させられたというべきか・・。)

マンションや建売の販売現場では、お客様が衝動買いしたくなる環境をもっともらしく演出し、営業マンは即決を上手に促す。

分譲系の販売手法は、即日申し込み~1週間以内の契約が大原則。それ以上時間をかけると、成約率が極端に下がるのが売る方でも分かっているので、多少強引にでも話を進めていく。

きれいな街並み・お洒落な外観・あこがれのパーティキッチン・家賃以下の住宅ローン! 欲しいという気持ちが強ければ強い時ほど、その場所でいいのか・その家でいいのか・目に見えない構造は大丈夫なのか・今、本当に買うべきなのかといった重要な事でさえ、頭から離れるものなのだ。

こうして、衝動買いにてマイホームを持った方々の多くは、家に対して多くの不満を持つようになるのは必然的で、新築後10年以内で売りに出される中古住宅は建売住宅が圧倒的に多い。

※いよいよ明日は【梨のもぎ取り祭】多くのお客様のご来場を社員一同心よりお待ち申し上げます。

住宅ローンの話

ローンがつかない・ローン付けが難しいというのは、いわゆる業界用語。簡単に言えば住宅ローンが借りられないという話。

銀行の住宅ローンの場合、銀行が融資をしますが、保証人の代わりとなる保証会社から、保証引き受けの承認後に、融資が実行される。つまりローンがつかないというのは、保証会社が貴方の保証人にはなれませんという事で、銀行は保証人の成り手がいないので貴方には貸せませんという事だ。

保証会社は銀行が融資した後に、お客様が、一定期間(一般的には半年程度)返済しない場合は、銀行に一括で代位弁済をしなければならないので自ずと審査は厳しい。(万一の場合は、その後、競売などの手続きに入る。)

始めから、話しが横道にそれてしまいましたが、最近同業者の集まりなどで、よく出る話がこのローンの話で、昨今の経済状況も重なり、ローン付けに苦労している業者が以外に多い。

おかげさまで、弊社においては、あまり聞かない話でありがたいのですが・・・。

それでは参考までに、どういうお客様が保証会社の承認がおりないのか?原因は何か?いくつか紹介させていただきたいと思う。

○ 転職歴が多く、勤続年数が短い。
○ 勤めている会社の経営状態や社会的信用の問題。
○ 収入が不安定な職種
○ 過去にローンやクレジットの返済で遅延や不払いがある。
○ 消費者金融から借入れがある。
○ カードローンなどのキャッシング残高がある。
○ 延滞などはなくても、借入れが多く、多重債務とみなされる。
○ 収入合算する場合などは合算者も審査されるので注意

また、公共料金などの引き落としなどの口座がある銀行にローンの申込をすると、引き落とし日にキチンと引き落としがなされているかなどもチェックされる場合もある。

また最近では、携帯などの機種変更時に利用料金と合わせて支払うプランが多くなっているが、それらも信用情報に表れてくるので、注意が必要だ。

その他、購入物件の担保価値や自己資金の割合などで総合的に判断される。

いずれにしても、承認がおりない場合には、個人情報の観点から理由は公開されないのだが、上記にあてはまるケースがほとんどといえる。

しかし事前に該当する事項が解っている場合には、いろいろな対策を講じる事で、承認になるケースも多いので事前審査の段階で正直な申告をしていただきたい。

一番いけないのは、事実を隠して申し込むケース。どこに申込しても大体は否決となる。

そしてローンの事前審査も個人情報に全て記載されるので、注意が必要だ。

※ 住宅業界では、何も決定していないにも関わらず、もっともな理由を並べて、ローンの事前審査を進める傾向にありますが、大事な個人情報ですのでご注意下さいますようご案内申し上げます。


【家楽セミナー】来場御礼

  • 【家楽セミナー】来場御礼
昨日開催した【家楽セミナー】では、台風が接近中にも関わらず多くのお客様にお越しいただき誠にありがとうございました。

お住まいを「いつまでも強く・いつまでも快適」な状態に保ち、50年後も価値ある資産として、次の世代に引き継ぐためにも、家に愛着をもってメンテナンスしていく事は非常に大事な事でもあります。

今後もこうしたセミナーを開催いたしますので次回もご参加下さいますようお願い申し上げます。

また、今回参加できなかったお客様も次回の参加を心よりお待ち申し上げます。

今回はご自身で出来るメンテナンスやドアや引き戸関係の調整の仕方、実際にIHヒーターを使いながらの調理方法やお手入れ法などの説明を受け、皆さん納得のご様子でした。

チヂミを実際に焼いてみました。









午前の部に参加いただいたお客様の記念撮影



午後の部に参加いただいたお客様の記念撮影



写真は後日、ご郵送させていただきますのでよろしくお願いいたします。

木造建築の復権

あまり話題にはなっていませんが、今年6月「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が交付され、10月1日に施行された。

日本では、戦後造林された人工林が資源として利用可能な時期を迎える一方で、木材価格の下落等の影響などにより森林の手入れが十分に行われず、国土保全など森林の多面的機能の低下が大いに懸念され、木を積極的に使うことにより、森を育て、林業の再生を図ることが急務。

「公共建築物等木材利用促進法」はこのような状況を踏まえ、現在木造率が低く、今後の需要が期待出来る、公共建築物に、国が率先して木材利用に取り組むとともに、地方公共団体や民間事業者にも木材利用の取り組みを促し、住宅や一般建築物への波及効果を含め、木材全体の需要を拡大することを目的に制定された法律だ。

この法律によって、低層の(3階建以下)の公共建築物は原則として全て木造化を図らねばならないという事。

詳しくは
公共建築物における木材利用のスキームをご覧下さい。

従来、火災時の安全性の確保・様々な基準への対応の難しさもあって、公共の大規模建築物などへの利用は敬遠されてきたが、環境重視の時代背景の中での動きだ。

こうした中、住宅業界では大手のプレハブメーカーもこぞって、住宅の木質化の動きが顕著になってきている。

もしかすると、近い将来、住宅は全て木造建築の義務化なんていう日がくるかもしれない。





事業仕分け!

  • 事業仕分け!
先日始まった政府の行政刷新会議による事業仕分け第3弾にて、太陽光発電を導入する家庭への補助金の来年度の概算要求額(429億円)を2割削減すべきだと判定した。

その他、太陽熱を給湯などで利用するソーラーシステムへの補助金は廃止とされた。

エネルギー特会は経済産業省と環境省とがそれぞれで関連する事業を行っているが、省エネに関する政策は、いま一度しっかりとしたビジョンに基づいて、長期的かつ総合的な検討が必要だと思う。

設備をいくら導入しても、家という肝心の器の断熱性能が改善されなければ、エネルギーの垂れ流しにも繫がる。