〇 ぐっすり眠れる家です。
人の健康の三大要素には、栄養・運動・休養がありますが、住まいが影響を及ばす要素となるのが休養となります。
そして、この休養という要素の中で最も重要となるのが睡眠です。
人は睡眠中に、身体の成長を促し、脳や身体の休息やストレスの解消・記憶の整理など様々な作用が働いています。その有用な効果を引き出すには、単に長く眠る睡眠だけではなく、早く眠れる、深く眠れる、すっきり目覚めるといった、睡眠の質を高める環境づくりが大切になってきます。
ご存知の方も多いと思いますが、人の眠りには『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』の二種類があり、『ノンレム睡眠』は深い眠りのことをいい、脳を休めるステージで初期睡眠時に発生します。
深い眠りをしっかりとることで脳をリフレッシュさせ記憶力全般を向上させるのです。成長ホルモンの分泌もこの時間帯に集中し、子供の成長やお肌のターンオーバー(表皮の新陳代謝)にも大切といわれております。
一方、『レム睡眠』とは浅い眠りのことをいいます。
これは体力回復のステージで、徐々にノンレム睡眠が浅く短くなり、レム睡眠の割合が多くなります。
レム睡眠時では筋肉の力が抜け、身体の疲れをとったり、記憶や感情を整理し固定・消去をしています。ただ睡眠が浅くなることで、ちょっとした騒音や環境変化で夜中に目を覚ましやすくなってしまいます。
このように、二種類の睡眠にはそれぞれ役割があり、眠りについたら朝まで目覚めないことが理想とも言えるのですが、朝までぐっすり眠れていない方は非常に多く、ぐっすり眠るための睡眠環境を整えることが大切になってくるのです。
〇 ぐっすり眠れる環境とは
ぐっすり眠れる睡眠環境とは『光』と『音』と『温熱』といった3つの環境を整えることになります。
光と音については文字通り、明るくなく、静かな状態ということになりますので、比較的環境は整えやすいのですが、こと温熱環境となると、家の性能がだいぶ影響されることになります。
一般的に、夏は室温26~28℃、湿度60%前後の室内の温湿環境が好ましいとされ、冬は室温は16℃~18℃、湿度は50%前後の状態が好ましいとされますが、こうした環境を保つためには、冷暖房に頼らなければならないのが現状ではないでしょうか。
しかし、冷暖房の運転で発生する『風』や『音』によって、目が覚め、睡眠が妨げられたり、エアコンをつけっぱなしで寝たら逆に体調をこわしたといったような話はよく聞かれます。
つまり、睡眠中はできるだけ冷暖房の運転に邪魔されないで、ぐっすり眠れる環境づくりが大切なのです。
では、どうしたらいいのでしょう。
そんな理想を叶えてくれるのが、ソーラーサーキットの家だと言えるのです。
〇 『良い睡眠環境』をつくるソーラーサーキットのテクノロジー
年々、夏の暑さが厳しくなったきた宮城ですが、県内に住むソーラーサーキットのお客様は、寝室にエアコンのないケースも多く、2Fのホールのエアコンや扇風機を上手に活用して快適な睡眠環境を実現しています。
私の家の寝室には、エアコンがありますが、ソーラーサーキットの家に住んで7年間の間、エアコンをつけたのは数えるほどしかなく、扇風機を1時間タイマーで弱運転にするだけで、朝までぐっすり眠りについています。
※ 以前の家では、夏場はよく窓を開けて寝ていましたが、ソーラーサーキットの家に住んでからは窓を開けることもなくなりました。
エアコンを使う場合でも、ソーラーサーキットの場合、二重通気の効果による自然エネルギーの力で家を冷ます効果も発揮されるため、就寝前にエアコンを1時間位利用すれば、エアコンを切って就寝しても朝まで爽やかな環境を保ってくれます。
そして、さらに快適な睡眠環境を実現するのがリフレアです。リフレアを装備すれば、換気システムと連動する除湿機能によって、家中どこでも爽やかな空気に満たされ、冷房のような冷たさをかんじることのない最高の睡眠環境をつくり出すことが可能となります。
一方、冬は、外断熱の保温性の高さを発揮して、就寝時に暖房をOFFにしても、寝室温度は18℃前後を保ってくれるので、温度低下を気にすることなく朝までぐっすり眠れることができ、寒くて布団から出たくないということもなくなり、活動的な毎日を送れるのです。
健康の源はしっかりとした睡眠です。
家族全員が、「ぐっすり眠れる家」 ソーラーサーキットはそうした願いをかなえてくれる家なのです。
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外断熱が家族を守る 〇ソーラーサーキットの家とはⅣ
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外断熱が家族を守る 〇ソーラーサーキットの家とはⅢ
〇 風通しを良くして建物も冷ましてくれる家
ソーラーサーキットの要とも言える二重通気システムを支えている開閉の技術は、寒い時には閉鎖し、暑い時には解放するというのが、基本的な考え方になります。
つまり、冬の季節(11月から4月位)にかけては、床下ダンパーを閉鎖し、SC小屋裏ファンもOFFとし、春から秋(5月から10月位)にかけては、床下ダンパーを開放しSC小屋裏ファンもONにします。
宮城県の気候を考えると、概ねGWを迎えるあたりからダンパーを開放して、約半年間、閉鎖されていた構造躯体の中に新鮮な空気を取り入れます。
これは、押入れにしまっておいたお布団を外に干す感覚で捉えて下さい。壁の中にも空気が流れていると思うと何とも言えない爽快感が味わえると思います。
5月も中旬を過ぎると、日中の温度が25℃を越え、時には30℃近くなる日もありますが、通常の高気密・高断熱住宅の場合、日中の温度上昇に伴い室温も上昇し、暑苦しく感じるケースが生じてきます。
この時期にハウスメーカーの展示場を見て回ると気づくのですが、25℃を越えると多くのモデルハウスのエアコンか動いているのはそのためです。
ソーラーサーキットの場合、ダンパーを開放することで床下から外気を導入しますが、冷たさがまだ残る地表の熱を利用した爽やかな空気を室内側に設けたインナーサーキットに通気させます。この空気が淀みなく壁の中を通り小屋裏にあるSC ファンによって外部に排出されることになります。
こうした自然のエネルギーを利用した天然のエアコンともいえる作用により、壁の中の温度上昇を抑え、室内の爽やかな環境を創出するのです。
外の風などの状態にもよりますが、人が心地よいと感じるような時は、窓も開放するのももちろんOKです。
しかしながら、まだこの時期は、日中と夜間の温度差が激しく、夜間もダンパーを解放したままだと、冷たい外気が侵入し、室内も肌寒さを感じる場合がありますので、外気温が15℃以下の場合や寒く感じる場合は閉鎖するなどの調整も必要になってきます。
こうした作業が面倒だという声にお応えし、SCナビという外気温をセンサーで感知し、自動で開閉するシステムもご用意しております。
そして、梅雨に入ったら湿気の侵入を防ぐためにダンパーは閉鎖となります。外の相対湿度の高い梅雨時は、床下のカビや夏型結露の発生を防ぐためにも、湿気の侵入を抑えることが必要となります。
概ね宮城県の場合には、梅雨の明ける7月末か七夕祭りの頃までは、ダンパーは閉鎖します。
状況に応じて、エアコンや除湿機を利用して、湿度60%台の維持を心がけると快適な暮らしが送れます。
また、梅雨時であってもカラリと晴れあがった日などは、窓を開けて押入れやクローゼット内にも空気を通してあげるのも効果的です。
※ 7月~8月の時期は、換気システムにリフレア(除湿装置)を組み込むと、室内の空気は常時除湿され、60%台の湿度を維持しますので、さらに効果的で暑い夏もエアコンいらずで過ごせます。
そして、梅雨が明けたら10月の中頃までは、ダンパーを開放して壁の中を通気させましょう。
構造の中にも通気性を持たせ、建物の耐久性を向上させるためにも大事な作業となります。
暑い夏でも、25℃前後という床下の地表の温度を利用した空気の流れを構造の中につくることで、壁の中の温度は外気温に比べ低く抑えられ、室内の温度上昇を防ぎます。
特に外気温の低下する夜間には、日中熱せられた建物を冷ます効果が発揮され、室温も同様に低下するので爽やかな朝を迎えられるのです。
ここが、熱ごもりによって暑くなり、冷めにくい、一般の高気密・高断熱住宅との大きな違いであり、夏場の冷房の負荷を大幅に低減するソーラーサーキットの最大のメリットです。
宮城の場合、30℃以内の暑さであれば、開口部からの日射の遮蔽などを心がけることで、エアコンがなくても十分扇風機でしのげますが、30℃を超え、暑く感じる時はエアコンを除湿運転させたり、27℃から28℃の温度設定で運転していただくことで、非常に快適な室内環境が実現いたします。
また短時間のエアコン利用や27℃から28℃位の連続運転であれば、ダンパーは開放したままでも何ら支障はございません。
※ もし、25℃~26℃くらいに冷やしたいという方がいらっしゃれば、ダンパーは閉鎖した方が効率は上がります。お客様の体感や好みによって、カスタマイズできるのもソーラーサーキットの魅力です。家全体を空調するかどうかは、それぞれのライフステージで大きく異なると思います。成人前のお子さんも同居している場合は家全体を空調し、子育てが終わり夫婦だけで暮らす場合は、ある程度限定したスペースの方が、電気料金も低く抑えられます。外断熱と二重通気によって生じる、家を冷ます機能をもつソーラーサーキットの家で、暮らしに合った使い方をお楽しみ下さい。
また、手動ダンパーをお使いの方で、全部のダンパーの開け閉めが大変だという方は、1.2ヶ所の開閉でも効果はありますし、春と秋のお休みの日に5.6回全開放して、壁の中に新鮮な空気を取り入れるだけでも、構造にとってはプラスとなりますので、あまり深く考えずにファジーな感覚でご活用いただいてもOKです。
※ 床下ダンパーは長雨が続くような時や台風時にも閉鎖して頂いた方がベターとなります。SCナビを設置すると、こうした作業もボタン一つでOKですので、採用をお奨めしております。また床下ダンパーは、新築時のコンクリートに含まれる水分を出来るだけ早く除去し、床下の乾燥を促進する働きもございます。
ソーラーサーキットの要とも言える二重通気システムを支えている開閉の技術は、寒い時には閉鎖し、暑い時には解放するというのが、基本的な考え方になります。
つまり、冬の季節(11月から4月位)にかけては、床下ダンパーを閉鎖し、SC小屋裏ファンもOFFとし、春から秋(5月から10月位)にかけては、床下ダンパーを開放しSC小屋裏ファンもONにします。
宮城県の気候を考えると、概ねGWを迎えるあたりからダンパーを開放して、約半年間、閉鎖されていた構造躯体の中に新鮮な空気を取り入れます。
これは、押入れにしまっておいたお布団を外に干す感覚で捉えて下さい。壁の中にも空気が流れていると思うと何とも言えない爽快感が味わえると思います。
5月も中旬を過ぎると、日中の温度が25℃を越え、時には30℃近くなる日もありますが、通常の高気密・高断熱住宅の場合、日中の温度上昇に伴い室温も上昇し、暑苦しく感じるケースが生じてきます。
この時期にハウスメーカーの展示場を見て回ると気づくのですが、25℃を越えると多くのモデルハウスのエアコンか動いているのはそのためです。
ソーラーサーキットの場合、ダンパーを開放することで床下から外気を導入しますが、冷たさがまだ残る地表の熱を利用した爽やかな空気を室内側に設けたインナーサーキットに通気させます。この空気が淀みなく壁の中を通り小屋裏にあるSC ファンによって外部に排出されることになります。
こうした自然のエネルギーを利用した天然のエアコンともいえる作用により、壁の中の温度上昇を抑え、室内の爽やかな環境を創出するのです。
外の風などの状態にもよりますが、人が心地よいと感じるような時は、窓も開放するのももちろんOKです。
しかしながら、まだこの時期は、日中と夜間の温度差が激しく、夜間もダンパーを解放したままだと、冷たい外気が侵入し、室内も肌寒さを感じる場合がありますので、外気温が15℃以下の場合や寒く感じる場合は閉鎖するなどの調整も必要になってきます。
こうした作業が面倒だという声にお応えし、SCナビという外気温をセンサーで感知し、自動で開閉するシステムもご用意しております。
そして、梅雨に入ったら湿気の侵入を防ぐためにダンパーは閉鎖となります。外の相対湿度の高い梅雨時は、床下のカビや夏型結露の発生を防ぐためにも、湿気の侵入を抑えることが必要となります。
概ね宮城県の場合には、梅雨の明ける7月末か七夕祭りの頃までは、ダンパーは閉鎖します。
状況に応じて、エアコンや除湿機を利用して、湿度60%台の維持を心がけると快適な暮らしが送れます。
また、梅雨時であってもカラリと晴れあがった日などは、窓を開けて押入れやクローゼット内にも空気を通してあげるのも効果的です。
※ 7月~8月の時期は、換気システムにリフレア(除湿装置)を組み込むと、室内の空気は常時除湿され、60%台の湿度を維持しますので、さらに効果的で暑い夏もエアコンいらずで過ごせます。
そして、梅雨が明けたら10月の中頃までは、ダンパーを開放して壁の中を通気させましょう。
構造の中にも通気性を持たせ、建物の耐久性を向上させるためにも大事な作業となります。
暑い夏でも、25℃前後という床下の地表の温度を利用した空気の流れを構造の中につくることで、壁の中の温度は外気温に比べ低く抑えられ、室内の温度上昇を防ぎます。
特に外気温の低下する夜間には、日中熱せられた建物を冷ます効果が発揮され、室温も同様に低下するので爽やかな朝を迎えられるのです。
ここが、熱ごもりによって暑くなり、冷めにくい、一般の高気密・高断熱住宅との大きな違いであり、夏場の冷房の負荷を大幅に低減するソーラーサーキットの最大のメリットです。
宮城の場合、30℃以内の暑さであれば、開口部からの日射の遮蔽などを心がけることで、エアコンがなくても十分扇風機でしのげますが、30℃を超え、暑く感じる時はエアコンを除湿運転させたり、27℃から28℃の温度設定で運転していただくことで、非常に快適な室内環境が実現いたします。
また短時間のエアコン利用や27℃から28℃位の連続運転であれば、ダンパーは開放したままでも何ら支障はございません。
※ もし、25℃~26℃くらいに冷やしたいという方がいらっしゃれば、ダンパーは閉鎖した方が効率は上がります。お客様の体感や好みによって、カスタマイズできるのもソーラーサーキットの魅力です。家全体を空調するかどうかは、それぞれのライフステージで大きく異なると思います。成人前のお子さんも同居している場合は家全体を空調し、子育てが終わり夫婦だけで暮らす場合は、ある程度限定したスペースの方が、電気料金も低く抑えられます。外断熱と二重通気によって生じる、家を冷ます機能をもつソーラーサーキットの家で、暮らしに合った使い方をお楽しみ下さい。
また、手動ダンパーをお使いの方で、全部のダンパーの開け閉めが大変だという方は、1.2ヶ所の開閉でも効果はありますし、春と秋のお休みの日に5.6回全開放して、壁の中に新鮮な空気を取り入れるだけでも、構造にとってはプラスとなりますので、あまり深く考えずにファジーな感覚でご活用いただいてもOKです。
※ 床下ダンパーは長雨が続くような時や台風時にも閉鎖して頂いた方がベターとなります。SCナビを設置すると、こうした作業もボタン一つでOKですので、採用をお奨めしております。また床下ダンパーは、新築時のコンクリートに含まれる水分を出来るだけ早く除去し、床下の乾燥を促進する働きもございます。
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外断熱が家族を守る 〇ソーラーサーキットの家とはⅡ
それでは、ソーラーサーキットシステムを構成する専用部材を簡単に説明させていただきます。詳細につきましては、専用カタログを準備させていただいておりますので、お気軽に資料のご請求を下さいますようお願いいたします。
〇SCフォーム(断熱材)
ソーラーサーキットの家の断熱材は、押出法による発泡ポリスチレン断熱材を採用し、高い断熱性能はもちろん、屋根材等の重さにも耐える強度と壁内の結露リスクの少ない透湿特性にも優れています。雨や湿気にも強いボード状の断熱材なので、施工中や長期の使用においても形状が安定的で安心して使用可能です。また製造工程でフロンを使わず、リサイクルも可能なので、環境性能にも優れています。
さらに、断熱材の継ぎ目となる部分は、床材のように合決(あいじゃくり)加工とし、気密性能を高め、断熱材の継ぎ目の隙間による欠損を軽減するとともに、将来の経年変化も考慮した形状となっており、見えない部分まで、こだわった断熱材になっています。
〇SC気密シーリングテープ(気密材)
断熱材の継ぎ目部分を塞ぎ、気密性能を高めるテープです。耐久性にも優れ、スポンジのように発泡した材料なので伸縮性があり、押しつぶして使う部分ではパッキン効果もあるので、気密性・水密性の向上や構造躯体の経年変化にも柔軟に対応する資材です。断熱材の表面にスキン加工を施してあるSCフォームと合わせて使用することで、より高い接着能力が発揮されます。
〇SC床下ダンパー
床下ダンパーも窓と同じ外気に接する開口部の一部なので、閉鎖して使用するときに、熱が漏れては意味がありません。素材には高性能樹脂を使用して、断熱材を組み込んだ仕様となっており、ダンパーそのものの断熱性、気密性にも十分配慮しています。
〇SC小屋裏ファン
建物内部に設けたインナーサーキットから、小屋裏に上昇してきた湿気や熱気を排出させるための、排気専用のファン装置となります。小屋裏ダンパーという開閉式の排気装置もございますが、弊社ではSC小屋裏ファンを標準仕様としています。
〇SC-SVシステム(四季対応型第1種換気システム)
ソーラーサーキットは、室内の24時間換気システムにも大きな特徴があります。基本は熱交換タイプの第一種換気システムですが、熱交換器を通過させずに、外気の導入を図る普通換気モードに切り替えて使うことも出来る、四季に合わせて衣替え出来る画期的な換気システムと言えます。
SC-SVシステムの普通換気モードがその威力を発揮するのが、主に中間期から夏の時期で室内温度よりも外気温が低い、主に夜間となります。
冬の場合は、熱交換すると冷たい外気を室内温度に近づけることが出来るので、有効ですが、夏の場合は逆効果になるケースが生じてきます。
例えば、夏でも夜間や早朝は外気の温度が下がり、室内よりも外気の方が涼しい環境下におかれるケースが多々出てまいります。
室内が28℃で外気が22、3℃の場合、熱交換すると室内へ取り入れる外気は25.6℃となり、早朝になっても室内の温度低下は少ないのですが、涼しい空気をそのまま室内に取り入れることで、23.4℃に温度は低下し、実に爽やかな朝を迎えることになります。またそうすることで、暑さを感じる室内温度になるまでの時間を遅らせることにもなり、冷房の使用頻度を軽減する一助になるのです。
ようするに、涼しい夜間に窓を開けずとも、夜風を取り入れることが、出来るということです。
※室内温度より外気温が高くなる日中は、熱交換機能がはたらきます。
さらに、ソーラーサーキットの場合、インナーサーキット(内部通気層)にも、外気が通気されるので、建物の構造そのものを冷やす効果も同時に発揮されることになります。
つまり、換気によって室内に直接取り入れる外気と、インナーサーキットを流れる外気の二重の効果で、昼間に熱せられ建物そのものを冷ますことができるわけで、一般の高気密・高断熱住宅に見られがちな熱ごもりによる暑苦しさとは、比較にならないほど爽やかな室内環境が創り出されるのです。
このSC‐SVシステムの熱交換の切り替えは、本体に組み込まれた温度センサーが外気温と室温を検知し、自動的に熱交換換気と普通換気(外気導入)を切り替えできるタイプが選択できます。つまり室内の爽やかさや暖かさが、換気によって無駄に捨てられないように、室内の空気を入れ替え、室内を24時間いつも新鮮な空気で保つことができるのです。
※ 自動機能はSV20Zタイプとなります。
このように、ソーラーサーキットは、冬の快適性と同時に、夏の快適さも実現するために開発されたシステムなので、弊社で建てたお客様は、夏場でもほとんどエアコンを使わずに過ごしている方も多いというわけです。
さらに、SC-SVシステムには、高性能除じんフィルターも装備されており、0.01ミリ以下の花粉やホコリなどの細かな粒子を97%除去します。また着脱式フィルターボックスなので、換気装置内部もお掃除もしやすく、長くお使いいただくうえでも安心です。
※ 自然給気・機械排気の第3種換気システムも選択できますが、寒さの厳しい宮城において出来るだけ熱ロスの軽減を図るために弊社では、SC-SVシステムを標準にしています。尚換気システムの電気料金は、建物の大きさや換気経路によっても若干変わりますが、40坪位の住宅で月額1,000円から1,200円の料金を目安にお考えください。
〇SCウィンド
室内から逃げて熱で、大きな割合を占めるのが、窓サッシの開口部で、サッシの性能が低いと、いくら基礎や壁・屋根の断熱を強化しても熱がどんどん逃げてしまいます。
住宅の高性能化と省エネルギー化には、サッシの断熱性能向上も必要不可欠となってきます。
窓は見ての通り基礎や壁・屋根と比べ断熱性能が劣ります。省エネルギー基準でいうと壁と窓の断熱性能差は7倍(壁U値0.53:窓U3.49)となり、いかに開口部分が断熱性能的に劣るのかお分かりいただけると思います。
住宅の高性能化と省エネルギー化には、窓サッシの断熱性能向上が必要不可欠と言えます。
当社採用の「SCウィンド」は、断熱性能・防露性と防音性に優れた高性能オール樹脂サッシです。窓枠は肉厚2.5㎜以上の樹脂を採用し強度・劣化に対して担保しています。この樹脂の肉厚は他社にないものであり、平成25年には公共建築物標準仕様書に樹脂製建具が掲載されましたが、SCウィンドは肉厚基準2.0㎜以上の規定を満足した窓となっております。また昨秋より、標準でトリプルガラス(アルゴンガス・LOW-E2層)仕様のSCウィンドを採用しておりますので、できる限り熱損失を抑え、結露する可能性からも解放され健康で快適な暮らしが実現します。
SCウィンドは住まわれてからのメリットもあります。窓サッシについている性能を確保するためのパッキン等の部品はどの窓サッシでも紫外線劣化等による消耗部品となっております。SCウィンドはこの消耗部品が取り替えられる構造となっており「手入れして長く使う」という長期優良住宅に則った製品となっております。また建具調整の幅が大きく経年で変化する状況に対応できる優れた窓です。
〇ターミメッシュフォームシステム(基礎外断熱メッシュ防蟻工法)
基礎の耐久性や熱ロス防止など優れた点が多い基礎外断熱工法ですが、その工法における有効な防蟻措置として、防蟻薬剤を一切使用しない基礎外断熱メッシュ防蟻工法?「ターミメッシュ フォームシステム○R」が開発されました。
住宅の防蟻措置といえば、これまでは長期の効果持続性が期待できない防蟻薬剤に頼ることがほとんどでした。
一方、シックハウス症候群が社会問題化し建築基準法では有機リン系防蟻薬剤は使用が規制されました。
しかし規制外の防蟻薬剤でも、厚生労働省にて室内濃度指針値が設定された化学物質を含む防蟻薬剤が使用されることもありうるのが実状です。
「ターミメッシュ フォームシステム」はシロアリの侵入を防ぎ、分泌物などにも強いステンレスメッシュを、基礎外断熱部および侵入の可能性のある配管の取り出し部分に隙間なく敷設し、シロアリの地中からの侵入を物理的に阻止します。薬剤をまったく使わない工法ですので、シックハウスの心配がなく、その効果も長期にわたって続きます。
「ターミメッシュ フォームシステム」は、これまでの防蟻対策の問題点を解消し、基礎外断熱性能を存分に発揮いたします。
〇SCナビ
これまで、手動式で開閉が面倒だったり、開閉のタイミングがわかりづらいといったご要望に応えて開発されたのが、SCナビです。
SCナビは、外気温の変化をセンサーが感知して床下ダンパーの開閉と小屋裏ファンのON・OFFおよび強弱運転の切り替えを自動でコントロールできるシステムとなります。
立地条件によっても異なってくる外気温度の変化にリアルタイムで、きめ細やかに対応します。特に日中と夜間の温度変化が激しい、春先や秋口の室内温度の調整には効果的で、体調の崩しやすい時期の安定した室温維持には最適なシステムです。
〇リフレアとは
ソーラーサーキットの家を、さらに快適にもっと賢く住まうために、最新のテクノロジーで開発されたのがリフレアです。
リフレアは、室内に新鮮な空気を取り入れるSC-SVシステムと連動する専用除湿ユニットを組み合わせることで、24時間換気によって取り込まれる外の湿気を効率的に除湿するシステムで、一日あたり約30リットルから40リットルの除湿能力を発揮します。
〇梅雨も夏も、冷やさなくてもさわやかの家
湿気が多い季節も、リビングや寝室だけでなく、普段使わない客間や収納スペースにも、きれいな除湿した空気を供給します。
日常の生活によって生じる湿気や、汚れた空気は換気システムで計画的に排気し、キッチンや、洗面・浴室の局所換気によって排気されるので、室内はきれいな除湿された空気で満たされます。
リフレアは、再熱除湿方式だから、連続除湿や夜間除湿をしても部屋が寒くなることがありません。部屋を冷やさない除湿だから、寒さを感じずに睡眠できます。
また、ダクト換気システムで除湿した空気を室内全体に送ることができるので、エアコンのない部屋まで除湿された空気で満たすことができ、しかもポータブル除湿機のような機械音がありません。
夏の温度上昇を抑える外断熱・二重通気工法だから、冷房で部屋を冷たくさせない全館除湿がマッチします。
〇室温低下を和らげるうれしい加温装置
リフレアには、寒い時期に換気で取り込む新鮮な空気を温める加温機能もセットされております。主に換気の気流感が気になる場合にお使いいただくものですが、暖房がされていない部屋の温度が、24時間換気で低下することを、補助的に抑える使い方もできます。
夜間に暖房を消しても、ほんわり暖かな空気が、室内全体に送り込まれるので早朝の温度の低下を抑えます。
弊社で、既に導入させていただいた皆さんに、非常に喜ばれおり、家中がカラッとして気持ちいいとか。エアコンをほとんど使わなくなったとか。2階の暖房が必要なくなったといったお話をよく聞くようになりました。
※ リフレアは、換気ユニットと除湿ユニットを連動させるため、空気を送り込むための動力は必要なく、ヒートポンプによる省エネ除湿ですので、6畳位のエアコン1台分の消費電力で全館除湿が可能です。定格消費電力は560Wですが、鹿児島での実測データでは、平均の消費電力は315Wとなり、¥23/KWhで計算すると、24時間連続運転でも、一日当たり174円となり月額5,220の電気料金となります。尚加温システムの平均消費電力は約650Wですが、主に料金の割安な深夜電力を利用しますので、1日8時間運転した場合、一日あたり58.5円となり月額1,750円程度の電気料金となります。
〇SCフォーム(断熱材)
ソーラーサーキットの家の断熱材は、押出法による発泡ポリスチレン断熱材を採用し、高い断熱性能はもちろん、屋根材等の重さにも耐える強度と壁内の結露リスクの少ない透湿特性にも優れています。雨や湿気にも強いボード状の断熱材なので、施工中や長期の使用においても形状が安定的で安心して使用可能です。また製造工程でフロンを使わず、リサイクルも可能なので、環境性能にも優れています。
さらに、断熱材の継ぎ目となる部分は、床材のように合決(あいじゃくり)加工とし、気密性能を高め、断熱材の継ぎ目の隙間による欠損を軽減するとともに、将来の経年変化も考慮した形状となっており、見えない部分まで、こだわった断熱材になっています。
〇SC気密シーリングテープ(気密材)
断熱材の継ぎ目部分を塞ぎ、気密性能を高めるテープです。耐久性にも優れ、スポンジのように発泡した材料なので伸縮性があり、押しつぶして使う部分ではパッキン効果もあるので、気密性・水密性の向上や構造躯体の経年変化にも柔軟に対応する資材です。断熱材の表面にスキン加工を施してあるSCフォームと合わせて使用することで、より高い接着能力が発揮されます。
〇SC床下ダンパー
床下ダンパーも窓と同じ外気に接する開口部の一部なので、閉鎖して使用するときに、熱が漏れては意味がありません。素材には高性能樹脂を使用して、断熱材を組み込んだ仕様となっており、ダンパーそのものの断熱性、気密性にも十分配慮しています。
〇SC小屋裏ファン
建物内部に設けたインナーサーキットから、小屋裏に上昇してきた湿気や熱気を排出させるための、排気専用のファン装置となります。小屋裏ダンパーという開閉式の排気装置もございますが、弊社ではSC小屋裏ファンを標準仕様としています。
〇SC-SVシステム(四季対応型第1種換気システム)
ソーラーサーキットは、室内の24時間換気システムにも大きな特徴があります。基本は熱交換タイプの第一種換気システムですが、熱交換器を通過させずに、外気の導入を図る普通換気モードに切り替えて使うことも出来る、四季に合わせて衣替え出来る画期的な換気システムと言えます。
SC-SVシステムの普通換気モードがその威力を発揮するのが、主に中間期から夏の時期で室内温度よりも外気温が低い、主に夜間となります。
冬の場合は、熱交換すると冷たい外気を室内温度に近づけることが出来るので、有効ですが、夏の場合は逆効果になるケースが生じてきます。
例えば、夏でも夜間や早朝は外気の温度が下がり、室内よりも外気の方が涼しい環境下におかれるケースが多々出てまいります。
室内が28℃で外気が22、3℃の場合、熱交換すると室内へ取り入れる外気は25.6℃となり、早朝になっても室内の温度低下は少ないのですが、涼しい空気をそのまま室内に取り入れることで、23.4℃に温度は低下し、実に爽やかな朝を迎えることになります。またそうすることで、暑さを感じる室内温度になるまでの時間を遅らせることにもなり、冷房の使用頻度を軽減する一助になるのです。
ようするに、涼しい夜間に窓を開けずとも、夜風を取り入れることが、出来るということです。
※室内温度より外気温が高くなる日中は、熱交換機能がはたらきます。
さらに、ソーラーサーキットの場合、インナーサーキット(内部通気層)にも、外気が通気されるので、建物の構造そのものを冷やす効果も同時に発揮されることになります。
つまり、換気によって室内に直接取り入れる外気と、インナーサーキットを流れる外気の二重の効果で、昼間に熱せられ建物そのものを冷ますことができるわけで、一般の高気密・高断熱住宅に見られがちな熱ごもりによる暑苦しさとは、比較にならないほど爽やかな室内環境が創り出されるのです。
このSC‐SVシステムの熱交換の切り替えは、本体に組み込まれた温度センサーが外気温と室温を検知し、自動的に熱交換換気と普通換気(外気導入)を切り替えできるタイプが選択できます。つまり室内の爽やかさや暖かさが、換気によって無駄に捨てられないように、室内の空気を入れ替え、室内を24時間いつも新鮮な空気で保つことができるのです。
※ 自動機能はSV20Zタイプとなります。
このように、ソーラーサーキットは、冬の快適性と同時に、夏の快適さも実現するために開発されたシステムなので、弊社で建てたお客様は、夏場でもほとんどエアコンを使わずに過ごしている方も多いというわけです。
さらに、SC-SVシステムには、高性能除じんフィルターも装備されており、0.01ミリ以下の花粉やホコリなどの細かな粒子を97%除去します。また着脱式フィルターボックスなので、換気装置内部もお掃除もしやすく、長くお使いいただくうえでも安心です。
※ 自然給気・機械排気の第3種換気システムも選択できますが、寒さの厳しい宮城において出来るだけ熱ロスの軽減を図るために弊社では、SC-SVシステムを標準にしています。尚換気システムの電気料金は、建物の大きさや換気経路によっても若干変わりますが、40坪位の住宅で月額1,000円から1,200円の料金を目安にお考えください。
〇SCウィンド
室内から逃げて熱で、大きな割合を占めるのが、窓サッシの開口部で、サッシの性能が低いと、いくら基礎や壁・屋根の断熱を強化しても熱がどんどん逃げてしまいます。
住宅の高性能化と省エネルギー化には、サッシの断熱性能向上も必要不可欠となってきます。
窓は見ての通り基礎や壁・屋根と比べ断熱性能が劣ります。省エネルギー基準でいうと壁と窓の断熱性能差は7倍(壁U値0.53:窓U3.49)となり、いかに開口部分が断熱性能的に劣るのかお分かりいただけると思います。
住宅の高性能化と省エネルギー化には、窓サッシの断熱性能向上が必要不可欠と言えます。
当社採用の「SCウィンド」は、断熱性能・防露性と防音性に優れた高性能オール樹脂サッシです。窓枠は肉厚2.5㎜以上の樹脂を採用し強度・劣化に対して担保しています。この樹脂の肉厚は他社にないものであり、平成25年には公共建築物標準仕様書に樹脂製建具が掲載されましたが、SCウィンドは肉厚基準2.0㎜以上の規定を満足した窓となっております。また昨秋より、標準でトリプルガラス(アルゴンガス・LOW-E2層)仕様のSCウィンドを採用しておりますので、できる限り熱損失を抑え、結露する可能性からも解放され健康で快適な暮らしが実現します。
SCウィンドは住まわれてからのメリットもあります。窓サッシについている性能を確保するためのパッキン等の部品はどの窓サッシでも紫外線劣化等による消耗部品となっております。SCウィンドはこの消耗部品が取り替えられる構造となっており「手入れして長く使う」という長期優良住宅に則った製品となっております。また建具調整の幅が大きく経年で変化する状況に対応できる優れた窓です。
〇ターミメッシュフォームシステム(基礎外断熱メッシュ防蟻工法)
基礎の耐久性や熱ロス防止など優れた点が多い基礎外断熱工法ですが、その工法における有効な防蟻措置として、防蟻薬剤を一切使用しない基礎外断熱メッシュ防蟻工法?「ターミメッシュ フォームシステム○R」が開発されました。
住宅の防蟻措置といえば、これまでは長期の効果持続性が期待できない防蟻薬剤に頼ることがほとんどでした。
一方、シックハウス症候群が社会問題化し建築基準法では有機リン系防蟻薬剤は使用が規制されました。
しかし規制外の防蟻薬剤でも、厚生労働省にて室内濃度指針値が設定された化学物質を含む防蟻薬剤が使用されることもありうるのが実状です。
「ターミメッシュ フォームシステム」はシロアリの侵入を防ぎ、分泌物などにも強いステンレスメッシュを、基礎外断熱部および侵入の可能性のある配管の取り出し部分に隙間なく敷設し、シロアリの地中からの侵入を物理的に阻止します。薬剤をまったく使わない工法ですので、シックハウスの心配がなく、その効果も長期にわたって続きます。
「ターミメッシュ フォームシステム」は、これまでの防蟻対策の問題点を解消し、基礎外断熱性能を存分に発揮いたします。
〇SCナビ
これまで、手動式で開閉が面倒だったり、開閉のタイミングがわかりづらいといったご要望に応えて開発されたのが、SCナビです。
SCナビは、外気温の変化をセンサーが感知して床下ダンパーの開閉と小屋裏ファンのON・OFFおよび強弱運転の切り替えを自動でコントロールできるシステムとなります。
立地条件によっても異なってくる外気温度の変化にリアルタイムで、きめ細やかに対応します。特に日中と夜間の温度変化が激しい、春先や秋口の室内温度の調整には効果的で、体調の崩しやすい時期の安定した室温維持には最適なシステムです。
〇リフレアとは
ソーラーサーキットの家を、さらに快適にもっと賢く住まうために、最新のテクノロジーで開発されたのがリフレアです。
リフレアは、室内に新鮮な空気を取り入れるSC-SVシステムと連動する専用除湿ユニットを組み合わせることで、24時間換気によって取り込まれる外の湿気を効率的に除湿するシステムで、一日あたり約30リットルから40リットルの除湿能力を発揮します。
〇梅雨も夏も、冷やさなくてもさわやかの家
湿気が多い季節も、リビングや寝室だけでなく、普段使わない客間や収納スペースにも、きれいな除湿した空気を供給します。
日常の生活によって生じる湿気や、汚れた空気は換気システムで計画的に排気し、キッチンや、洗面・浴室の局所換気によって排気されるので、室内はきれいな除湿された空気で満たされます。
リフレアは、再熱除湿方式だから、連続除湿や夜間除湿をしても部屋が寒くなることがありません。部屋を冷やさない除湿だから、寒さを感じずに睡眠できます。
また、ダクト換気システムで除湿した空気を室内全体に送ることができるので、エアコンのない部屋まで除湿された空気で満たすことができ、しかもポータブル除湿機のような機械音がありません。
夏の温度上昇を抑える外断熱・二重通気工法だから、冷房で部屋を冷たくさせない全館除湿がマッチします。
〇室温低下を和らげるうれしい加温装置
リフレアには、寒い時期に換気で取り込む新鮮な空気を温める加温機能もセットされております。主に換気の気流感が気になる場合にお使いいただくものですが、暖房がされていない部屋の温度が、24時間換気で低下することを、補助的に抑える使い方もできます。
夜間に暖房を消しても、ほんわり暖かな空気が、室内全体に送り込まれるので早朝の温度の低下を抑えます。
弊社で、既に導入させていただいた皆さんに、非常に喜ばれおり、家中がカラッとして気持ちいいとか。エアコンをほとんど使わなくなったとか。2階の暖房が必要なくなったといったお話をよく聞くようになりました。
※ リフレアは、換気ユニットと除湿ユニットを連動させるため、空気を送り込むための動力は必要なく、ヒートポンプによる省エネ除湿ですので、6畳位のエアコン1台分の消費電力で全館除湿が可能です。定格消費電力は560Wですが、鹿児島での実測データでは、平均の消費電力は315Wとなり、¥23/KWhで計算すると、24時間連続運転でも、一日当たり174円となり月額5,220の電気料金となります。尚加温システムの平均消費電力は約650Wですが、主に料金の割安な深夜電力を利用しますので、1日8時間運転した場合、一日あたり58.5円となり月額1,750円程度の電気料金となります。
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〇ソーラーサーキットの家とは
ソーラーサーキットというと、太陽光発電を連想するお客様も多く、いつも説明に苦労するのですが、太陽光発電を搭載した住宅というわけではありません。
ソーラーサーキットという言葉を分解すると、ソーラーは太陽の熱や光の利用を意図し、サーキットは自動車やオートバイのレースに使用する周回コースがイメージされます。
そもそもソーラーサーキットというネーミングは造語です。
分かりやすくいえば、太陽の熱や光・地熱や風といった自然エネルギーを生かし、建物の構造躯体の両側に空気の通り道を設けた周回コースに巡らせるというイメージです。
つまりソーラーは自然の力(エネルギー)・サーキットは空気の通り道となり、
自然エネルギーを活かした空気の通り道のある家ということになります。
ソーラーサーキットは「外断熱」と「二重通気」を組み合わせ開発された技術で、
ソーラーサーキットシステム=外断熱・二重通気工法となります。
(私達は略してソーラーとかSCの家とも呼んでいます)
「外断熱」とは、基礎・壁・屋根といった家全体を断熱材で包むことで、外の暑さや寒さを遮断し、かつ外の空気よりも温度変化が少ない地表の温度を活用する技術です。
一方、「二重通気」は、構造躯体の両側に設けた二重の通気層により、それぞれ空気の流れをつくることで、屋根・外壁などの構造内にこもった湿気や熱気を排出させ、室内の温度や湿度の上昇を抑える技術となります。
この二つの優れた技術を組み合わせることで、出来るだけ冷暖房の力を頼ることなく、四季を通して快適な住みごこちが実現できる住まいのことを、『ソーラーサーキットの家』と呼んでいるのです。
ソーラーサーキットは、高断熱化された住宅を気密化する閉鎖の技術と、風通しを重視した開放の技術といった、ある意味矛盾しているかのような、相反する機能を合わせ持った工法です。
国内におけるほとんどの高気密・高断熱住宅が、冬の寒さ対策に重点をおいた閉鎖型の住まいであるのに対し、夏の暑さ対策も考慮し、構造躯体の中にも通気性を持たせ、高気密・高断熱特有の夏の熱ごもりを軽減すると同時に、構造躯体の耐久性を飛躍的に向上する技術を兼ね備えているのが、ソーラーサーキットの家ということになります。
その要となっているのが、二重通気(ダブルサーキットともいう)の技術です。
二重通気はその名のとおり、断熱材の外側と内側に二重の通気層を設けています。
外側の通気層(アウターサーキットともいう)は、外壁材と断熱材の間の通気層によって、一年を通じて、壁の中に湿気や熱が長時間滞留しないように屋根上部に設けた棟換気口まで空気の流れをつくり、構造躯体や外壁材・断熱材の耐久性を向上させたり、夏の暑さを和らげたりする役割を持っています。
一方、内側の通気層(インナーサーキットともいう)は、断熱材と内壁材との間の通気層で、床下から壁の中を通り、小屋裏につながる空気のながれをつくります。
そして、この内側の通気層に外から空気を取り込む入りとなる、開閉式の床下ダンパーと出口となるSC小屋裏ファンがソーラーサーキットの大きな特徴です。
床下ダンパーは、基礎部分に8か所から10か所程度設け、小屋裏にはSCファンという排気装置を設置します。
この床下ダンパーの開閉とSCファンのON/OFFで内側の通気層の役割を変えているのです。
冬の季節(11月から4月位)にかけては、床下ダンパーを閉鎖し、SC小屋裏ファンはOFFにすることで、閉鎖型の住まいとなり、冷気の侵入や熱損失を防ぎ、さらには室内の暖気を周辺の通気層へと伝達する役目を発揮します。春から秋(5月から10月位)にかけては、床下ダンパーを開放しSC小屋裏ファンをONにすることで、開放型の住まいに衣替えして、床下の風通しを良くし、構造躯体の中の湿気や熱気を排出させ、強い日差しで熱くなった家を冷ます役目を発揮します。
このように、ソーラーサーキットの家は、構造躯体の中まで風通しのよい住まいと寒さを寄せ付けない北国の住まいの両方の特性をもった住まいであり、この開閉の原理は人が衣替えするのと同じことから、「四季に合わせて衣替えできる」というキャッチコピーが生まれています。
家づくりが成功するかどうかは、家が完成した後の「住みごこち」で決まります。
夏の暑い日であっても、爽やかに過ごせる家。冬の寒い日であっても、冷えた体をあたたかく包み込んでくれる家。
そんな心も体もくつろいで、一年中快適に暮らせる家こそ、もっともかけがえのない家族の“資産”だと、私たちは考えています。住んでからでは直せない「住みごこち」の大切さに、一人でも多くのお客さまに気づいてほしい。
そして「建ててよかった」という喜びを心から感じてほしい。
そんな想いを実現するのがソーラーサーキットの家造りなのです。
ソーラーサーキットという言葉を分解すると、ソーラーは太陽の熱や光の利用を意図し、サーキットは自動車やオートバイのレースに使用する周回コースがイメージされます。
そもそもソーラーサーキットというネーミングは造語です。
分かりやすくいえば、太陽の熱や光・地熱や風といった自然エネルギーを生かし、建物の構造躯体の両側に空気の通り道を設けた周回コースに巡らせるというイメージです。
つまりソーラーは自然の力(エネルギー)・サーキットは空気の通り道となり、
自然エネルギーを活かした空気の通り道のある家ということになります。
ソーラーサーキットは「外断熱」と「二重通気」を組み合わせ開発された技術で、
ソーラーサーキットシステム=外断熱・二重通気工法となります。
(私達は略してソーラーとかSCの家とも呼んでいます)
「外断熱」とは、基礎・壁・屋根といった家全体を断熱材で包むことで、外の暑さや寒さを遮断し、かつ外の空気よりも温度変化が少ない地表の温度を活用する技術です。
一方、「二重通気」は、構造躯体の両側に設けた二重の通気層により、それぞれ空気の流れをつくることで、屋根・外壁などの構造内にこもった湿気や熱気を排出させ、室内の温度や湿度の上昇を抑える技術となります。
この二つの優れた技術を組み合わせることで、出来るだけ冷暖房の力を頼ることなく、四季を通して快適な住みごこちが実現できる住まいのことを、『ソーラーサーキットの家』と呼んでいるのです。
ソーラーサーキットは、高断熱化された住宅を気密化する閉鎖の技術と、風通しを重視した開放の技術といった、ある意味矛盾しているかのような、相反する機能を合わせ持った工法です。
国内におけるほとんどの高気密・高断熱住宅が、冬の寒さ対策に重点をおいた閉鎖型の住まいであるのに対し、夏の暑さ対策も考慮し、構造躯体の中にも通気性を持たせ、高気密・高断熱特有の夏の熱ごもりを軽減すると同時に、構造躯体の耐久性を飛躍的に向上する技術を兼ね備えているのが、ソーラーサーキットの家ということになります。
その要となっているのが、二重通気(ダブルサーキットともいう)の技術です。
二重通気はその名のとおり、断熱材の外側と内側に二重の通気層を設けています。
外側の通気層(アウターサーキットともいう)は、外壁材と断熱材の間の通気層によって、一年を通じて、壁の中に湿気や熱が長時間滞留しないように屋根上部に設けた棟換気口まで空気の流れをつくり、構造躯体や外壁材・断熱材の耐久性を向上させたり、夏の暑さを和らげたりする役割を持っています。
一方、内側の通気層(インナーサーキットともいう)は、断熱材と内壁材との間の通気層で、床下から壁の中を通り、小屋裏につながる空気のながれをつくります。
そして、この内側の通気層に外から空気を取り込む入りとなる、開閉式の床下ダンパーと出口となるSC小屋裏ファンがソーラーサーキットの大きな特徴です。
床下ダンパーは、基礎部分に8か所から10か所程度設け、小屋裏にはSCファンという排気装置を設置します。
この床下ダンパーの開閉とSCファンのON/OFFで内側の通気層の役割を変えているのです。
冬の季節(11月から4月位)にかけては、床下ダンパーを閉鎖し、SC小屋裏ファンはOFFにすることで、閉鎖型の住まいとなり、冷気の侵入や熱損失を防ぎ、さらには室内の暖気を周辺の通気層へと伝達する役目を発揮します。春から秋(5月から10月位)にかけては、床下ダンパーを開放しSC小屋裏ファンをONにすることで、開放型の住まいに衣替えして、床下の風通しを良くし、構造躯体の中の湿気や熱気を排出させ、強い日差しで熱くなった家を冷ます役目を発揮します。
このように、ソーラーサーキットの家は、構造躯体の中まで風通しのよい住まいと寒さを寄せ付けない北国の住まいの両方の特性をもった住まいであり、この開閉の原理は人が衣替えするのと同じことから、「四季に合わせて衣替えできる」というキャッチコピーが生まれています。
家づくりが成功するかどうかは、家が完成した後の「住みごこち」で決まります。
夏の暑い日であっても、爽やかに過ごせる家。冬の寒い日であっても、冷えた体をあたたかく包み込んでくれる家。
そんな心も体もくつろいで、一年中快適に暮らせる家こそ、もっともかけがえのない家族の“資産”だと、私たちは考えています。住んでからでは直せない「住みごこち」の大切さに、一人でも多くのお客さまに気づいてほしい。
そして「建ててよかった」という喜びを心から感じてほしい。
そんな想いを実現するのがソーラーサーキットの家造りなのです。
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外断熱が家族を守る 〇ソーラーサーキットの家の誕生Ⅱ
〇 「気密性と通気性」という相反する性能の両立
カネカは1984年、日本に外断熱工法を定着させるべく研究と開発を重ね「カネライト・ハウス」工法を発表していました。これがソーラーサーキットの前身ともいえる工法です。
カネライト・ハウス工法は、外断熱による高気密・高断熱住宅で、室内の温熱環境を良好な状態に保つ最先端の工法として寒冷地で注目され、全国的な普及を目指していました。
しかしその考え方は、冬の寒さ対策に重点をおいた気密性の高い閉鎖型の住まいで、冬の快適さにくらべ夏は逆行するかのように快適とは言えない暑苦しい住まいとなったのです。
北国ならいざ知らず、多雨多湿の本州では、夏は熱ごもりで暑くなり、逆に冷房負荷が高まり省エネには逆行する住まいになるのです。
そこで、生まれた発想が「気密性」と「通気性」という二つの性能の両立でした。
多雨多湿で四季の変化が激しい気候風土の本州においても、気密性と通気性という相反する二つの性能を両立する事ができれば、四季を通じての快適性と耐久性も実現する住宅ができるのではないか。そうすれば日本の住宅を劇的に変える事ができるのではないだろうか。という考えに基づいて開発された工法が、気密性の高い外断熱工法に通気性を加えた『外断熱・二重通気工法』なのです。これがソーラーサーキットの家の基本をなす工法です。
こうして、1988年、関係者の熱意と努力によって誕生したのがソーラーサーキットの家です。
これまで様々な改良と進化を遂げつつ、20,000件を超えるお客様に、「冬暖かく・夏爽やかな」住み心地のいい住まいを提供し、今や外断熱の最高峰ともいえる工法に成長したのです。
「ソーラーサーキットの家」は、建物の外側をすっぽりと覆う外断熱によって、外の暑さ・寒さを遮断し、断熱材の両側に二重の通気層を設けることでそれぞれに通気性を確保します。
室内側の通気層には、ダンパーの開放と閉鎖が可能な技術を取り入れて、四季を通して良質な室内環境を創出すると同時に、壁体内の湿気や熱気を排出し、構造の中までも風通しを良くすることで、耐久性を高める画期的で理想的な建物なのです。
つまり、ソーラーサーキットの家は、1988年の時点で既に既に、現在国が推進する長期優良住宅の基準に示されている考え方に沿った性能や、さらに高断熱住宅の夏対策まで、独自技術で、完成させていたということになるのです。
カネカは1984年、日本に外断熱工法を定着させるべく研究と開発を重ね「カネライト・ハウス」工法を発表していました。これがソーラーサーキットの前身ともいえる工法です。
カネライト・ハウス工法は、外断熱による高気密・高断熱住宅で、室内の温熱環境を良好な状態に保つ最先端の工法として寒冷地で注目され、全国的な普及を目指していました。
しかしその考え方は、冬の寒さ対策に重点をおいた気密性の高い閉鎖型の住まいで、冬の快適さにくらべ夏は逆行するかのように快適とは言えない暑苦しい住まいとなったのです。
北国ならいざ知らず、多雨多湿の本州では、夏は熱ごもりで暑くなり、逆に冷房負荷が高まり省エネには逆行する住まいになるのです。
そこで、生まれた発想が「気密性」と「通気性」という二つの性能の両立でした。
多雨多湿で四季の変化が激しい気候風土の本州においても、気密性と通気性という相反する二つの性能を両立する事ができれば、四季を通じての快適性と耐久性も実現する住宅ができるのではないか。そうすれば日本の住宅を劇的に変える事ができるのではないだろうか。という考えに基づいて開発された工法が、気密性の高い外断熱工法に通気性を加えた『外断熱・二重通気工法』なのです。これがソーラーサーキットの家の基本をなす工法です。
こうして、1988年、関係者の熱意と努力によって誕生したのがソーラーサーキットの家です。
これまで様々な改良と進化を遂げつつ、20,000件を超えるお客様に、「冬暖かく・夏爽やかな」住み心地のいい住まいを提供し、今や外断熱の最高峰ともいえる工法に成長したのです。
「ソーラーサーキットの家」は、建物の外側をすっぽりと覆う外断熱によって、外の暑さ・寒さを遮断し、断熱材の両側に二重の通気層を設けることでそれぞれに通気性を確保します。
室内側の通気層には、ダンパーの開放と閉鎖が可能な技術を取り入れて、四季を通して良質な室内環境を創出すると同時に、壁体内の湿気や熱気を排出し、構造の中までも風通しを良くすることで、耐久性を高める画期的で理想的な建物なのです。
つまり、ソーラーサーキットの家は、1988年の時点で既に既に、現在国が推進する長期優良住宅の基準に示されている考え方に沿った性能や、さらに高断熱住宅の夏対策まで、独自技術で、完成させていたということになるのです。
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