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快適すぎるともやしっ子?

  • 快適すぎるともやしっ子?
今日はお客様から「家があまり快適だと、子ども達が、ひ弱なもやしっ子になるのでは~?」という質問が寄せられたので、お答えさせていただきます。

多分、日本には四季があって、寒ければ寒いなりの、暑ければ暑いなりの生活をしないと抵抗力がなくなるのではということだと思うのですが、

皆さん、外に出て、散歩やハイキングに行きたくなる季節は?と尋ねれば、ほとんどの方は春や秋と答えるでしょう。

冬暖かく、夏爽やかな家にするということは、家の中を常に穏やかな気候に近い状態にしましょうということで、こうした環境の中で暮らすことで、とても活動的になって、風邪もひきにくくなり、学校を休まなくなったとか、病院にいくこともホントに少なくなるのです。

画像は、幼稚園児における冬期間の病欠度合を調査したデータですが、家・幼稚園とも断熱が不十分な場合、家・幼稚園とも断熱性能が優れた子どもに比べ、病欠の割合は2.6倍に増加するそうです。

弊社の快適な外断熱の家で暮らすお子さんは、こたつでくるまったり、ストーブの前で張り付いたりしていることはなく、とても賑やかで、うるさい位に(笑)とても元気です。

快適な家に暮らすということは、家の寒さや暑さからくるストレスから解放され、お子さんに限らずご家族の皆さんがとても明るく意欲的な生活が送れます。

家の中が寒いから、外に出るのがいやになるのです。

家が暖かくて体が暖まっていれば、外に出るのも苦痛にはならないのです。

そして、付け加えさせていただければ、家が暖かいと免疫力を高める為に有効とされる基礎体温もおのずと上がることで、逆に抵抗力がつき、丈夫で健康な体をつくるということをご理解いただきたいと思います。

藤沢サスティナブル・スマートタウン

  • 藤沢サスティナブル・スマートタウン
前回,松下経営塾の研修について紹介させていただきましたが、その後に、藤沢にあるサスティナブルタウンの見学に行って参りましたので、紹介させていただきます。



ご存知とは思いますが、サスティナブルとは持続可能であること。環境破壊をせずに維持、継続できることを指していいますが、このSSTは100年先も「生きるエネルギー」が生まれる街になるように住宅・商業・健康・福祉・教育・コミュニテイなどの各施設を計画、着々と街づくりが進んでいます。



まず団地内の公共用地には、約100KWの太陽光パネルが設置され、共用部分への電気供給並びに売電収入により、維持管理の費用に充当しています。もちろん全ての住宅には太陽光パネルが搭載されています。



電柱は地下埋設され、団地内には街灯が50か所位の街灯があるだけでとてもスッキリしています。この街灯は、人や車が近づくと明るくなるそうで、防犯カメラも設置してあり、セキュリティも万全です。



特徴的なのは、駐車スペースは環境に配慮して各戸1台以下ということです。





その代わりに、カーシェアリングや電動自転車の無料貸し出しのサービスを実施しており、団地内の商業施設にはレンタカー会社が豊富なレンタカーを用意しています。



ドッグランスペースもありました。





公園内には、非常時に周辺住民の方も利用できるように、かまどになるベンチやトイレも埋設されています。



コミュニティセンターでは、災害時の対応やセキュリティの管理、専用のポータルサイトを開設し、住民の皆さんに対しての情報発信や住民同士のコミュニティの形成も可能となっています。

その他にもご紹介したい施設やサービスはたくさんありましたが、私も時間の都合上全ては見学出来ませんでしたので、この辺で失礼いたします。

ちなみに、分譲住宅の価格帯は平均6,000万円台となっており、月々13,000程の管理費が必要だそうですが、売れ行きは好調のようでした。















素直な心

  • 素直な心
先日、パナソニックリフォームクラブ全国大会の研修にて、パナソニックの創業者である松下幸之助さんが、1980年に、私財70億円(他に寄付50億円)を投じて、神奈川の茅ヶ崎に開設した松下政経塾に行って参りました。







施設内にある茶室「松心庵」には、幸之助さんの自筆の書「素直」が飾ってありました。







人として成長するためには、素直な心が何より大事だということですが、頭では分かっていてもなかなか実践するのは難しいことです。

人の話を、謙虚に受け止め、邪心や疑念を持たずに素直に聞く。

自らも、心して生きていきたいと思います。

現在、政経塾には、志を持った18名の塾生が在籍しているとのことですが、「自修自得」の精神で、将来、日本を引っ張っていくリーダーにふさわしい人間力を高める為に日々研鑽に努めています。

ちなみに、毎年200名ほどの応募があり、6名前後入塾するそうで、全寮制で活動費として月々21万円の支給を受けているとのことでした。



綺麗に手入れされている庭園には、日本で初めにさくカワズザクラが綺麗に咲いてました。

それにしても、21世紀の日本を憂い、この政経塾を開塾したのは、幸之助さんが85才の時です。

これこそが、まさしく志だと痛感させられました。




高気密・高断熱もどきにご注意を

  • 高気密・高断熱もどきにご注意を
画像は、家の隙間面積を計測する気密測定器です。

高気密・高断熱が誕生して約35年。ようやく世の中に認知され、一般的となりましたが、未だに名ばかりの高気密・高断熱住宅が非常に多く、注意が必要です。

気密性能が悪いと、計算どうりの断熱性能が発揮されず、不快な温度差とともに、エネルギーのロスによる光熱費の上昇を招きます。

また換気が正常に機能せず、空気の滞留により、空気が汚れや臭いの原因にもなります。

そして、何より怖いのが、室内の水蒸気が躯体内に侵入し、建物を腐らす内部結露の原因につながるのです。

宮城のような寒冷地で、高気密・高断熱住宅というからには、将来の経年変化を考慮して、1.0以下のC値(家の隙間相当面積)が必須となります。



気密測定は、改正省エネ基準でも、何故か?義務化になっておらず、まだまだ無頓着で、測定も実施しないメーカーが多いのが悲しいかな現実です。

気密性能は、省エネ性や快適性・家の耐久性にも影響を及ぼす重要な要素となります。

新築を計画なさっている人は、是非検討しているメーカーの気密に対する考え方や性能値・測定の有無などをしっかりとご確認下さい。

住宅設備にもこだわっています。

  • 住宅設備にもこだわっています。
先週、弊社の標準設備メーカーとして、長年にわたりお付き合いさせていただいているタカラスタンダードの会合がありました。

新年度の施策や新商品についての、発表がありましたが、物づくりに対しての熱い想いとホーローへのこだわりは、さすが国内NO1のメーカーだと改めて感じた次第です。

弊社も、地元の責任あるメーカーとして、「いつまでも強く・いつまでも快適に」住む人と建物の健康をいつまでも守り、50年後も価値ある住まいとなる様、これからも外断熱の家づくりにとことんこだわっていかねばと決意を新たにしたところでございます。

そして、パーティ後の2時会では、大変お世話になっている代理店㈱イワベニの藤井社長、タカラの担当者でもあり、弊社のオーナーでもあるS係長とともに、高校の同級生が麻布で経営している「ふじ嶋」という焼き鳥屋さんで、とっておきの日本酒をいただきながら、これからの住まいに対して、熱く語り合いとても有意義な時間を過ごさせていただきました。



ということで、ついでといっては何ですが、タカラさんの話が出たところで、弊社がなぜタカラスタンダードの商品を長年にわたり、標準採用しているか?

「外断熱が家族を守る」から抜粋して、紹介させていただきますので、よろしければお付き合い下さい。

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2015年、オリコンが住宅設備ショールームの満足度ランキングを発表しました。1位がタカラスタンダード・2位はTOTO・3位はパナソニックとなりました。弊社では、基本的にどのメーカーでも取り扱いは可能ですが、標準仕様として取り扱っているのは、ランキング上位3社の商品となります。

特に、タカラスタンダードは、長年メインの住宅設備として、代理店を介さずメーカー直接のお取引をさせていただいております。そして、オリコンランキング1位のみならず、キッチンやユニットバスの売り上げも国内NO1のメーカーです。

ところが、タカラスタンダードの住宅設備を標準採用しているハウスメーカーは非常に少なく、大手を含め住宅展示場の中で、タカラスタンダードの商品はほとんど見かけることはありません。

なぜ、ハウスメーカーのシェアが低いのに出荷台数はトップなのでしょう。

これはリピーターが非常に多いということを指しているのです。タカラの商品は、ホーロー製なので、丈夫で手入れがラクで、使えば使うほど良さがわかり長持ちするのが特徴です。また品質の高さに加え、充実したアフターサービスなどによってユーザーから高い支持と評価を受けているのです。

つまり、ハウスメーカーや工務店の標準になっていないにも、かかわらず建て替えやリフォームの際に、タカラの商品を指名するお客様が実に多いという事なのです。

造り手側は、お客様から指名されれば、採用しなければならないのは、必然という訳です。

そして、「見て・触れて・納得」という体感をテーマに全国に170ヵ所ものショールーム展開を図り、お客様本位の営業体制を確立しているというのも大きな要因ではないでしょうか。

それではなぜハウスメーカーの採用率が低いのでしょうか?

それはタカラスタンダード独自の価格設定にあります。

値引きが当たり前で、実質の価格が不明瞭な、住宅関連業界のマーケットの中でタカラさんは上代(定価)を低く設定しているいわば正直な商いをしているメーカーです。

定価が低いということは、当然商品を仕入れする際の掛け率(原価率)は高くなるのです。つまり売り手側にとっては、利益が確保しづらく、販売しにくい商品と言う事になるのです。

まあ、この辺の業界の裏事情については何かと差し障りがありますので、これ以上は控えさせていただきますが、そうした中でのNO1ということで、それだけお客様に支持されている証ですので、素直に敬意を表したいと思いますし、弊社にとっても非常に嬉しいことでもあるのです。

派手な宣伝もなく、どちらかと言えば地味なイメージのメーカーですが、ホーローにこだわり、お手入れのしやすさ、丈夫さ、清潔さといったキッチンの最も大事な使い勝手を重視する姿勢は、住みごこちにこだわる弊社の家づくりのコンセプトにピッタリなメーカーなのです。

よく、お客様から「タカラを標準にしているのは珍しいですね」というお話を頂戴しますので、簡単に説明させていただきました。