昨日、室内のカビ1位は、洗濯機の中ということをご紹介させていただきましたが、早速2位は?という問い合わせがありましたので、お答えいたします。
2位もまた意外でしたが、
100件中、35件の家で発見したそうです。
それは
窓にあるカーテンです。なんでもカーテンには
アスペルギルス・フミガータスという舌を噛みそうな名前のカビが多く潜んでいるそうで、場合によっては死につながる毒性の強いカビだそうです(怖)
理屈は単純で、湿気の多い夏場に網戸に付着したカビが、窓開けによって室内に侵入し、カーテンに付着したり、窓際の結露によって、カーテンも湿気や水分を吸収し、知らず知らずのうちにカビが生えているそうです。
対策は、
〇 網戸を掃除して使わない時は、秋から冬はしまっておくこと。(長持ちにもつながります)
〇 結露を発生させないようにすること。
〇 春と秋にカーテンは、洗濯すること。
その他にも、浴室やシャワーヘッド・冷蔵庫や押入れ・クローゼットやタンスの陰・下駄箱など
危険な場所はたくさんあります。
カビは健康にも影響を及ぼし、エサともなってダニの繁殖にもつながる厄介な存在です。
カビの臭いをとるためにファブリーズなんかを吹き付けると、益々湿気がたまり逆効果になったり、化学物質によるアレルギーを発症したりするので注意が必要です。
カビは、20℃~30℃・湿度70%以上・人間の垢やフケ・皮脂・ハウスダストなどの栄養分があればどこにでも繁殖します。
こうした環境にならない住まいと暮らし方が非常に大事なことなのです。
HOME > 大東住宅/社長ブログ
意外な場所が2位
k-taka:コメント(0):[大東住宅/社長ブログ]
ー家づくりを成功させるためにー 「住まい塾セミナー」のご案内
「住まい塾」は、お客様の一生に一度のマイホームが成功するように、家づくりについての重要なポイントについてご理解いただくために開催させていただいております。
家を建てようと考えると、まず初めにどんな間取りにしよう・こんな外観がいいな・、どこのメーカーがいいだろう・毎月の支払いはこの位でといったことを考えるのが一般的です。
もちろん、間取りやデザイン・設備や価格・メーカーのブランドなども重要です。
しかし、これらを検討する前に、耐震性や耐久性・省エネや快適性・健康や将来の資産価値・そして一番大事な住み心地を大きく左右する、室内の温熱環境と空気環境が備わっているかを確認しなければなりません。
家族の幸せを願って建てるマイホームです。もし住宅ローンが終わる前に、家が腐れたり、地震で壊れたり、健康を損ねたりするなどしたら、まさしく悲劇で、その資産価値をなくすことなどは絶対にあってはならないことです。
ハウスメーカーの営業マンは、
〇 高気密・高断熱・高耐震です。
〇 長期優良住宅の最高等級です。
〇 ZEH(ゼロエネルギーハウス)基準クリアの省エネ住宅です。
〇 エアコンだけで十分快適です。
〇 4スター建材や安全な防蟻薬剤を使用しているのでシックハウスも心配ありません。
〇 計画換気で、綺麗な空気の中で健康な暮らしが送れます。
〇 100年先も資産となる長寿命住宅です。
と、もっともらしい説明をいたしますが、こうした言葉を鵜呑みにすることなく、なぜ大丈夫なのか、本当に大丈夫なのかをご自身で理解する必要があるのです。
例えば、一昨年住宅の省エネ基準が改正となり、2020年、つまり3年後には、新基準が義務化となり、基準を満たさない住宅は建てられなくなります。
しかし、現在はまだ猶予期間となり、わずか3年後に義務化となる基準に満たない住宅が今もなお建てられ続けているのです。
さらに言えば、この義務化となる基準でさえ、最低限のレベルであり、ご自身の検討している住宅が、どのレベルにあるのか?その性能が正しく発揮されるのか?将来も保持できるのか?などほとんど理解せずに、家を建てたり、建売を購入する方が、非常に多いのです。
住まい塾では
○冬も夏も省エネで快適、健康な住まいにするには?
○ZEH[ネット・ゼロ・エネルギーハウス]ってなんだろう?
○各メーカーの性能の違いを見極めるには?
○シックハウス・化学物質過敏症にならない為に
○50年後も確かな資産として、有効活用できる長寿命な住宅にする為には?
○高性能住宅にあった正しい住まい方や工夫など
○賢い住宅ローンの選び方や税金・補助金の活用法など
何も難しいことはありません。住まい塾に参加していただければ、何が本当で何が嘘なのかをご理解いただけると思います。
○ 暖かくて涼しいと言われたのに寒くて暑い
○ 電気代が、月3万以上もかかる
○ 換気をつけると寒いので、換気を消す
○ エアコンで十分と言われたのに、寒いのでファンヒーターをつけている
○ 結露しないと言われたのに、家中結露だらけ
○ 子どものアトピーやアレルギーがひどくなった
私は、建築関連の団体の役職も努めさせていただいている関係上、こうしたお客様のご相談をよく受けますが、最近非常に多くなってきているのです。
こうした相談が、なぜ増えているのかと言えば、震災以降、他県からも多くの業者が参入し、震災前の3倍もの住宅が、建築されておりますが、ローコストの分譲住宅や見せかけの高気密・高断熱住宅・ゼロエネルギーハウスが非常に多いからで、こうならないためにも、お客様自身もある程度の正しい知識と理解が必要なのです。
建てた後、買った後に、後悔しても遅いわけで、こうした住宅に住み続けることは、単に寒い・暑いだとか、結露やカビが不快だとか、光熱費が高いだけでなく、マイホームが原因で、病気やストレスが原因となり、心身共に影響を受け、場合によっては、家庭崩壊にもつながる危険性があるのです。
金融や保険にも、自己責任が求められる時代ですが、寒い・暑い・結露やカビ・光熱費などの問題は、個人差もあり、暮らし方や生活スタイルなども関連してくるために、欠陥や瑕疵とは、認められることはなく、結局は自己責任となってしまうのが現実です。
聞いたら建てなきゃないとか、建てないと申し訳ないとか、そんなご心配は一切無用です。
もちろん、弊社で建てていただきたいのは、山々ですが、弊社以外にも目に見えない部分を大事にして、こだわりの家づくりに取り組む造り手は少なからずいらっしゃいます。
基本的にどちらのメーカーで建てていただいても構いませんし、私なりに、ここだけは、注意してくださいというようなアドバイスもさせていただいております。
3年後・5年後に計画されているお客様や、〇〇の家はどうですか~。とか、この見積りはどうですか~なんていうご相談もOKですので何でもご相談ください。
売り込みは一切なし!手前みそですが多分聞いて良かったと思っていただける「住まい塾」ですので、どうぞお気軽にご参加いただければ幸いです。
家を建てようと考えると、まず初めにどんな間取りにしよう・こんな外観がいいな・、どこのメーカーがいいだろう・毎月の支払いはこの位でといったことを考えるのが一般的です。
もちろん、間取りやデザイン・設備や価格・メーカーのブランドなども重要です。
しかし、これらを検討する前に、耐震性や耐久性・省エネや快適性・健康や将来の資産価値・そして一番大事な住み心地を大きく左右する、室内の温熱環境と空気環境が備わっているかを確認しなければなりません。
家族の幸せを願って建てるマイホームです。もし住宅ローンが終わる前に、家が腐れたり、地震で壊れたり、健康を損ねたりするなどしたら、まさしく悲劇で、その資産価値をなくすことなどは絶対にあってはならないことです。
ハウスメーカーの営業マンは、
〇 高気密・高断熱・高耐震です。
〇 長期優良住宅の最高等級です。
〇 ZEH(ゼロエネルギーハウス)基準クリアの省エネ住宅です。
〇 エアコンだけで十分快適です。
〇 4スター建材や安全な防蟻薬剤を使用しているのでシックハウスも心配ありません。
〇 計画換気で、綺麗な空気の中で健康な暮らしが送れます。
〇 100年先も資産となる長寿命住宅です。
と、もっともらしい説明をいたしますが、こうした言葉を鵜呑みにすることなく、なぜ大丈夫なのか、本当に大丈夫なのかをご自身で理解する必要があるのです。
例えば、一昨年住宅の省エネ基準が改正となり、2020年、つまり3年後には、新基準が義務化となり、基準を満たさない住宅は建てられなくなります。
しかし、現在はまだ猶予期間となり、わずか3年後に義務化となる基準に満たない住宅が今もなお建てられ続けているのです。
さらに言えば、この義務化となる基準でさえ、最低限のレベルであり、ご自身の検討している住宅が、どのレベルにあるのか?その性能が正しく発揮されるのか?将来も保持できるのか?などほとんど理解せずに、家を建てたり、建売を購入する方が、非常に多いのです。
住まい塾では
○冬も夏も省エネで快適、健康な住まいにするには?
○ZEH[ネット・ゼロ・エネルギーハウス]ってなんだろう?
○各メーカーの性能の違いを見極めるには?
○シックハウス・化学物質過敏症にならない為に
○50年後も確かな資産として、有効活用できる長寿命な住宅にする為には?
○高性能住宅にあった正しい住まい方や工夫など
○賢い住宅ローンの選び方や税金・補助金の活用法など
何も難しいことはありません。住まい塾に参加していただければ、何が本当で何が嘘なのかをご理解いただけると思います。
○ 暖かくて涼しいと言われたのに寒くて暑い
○ 電気代が、月3万以上もかかる
○ 換気をつけると寒いので、換気を消す
○ エアコンで十分と言われたのに、寒いのでファンヒーターをつけている
○ 結露しないと言われたのに、家中結露だらけ
○ 子どものアトピーやアレルギーがひどくなった
私は、建築関連の団体の役職も努めさせていただいている関係上、こうしたお客様のご相談をよく受けますが、最近非常に多くなってきているのです。
こうした相談が、なぜ増えているのかと言えば、震災以降、他県からも多くの業者が参入し、震災前の3倍もの住宅が、建築されておりますが、ローコストの分譲住宅や見せかけの高気密・高断熱住宅・ゼロエネルギーハウスが非常に多いからで、こうならないためにも、お客様自身もある程度の正しい知識と理解が必要なのです。
建てた後、買った後に、後悔しても遅いわけで、こうした住宅に住み続けることは、単に寒い・暑いだとか、結露やカビが不快だとか、光熱費が高いだけでなく、マイホームが原因で、病気やストレスが原因となり、心身共に影響を受け、場合によっては、家庭崩壊にもつながる危険性があるのです。
金融や保険にも、自己責任が求められる時代ですが、寒い・暑い・結露やカビ・光熱費などの問題は、個人差もあり、暮らし方や生活スタイルなども関連してくるために、欠陥や瑕疵とは、認められることはなく、結局は自己責任となってしまうのが現実です。
聞いたら建てなきゃないとか、建てないと申し訳ないとか、そんなご心配は一切無用です。
もちろん、弊社で建てていただきたいのは、山々ですが、弊社以外にも目に見えない部分を大事にして、こだわりの家づくりに取り組む造り手は少なからずいらっしゃいます。
基本的にどちらのメーカーで建てていただいても構いませんし、私なりに、ここだけは、注意してくださいというようなアドバイスもさせていただいております。
3年後・5年後に計画されているお客様や、〇〇の家はどうですか~。とか、この見積りはどうですか~なんていうご相談もOKですので何でもご相談ください。
売り込みは一切なし!手前みそですが多分聞いて良かったと思っていただける「住まい塾」ですので、どうぞお気軽にご参加いただければ幸いです。
k-taka:コメント(0):[大東住宅/社長ブログ]
鼻血ブーの原因は?
昨晩のことです。事務所で仕事をしていたら、鼻水が突然出てきてたと思ったらナント鼻血でした。
もともとハウスダストに弱い私は、今週から使い始めたエアコンが原因だろうと直感!
本日、社内の全体清掃日ということで、女性社員にも手伝ってもらいフィルターやエアコン内部を掃除しました。
カバーを外し、内をみたら・・・。ショックで画像を撮るのを忘れてしまいました(笑)
ついでに換気扇も掃除をしたのですが、こちらも案の定・・・。
日頃、お客様にはえらそうに、メンテや掃除の話をしておりますが、これではアベコベと大いに反省した次第です。
季節の変わり目です。使い始めのこの時期にしっかりとエアコンや換気のお掃除をしましょう。
参考までに、ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、林先生が以前にTVで紹介していた家の中のカビが一番多い場所をお伝えします。
私は、絶対にエアコンだと思っていたのですが、意外にも別の場所で、100件中、60件のお宅でカビが発見されたそうです。
※ カビのない洗濯機の家は、洗濯物を入れずにいつもオープンにしているそうです。
カビがついたままで、いくら洗濯しても、見た目の汚れは落ちたとしても、カビ菌が付着してしまい、あの嫌な生臭さはとれません。
家干しの、臭いの原因は、カビなどの雑菌の洗い残しで、室内干しは雑菌を死滅させるどころか、生乾きによって、室内の雑菌までも付着させるのはご存知かと思います。
そこで、臭いを抑えるために洗剤を変えたり、柔軟剤を使うご家庭が急増しており、売り上げもうなぎ上りなのですが、柔軟剤の多くにはイソシネアートという非常に有害にもかかわらず、規制のない化学物質が含まれており、別な意味でのシックハウス患者が急増しており、香害として大きな社会問題になってきています。(洗剤やシャンプーの比ではないそうです)
いい匂い=健康にいいわけではなく、あくまで科学的につくられた臭いという事を理解しなければならず、ひとたび許容量を超えて化学物質過敏症を発症すると、本人はもとよりご家族や周囲にも大変な負担と迷惑をかけてしまいます。
やっかいなことに、CSは現代の医学では感知するのは難しい病気の一つで、もしお子さんが発症でもしたら、本当に取り返しのつかない大変な事態となるのです。
※ 大人に比べ免疫力の弱い子どもは、特に気をつけなければなりません。
柔軟剤の危険については、私があまり話しても説得力がないので、発症したくない方は、こちらのブログ香りブームに潜む危険で詳しく紹介しておりますので、是非見てみて下さい。
私達は、温度差の無い室内環境により、室内はもちろん、壁体内の結露を解消し、梅雨時でも家中の相対湿度を50%台にすることで、カビやダニの繁殖をゼロに近づける家づくりに取り組んでいます。
洗濯物は基本は天日で干すのが理想ではありますが、仕事の関係や防犯・花粉・お天気など様々な事情があり、家干しにするのはやむを得ないのも現実です。
※ 浴室で干される方も要注意です。http://daitojyutaku.co.jp/log/?l=443351
弊社では、ZEH=ゼッチ (ゼロ・エネルギー・ハウス)も、もちろん推進はしておりますが、ZEH以上に真摯に取り組んでいるのは、アレルギーを解消する、ゼロ・アレルギー・ハウスであり、本物の健康長寿の家づくりで、部屋干しも問題ございませんのでよろしくお願いいたします。
もともとハウスダストに弱い私は、今週から使い始めたエアコンが原因だろうと直感!
本日、社内の全体清掃日ということで、女性社員にも手伝ってもらいフィルターやエアコン内部を掃除しました。
カバーを外し、内をみたら・・・。ショックで画像を撮るのを忘れてしまいました(笑)
ついでに換気扇も掃除をしたのですが、こちらも案の定・・・。
日頃、お客様にはえらそうに、メンテや掃除の話をしておりますが、これではアベコベと大いに反省した次第です。
季節の変わり目です。使い始めのこの時期にしっかりとエアコンや換気のお掃除をしましょう。
参考までに、ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、林先生が以前にTVで紹介していた家の中のカビが一番多い場所をお伝えします。
私は、絶対にエアコンだと思っていたのですが、意外にも別の場所で、100件中、60件のお宅でカビが発見されたそうです。
※ カビのない洗濯機の家は、洗濯物を入れずにいつもオープンにしているそうです。
カビがついたままで、いくら洗濯しても、見た目の汚れは落ちたとしても、カビ菌が付着してしまい、あの嫌な生臭さはとれません。
家干しの、臭いの原因は、カビなどの雑菌の洗い残しで、室内干しは雑菌を死滅させるどころか、生乾きによって、室内の雑菌までも付着させるのはご存知かと思います。
そこで、臭いを抑えるために洗剤を変えたり、柔軟剤を使うご家庭が急増しており、売り上げもうなぎ上りなのですが、柔軟剤の多くにはイソシネアートという非常に有害にもかかわらず、規制のない化学物質が含まれており、別な意味でのシックハウス患者が急増しており、香害として大きな社会問題になってきています。(洗剤やシャンプーの比ではないそうです)
いい匂い=健康にいいわけではなく、あくまで科学的につくられた臭いという事を理解しなければならず、ひとたび許容量を超えて化学物質過敏症を発症すると、本人はもとよりご家族や周囲にも大変な負担と迷惑をかけてしまいます。
やっかいなことに、CSは現代の医学では感知するのは難しい病気の一つで、もしお子さんが発症でもしたら、本当に取り返しのつかない大変な事態となるのです。
※ 大人に比べ免疫力の弱い子どもは、特に気をつけなければなりません。
柔軟剤の危険については、私があまり話しても説得力がないので、発症したくない方は、こちらのブログ香りブームに潜む危険で詳しく紹介しておりますので、是非見てみて下さい。
私達は、温度差の無い室内環境により、室内はもちろん、壁体内の結露を解消し、梅雨時でも家中の相対湿度を50%台にすることで、カビやダニの繁殖をゼロに近づける家づくりに取り組んでいます。
洗濯物は基本は天日で干すのが理想ではありますが、仕事の関係や防犯・花粉・お天気など様々な事情があり、家干しにするのはやむを得ないのも現実です。
※ 浴室で干される方も要注意です。http://daitojyutaku.co.jp/log/?l=443351
弊社では、ZEH=ゼッチ (ゼロ・エネルギー・ハウス)も、もちろん推進はしておりますが、ZEH以上に真摯に取り組んでいるのは、アレルギーを解消する、ゼロ・アレルギー・ハウスであり、本物の健康長寿の家づくりで、部屋干しも問題ございませんのでよろしくお願いいたします。
k-taka:コメント(0):[大東住宅/社長ブログ]
負動産という負債を残さない
冗談半分だとは思いますが、どうせそんなに長生きしないから、30年持てば充分だよ!というお客様が、結構いらっしゃいます。
確かに、大地震などの自然災害が起きず、暑さ・寒さを我慢し、省エネ性や快適性・健康性を考慮しなければ、よほどの家でなければ、30年でも40年でも十分もつのではないかと思います。
しかし、現実はどうでしょう?
頻繁に地震が発生し、台風や集中豪雨などに見舞われるこの日本の中で、災害から大事な家族の命を守り、生活の支えや心の拠り所となる住まいを建てなければならないのではないでしょうか。
そして、単に寒いとか暑いという問題ではなく、従来の延長線のような住宅に住むということは、内部結露によって生じる、建物の腐朽や蟻害によって、建物の耐震性や耐久性は著しく低下するのです。
また、ファンヒーターを用いなければ暖まらないような断熱性能の低い家では、室内の空気も汚れ、換気も不十分となり、益々結露を助長させ、とても健康な暮らしは送れないのです。
そして、温度差によるヒートショックによって、時には大切な命まで奪われてしまう危険性が生じるということを、考えなければなりませんし、命を落とさないまでも後遺症による様々な負担は、ご自身はもとよりご家族に多くの負担をかけてしまうことになります。
そうならない為にも、健康寿命を伸ばす家づくりが何より大事で、30年だけ災害から家を守り、省エネで快適で健康を守る家を造るのは、技術的にも不可能といえるのです。
そして、現在大きな社会問題となっている空き家ですが、約820万戸存在しており、今後も益々増加することが予測されています。
こうした空き家の中には、売るに売れない、貸すに貸せない負動産といえる住宅が、かなりの割合を占めているのが現実です。
従来の様に、新築して30年ももたないような家を造るということは、空き家はさらに増加する一方となり、将来、次の世代に引き継ぐ時に、資産ではなく負債となる可能性が高くなるのです。
つまり、時間はかかるものの、これからの住宅は、100年以上有効に活用出来る、本物の長寿命住宅にしていくことこそが、空き家問題の解消につながる唯一の手段といっても過言ではありません。
気密と断熱のしっかりした高性能な住宅は、快適で健康にやさしい住環境を創出し、住む人と建物の寿命を縮める原因となる悪の根源ともいえる、内部結露を解消することによって、耐震性をはじめとする新築時の性能を長く維持することができる本物の長寿命住宅となり、ストック重視の循環型社会の形成にも貢献するということをご理解いただきたいと思います。
確かに、大地震などの自然災害が起きず、暑さ・寒さを我慢し、省エネ性や快適性・健康性を考慮しなければ、よほどの家でなければ、30年でも40年でも十分もつのではないかと思います。
しかし、現実はどうでしょう?
頻繁に地震が発生し、台風や集中豪雨などに見舞われるこの日本の中で、災害から大事な家族の命を守り、生活の支えや心の拠り所となる住まいを建てなければならないのではないでしょうか。
そして、単に寒いとか暑いという問題ではなく、従来の延長線のような住宅に住むということは、内部結露によって生じる、建物の腐朽や蟻害によって、建物の耐震性や耐久性は著しく低下するのです。
また、ファンヒーターを用いなければ暖まらないような断熱性能の低い家では、室内の空気も汚れ、換気も不十分となり、益々結露を助長させ、とても健康な暮らしは送れないのです。
そして、温度差によるヒートショックによって、時には大切な命まで奪われてしまう危険性が生じるということを、考えなければなりませんし、命を落とさないまでも後遺症による様々な負担は、ご自身はもとよりご家族に多くの負担をかけてしまうことになります。
そうならない為にも、健康寿命を伸ばす家づくりが何より大事で、30年だけ災害から家を守り、省エネで快適で健康を守る家を造るのは、技術的にも不可能といえるのです。
そして、現在大きな社会問題となっている空き家ですが、約820万戸存在しており、今後も益々増加することが予測されています。
こうした空き家の中には、売るに売れない、貸すに貸せない負動産といえる住宅が、かなりの割合を占めているのが現実です。
従来の様に、新築して30年ももたないような家を造るということは、空き家はさらに増加する一方となり、将来、次の世代に引き継ぐ時に、資産ではなく負債となる可能性が高くなるのです。
つまり、時間はかかるものの、これからの住宅は、100年以上有効に活用出来る、本物の長寿命住宅にしていくことこそが、空き家問題の解消につながる唯一の手段といっても過言ではありません。
気密と断熱のしっかりした高性能な住宅は、快適で健康にやさしい住環境を創出し、住む人と建物の寿命を縮める原因となる悪の根源ともいえる、内部結露を解消することによって、耐震性をはじめとする新築時の性能を長く維持することができる本物の長寿命住宅となり、ストック重視の循環型社会の形成にも貢献するということをご理解いただきたいと思います。
k-taka:コメント(0):[大東住宅/社長ブログ]
換気に対しての偏見や誤解?
先日、換気のクレームについて投稿したところ、停電したら窒息しないの?と冗談か本気か???なご質問が届きましたので紹介させていただきます。
答えは、もちろんNOです。どんな高気密住宅であろうとも、潜水艦ではありません。
必ず、換気を設置するために穴は開いており、多少空気はよどみますが、1週間や2週間停電したとしても、窒息することは絶対にありませんのでご安心ください。
私の家は泉区で、震災時には6日間停電しました。
ソーラーサーキットの家に住むと、不思議に空気には敏感になるので、1日1~2回5分位ずつ、窓を開けて換気はしましたが家族6人、元気に暮らしておりました。
2003年に、シックハウス対策として、換気が義務化になりましたが、義務化の前は、換気といえばキッチンやトイレ・洗面だけでOKでしたので、普通の方は、換気への意識がほとんどなかったのもしようがありません。
今でも、高気密・高断熱そして、24時間計画換気という名前を聞いただけで、息苦しくて、機械的なイメージを持たれ、拒否反応を示す方がけっこういらっしゃいます。
陽当たりが良くて、風通しのいい家の方が、ある意味自然ですし、一般のユーザーの皆様がこうした思いを抱くのはごく当然のことと思います。
有名な建築士の先生はもとより、建築業界の中には、未だにこうした考えを持っている方が、多くいらっしゃるのも事実です。
しかし、大変失礼かとは思いますが、こうした方々は、従来の隙間が多い家にお住まいか、もしくは高気密・高断熱もどきの家に住んでいるお知り合いの方から、暖かくないとか光熱費がかかるといった不満をお聞きになっているのではないでしょうか。
おそらく、本物の高気密・高断熱住宅の快適さを体感していないだけで、暮らしが一変するような快適さを実感すれば、そうした考え方は180℃変わることと思います。
日本の家づくりのあり方を一日も早く変えていく為にも、住み心地と家の耐久性を左右する温熱環境や空気環境にも目を向け、気密や断熱に対する考え方をスイッチしていただきたいと心から願っているところでございます。
※ 私自身も、恥ずかしながら20数年前までは、気密なんてそこそこでいい。自然換気が一番なんて言ってました~(笑)
ご理解いただきたいのは、換気システムを付けたからといって、窓を閉めっぱなしにしなければならないということではありません。
何といっても、換気の王様は窓開け換気です。
四季を通じて人が心地よさを感じられる状態の時には、窓を全開にして開放的な暮らしをしたいものです。
実際に、昔の日本では家の中に誰も居なくても平気で窓を全開していたお宅はけっこうありました。
しかし、何かと不用心な現代において、たとえ在宅時にでさえ、気軽に窓を開けられなくなってきているのが現実ではないでしょうか。
しかも、窓開け換気は非常に気まぐれで、日本の気候を考えた場合、天気が良くても風が強かったり、風がほどよくても雨が降っていたりと、気象条件は変化し、人が心地よく感じられる日数や時間帯は全体の1割程度しかなく、ホコリや虫などの侵入や、共働きなどで日中も不在になりがちな生活環境の中で、室内の空気を常に新鮮な状態に保つには、窓開け換気は不向きになってきたのです。
また、花粉や黄砂、最近話題となっているPM2.5の問題もあり、これらの物質を除去した上で綺麗な空気を取り入れる事も必要な時代になってきているのではないでしょうか。
人間が一日で摂取する物質で、家庭内の空気は実に57%にもなるのです。
小さなお子さんやお年寄りはもっと多くの割合で、室内空気を取り入れて暮らしているのです。
目にはみえませんが、家庭内の空気にはおびただしい程の有害な物質が含まれており、これらをなくすことは、現実には不可能です。
ドラッグストアにいくと、様々な消臭剤や芳香剤・防カビ材などが所せましと陳列されています。
これらを使用しても、匂いの元を除去する事は出来ないのです。
カビの増殖やダニに繁殖を抑えるためにも、室内の空気環境は非常に大事なのです。
日々の生活の中で、綺麗な空気に満たされて暮らすことは、様々なストレスを解消し元気に明るく暮らす源です。
大切なご家族の健康を守る第一歩として、換気計画を考えていただきたいと思います。
※ こうした話をすると、家は隙間があるから、自然換気が働くから大丈夫という方もいらっしゃいます。何度か説明しておりますが、隙間換気は室内外の温度差が大きいと換気の作用が働きますが、温度差がなければ、よほど風が強くなければ空気の出入りはなく、ほとんど換気の作用は働きません。つまり、隙間換気が作用するのは、基本的には冬期間や春・秋の外気温が下がった夜間に限られるということをご理解下さい。
答えは、もちろんNOです。どんな高気密住宅であろうとも、潜水艦ではありません。
必ず、換気を設置するために穴は開いており、多少空気はよどみますが、1週間や2週間停電したとしても、窒息することは絶対にありませんのでご安心ください。
私の家は泉区で、震災時には6日間停電しました。
ソーラーサーキットの家に住むと、不思議に空気には敏感になるので、1日1~2回5分位ずつ、窓を開けて換気はしましたが家族6人、元気に暮らしておりました。
2003年に、シックハウス対策として、換気が義務化になりましたが、義務化の前は、換気といえばキッチンやトイレ・洗面だけでOKでしたので、普通の方は、換気への意識がほとんどなかったのもしようがありません。
今でも、高気密・高断熱そして、24時間計画換気という名前を聞いただけで、息苦しくて、機械的なイメージを持たれ、拒否反応を示す方がけっこういらっしゃいます。
陽当たりが良くて、風通しのいい家の方が、ある意味自然ですし、一般のユーザーの皆様がこうした思いを抱くのはごく当然のことと思います。
有名な建築士の先生はもとより、建築業界の中には、未だにこうした考えを持っている方が、多くいらっしゃるのも事実です。
しかし、大変失礼かとは思いますが、こうした方々は、従来の隙間が多い家にお住まいか、もしくは高気密・高断熱もどきの家に住んでいるお知り合いの方から、暖かくないとか光熱費がかかるといった不満をお聞きになっているのではないでしょうか。
おそらく、本物の高気密・高断熱住宅の快適さを体感していないだけで、暮らしが一変するような快適さを実感すれば、そうした考え方は180℃変わることと思います。
日本の家づくりのあり方を一日も早く変えていく為にも、住み心地と家の耐久性を左右する温熱環境や空気環境にも目を向け、気密や断熱に対する考え方をスイッチしていただきたいと心から願っているところでございます。
※ 私自身も、恥ずかしながら20数年前までは、気密なんてそこそこでいい。自然換気が一番なんて言ってました~(笑)
ご理解いただきたいのは、換気システムを付けたからといって、窓を閉めっぱなしにしなければならないということではありません。
何といっても、換気の王様は窓開け換気です。
四季を通じて人が心地よさを感じられる状態の時には、窓を全開にして開放的な暮らしをしたいものです。
実際に、昔の日本では家の中に誰も居なくても平気で窓を全開していたお宅はけっこうありました。
しかし、何かと不用心な現代において、たとえ在宅時にでさえ、気軽に窓を開けられなくなってきているのが現実ではないでしょうか。
しかも、窓開け換気は非常に気まぐれで、日本の気候を考えた場合、天気が良くても風が強かったり、風がほどよくても雨が降っていたりと、気象条件は変化し、人が心地よく感じられる日数や時間帯は全体の1割程度しかなく、ホコリや虫などの侵入や、共働きなどで日中も不在になりがちな生活環境の中で、室内の空気を常に新鮮な状態に保つには、窓開け換気は不向きになってきたのです。
また、花粉や黄砂、最近話題となっているPM2.5の問題もあり、これらの物質を除去した上で綺麗な空気を取り入れる事も必要な時代になってきているのではないでしょうか。
人間が一日で摂取する物質で、家庭内の空気は実に57%にもなるのです。
小さなお子さんやお年寄りはもっと多くの割合で、室内空気を取り入れて暮らしているのです。
目にはみえませんが、家庭内の空気にはおびただしい程の有害な物質が含まれており、これらをなくすことは、現実には不可能です。
ドラッグストアにいくと、様々な消臭剤や芳香剤・防カビ材などが所せましと陳列されています。
これらを使用しても、匂いの元を除去する事は出来ないのです。
カビの増殖やダニに繁殖を抑えるためにも、室内の空気環境は非常に大事なのです。
日々の生活の中で、綺麗な空気に満たされて暮らすことは、様々なストレスを解消し元気に明るく暮らす源です。
大切なご家族の健康を守る第一歩として、換気計画を考えていただきたいと思います。
※ こうした話をすると、家は隙間があるから、自然換気が働くから大丈夫という方もいらっしゃいます。何度か説明しておりますが、隙間換気は室内外の温度差が大きいと換気の作用が働きますが、温度差がなければ、よほど風が強くなければ空気の出入りはなく、ほとんど換気の作用は働きません。つまり、隙間換気が作用するのは、基本的には冬期間や春・秋の外気温が下がった夜間に限られるということをご理解下さい。
k-taka:コメント(0):[大東住宅/社長ブログ]