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変化する男性のトイレ事情

  • 変化する男性のトイレ事情
NPO法人日本トイレ研究所が10日、「いい(11月)トイレ(10日)の日」に合わせて、アンケート結果を発表しました。

男性の44%は自宅のトイレで座って排尿すると答え「立って派」(55%)で、座ってする派が、大分増加しているとのことです。

5.6年前に、TOTOさんが実施した調査では、お座り派はまだ33%でしたが、確実に増えているようです。

画像のユニチャームさんの2000人の調査では、既に逆転しているデータもあり何とも言えませんが、もう半分の方は座ってする派とみていいのではないでしょうか。

座ってするの理由のトップは、飛び跳ねによりトイレが汚れる為というのが断然のトップですが、言い方を変えると「トイレを掃除するのが大変だから座ってして!」と奥方からの要望というか命令というか(笑)そんな感じの方も多いのではないかと思います。


゛堂々と立って用をたせる男性の皆さん゛

文句も言わずにトイレを掃除してくれる奥様に感謝しましょう。

そして゛隠れオスワリマンの皆さん゛

あなたと同じ人はこんなにたくさんいます。世の流れですので気にしないでOKですよ。

さああなたはどっち派ですか?


※ 座ってする場合の弊害として、尿道内に尿が残りやすく「ちょいモレ」するケースもままあるそうで、別の意味で怒られそうですが・・・(笑)


28℃でも快適なのは、ソーラーサーキットの家だけ?

  • 28℃でも快適なのは、ソーラーサーキットの家だけ?
これから、寒くなる時期を迎え時期はずれな話かもしれませんが、お付き合い下さい。

クールビズの取り組みが、始まり10年が経過し、国民の認知度も90%を超えたようですが、巷では、28℃では暑いという声も多く、環境省でも、28℃の引き下げが検討されているようです。

28℃の室温でも快適に過ごせるソーラーサーキットの家を提案している私達にとっては、引き下げる必要は、全くないのですが、果たして来年どうなるのでしょうか?

大いに注目したいと思います。

ということで、なぜソーラーサーキットの家が、28℃でも快適に過ごせるか、今一度おさらいです。

ソーラーサーキットの家は、完全な外断熱と二重通気の技術を組み合わせる事で、季節に合わせて衣替えできるという、日本の四季に合わせて開発された画期的な住まいです。





まずアウターサーキットという外部の通気層の効果です。

☆ 外壁の裏側で熱せられた空気をまずアウターサーキット(外部通気層)によって排出し、温度の上昇を防止します。(これは多くのハウスメーカーが採用している外壁通気層工法と同じです。)

次に、完全外断熱の効果です。

☆ 基礎・壁・屋根といった構造の外側に、断熱材を隙間なく連続して施工し、高レベルな気密工事の施す事で(平均C値0.5)、暑さの原因となる外部からの熱や湿気の侵入を遮断している。(遮熱と遮湿の効果)

そして、内部の通気層(インナーサーキット)の効果です。

☆ 外気温や室内の生活熱によって、壁の中の温度は、当然ながら多少上昇しますが、壁の中の熱い空気は、自然の力によって、インナーサーキット(内部通気層)から、小屋裏空間へと上昇しますので、小屋裏に設けた排気ファンによって常時外部へ排出します。(排熱と排湿の効果)

くわえて、床下の涼しい空気を壁の中に送り、冷却効果も発揮します。

☆ インナーサーキット内の空気が上昇し、ファンによって排出する事で、通気層の中で負圧が生じ、床下の涼しい空気(24℃~25℃)をインナーサーキット内に取り込みます。(建物自体を冷ます効果)

この4つの機能によって、壁体内の温度上昇を確実に防ぐ為に、壁内の温度が外気温以上に上昇する事はほとんどなくなりますので、通常の高断熱にありがちな熱ごもりを抑え、壁や小屋裏内部の温度も室内同様の環境となり、体感温度は室内と変わらないのです。



そして、SC-SVシステムという熱交換と普通換気が切り替え可能な換気システムによって、日中の外気温が高い時は、熱交換によって高温の空気を室内側の温度に近づけた状態で、導入し、逆に夜間から早朝にかけ、外気温が下がった時には、涼しい空気をそのまま導入することで、夜間の寝ている間に室温は低下するということになります。



さらに、リフレアという換気連動型の除湿ユニットを設置すると、1日あたり30リットルから40リットルもの除湿が働き、室内の吸気口から湿度40%台の空気が家中に供給され、梅雨や真夏時でも、室内の湿度は50%台をキープし、実に爽やかな室内となり、扇風機があればたとえ28℃~29℃になっても、十分快適に過ごせるようになるという訳です。



つまり、ソーラーサーキットの家は、国内にある高気密・高断熱住宅の中で、唯一冬の暖かさと、夏の涼しさも両立した建物であり、環境省の推奨するクールビズにふさわしい住まいと言えるのです。

※ クールビズは、エアコンの設定温度を28℃ということですので、エアコンの必要のないソーラーサーキットの家はクールビズを超えた住まいと言えるかもしれません。



冬の死亡率が低いのは北海道

  • 冬の死亡率が低いのは北海道
2014年度のデータですが、年間127万人の方々がお亡くなりになったそうで、死因の6割は呼吸器や脳・心臓など循環器系の疾患です。

そして、約47万人の方が、12月~3月という冬期間に亡くなっており、全国平均で17.5%ほど冬期間の死亡率が高くなっています。

グラフは、地域ごとの冬期間の死亡率ですが、一番寒い北海道が死亡率が低く、2番目に寒い青森・一番暖かい沖縄と続きます。

ご存知のように、寒さの厳しい北海道では住宅の断熱が進んでおり、温度差が少ない住宅比率が高く、寒さが原因となるヒートショックが一番少ないのです。

北海道の友人の話によれば、医療機関までの距離や冬の道路状況が、本州並みであればもっと低いだろうというですが、もっともな話ではないかと思います。

そして、温度差が影響するのは何もヒートショックだけの話だけではなく、暖かい家で暮らすことで、自ずと基礎体温も上がり、免疫力が高まり病気にもなりにくいのではないでしょうか。



最近よく聞きますが、体温が1度下がると免疫力が30%低下して、逆に体温が1度上がると免疫力は5倍から6倍になるそうです。

これはどういうことかというと、体温が下がると血流が悪くなり、免疫力も低下し、体内に異物を発見しても、素早く駆除してくれる白血球を集めにくくなり、ウイルスや細菌に負けて、風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまうのです。

そして、白血球はウイルスや細菌だけでなく、がん細胞が体の中にできるたびに、免疫細胞が攻撃をして死滅させてくれる働きをもっています。

健康な人でもがん細胞は1日に5000個もできています。その1つでも免疫という監視システムをかいくぐって生き残ると、1個が2個、2個が4個、4個が8個と倍々ゲームのように増えていき、やがてはがんに姿をかえてしまうというから驚きです。

単純に計算すると、1日に1500個近くのがん細胞が、免疫システムから見逃されて増殖していく可能性があるのです。体温が正常に保たれていれば、これらの免疫システムが正常に働いてくれて、健康が保たれているということになります。

ちなみに、がん細胞が増殖しやすい環境となる人間の体温は35.5℃だそうで、基礎体温をあげることが、非常に重要なのです。



上記のグラフは、健康・省エネ住宅を推進する国民会議にて、家の断熱性向上による有病割合の改善について、1万人のアンケート調査結果ですが、暖かい家で暮らすことで、様々な病気が改善されることが、医学的にも証明されてきました。

外断熱の家での快適な暮らしは、基礎体温を上げ、免疫力アップにも効果大だと思いますので、ご理解いただければ幸いです。

※ ちなみに 50年前の日本人の平均は36.89度。現在の平均は36.20度らしいのですが、あなたの平熱は何℃でしょうか?自分の平熱を知るには、3日間位、朝・昼・夜の体温を測って平均を出すといいそうです。ちなみに36.5℃位が免疫力を維持するのにはいいとされています。


臭いの元を絶つことが大事

  • 臭いの元を絶つことが大事
世の中の消臭や抗菌ブームで、爆発的に売り上げを伸ばしている消臭剤ですが、一方で、臭い関連の商品による香害被害が、社会的にも大分取沙汰されるようになってきました。



本人やご家族の健康はもとより、化学物質で作られた香によって、推定100万人とも言われるCS患者(化学物質過敏症)の皆さんが、日々苦しんでいるということも理解しなければなりません。

そして、今は症状がなくても、許容量がオーバーすると、誰もが発症する可能性があり、決して他人事ではないのです。



ご存知かもしれませんが、消臭剤や芳香剤・柔軟剤などには、洗剤などで義務付けられている家庭用品表示法は、該当しない為に、成分についての表示義務はなく、業界の自主基準のみの表示で、実質どのような化学物質が含まれているか、消費者にはわからず野放し状態になっているのが現状です。

臭いをとるのは一時で、除菌にはつきものの化学物質が含まれているのは紛れもない事実です。

ファブリーズは健康にいいと思っている人は、いないとは思いますが、使い続けると徐々に変調をきたし、シックハウスや化学物質過敏症を発症する危険性が高まります。

消臭剤は臭いを消すのではなく、臭いを包んで床面に落とすだけです。

洋服や洗濯物も綺麗になる訳ではないのです。

特に、目線の低い赤ちゃんや小さなお子さんのいる家庭では注意しなければなりません。

薬品に頼ることなく、臭いのもとを発生させない家づくりと日々の暮らしが、私達には求められているということをご理解いただければ幸いです。

窓開けは換気の王道ですが・・・。

  • 窓開けは換気の王道ですが・・・。
室内の空気中には、目には見えませんが、おびただしい量の化学物質やハウスダストが含まれており、呼吸による二酸化炭素や湿気なども含め、健康のためにも、常時換気する必要性があります。

換気といえば、王様は何といっても窓開け換気です。

四季を通じて人が心地よさを感じられる状態の時には、窓を全開にして開放的な暮らしをしたいものです。

実際に、昔の日本では家の中に誰も居なくても平気で窓を全開していたお宅はけっこうありました。

しかし、何かと不用心な現代において、たとえ在宅時にでさえ、気軽に窓を開けられなくなってきているのが現実ではないでしょうか。

しかも、窓開け換気は非常に気まぐれで、日本の気候を考えた場合、天気が良くても風が強かったり、風がほどよくても雨が降っていたりと、気象条件は変化し、人が心地よく感じられる日数や時間帯は全体の1割程度しかなく、ホコリや虫などの侵入や、共働きなどで日中も不在になりがちな生活環境の中で、室内の空気を常に新鮮な状態に保つには、窓開け換気は不向きになってきたのです。



このように、窓開けは風向きや窓の数・位置によって、かなり換気効率が変わってしまうということも理解しなければなりません。

また、花粉や黄砂、最近話題となっているPM2.5の問題もあり、これらの物質を除去した上で綺麗な空気を取り入れる事も必要な時代になってきたのです。

よく、燃焼型のファンヒーターの注意書きには、1時間に1度必ず換気してくださいとありますが、実際どれだけの方が、換気しているでしょう。

窓を一面だけ2.3分開放しても、ほとんど意味はなく、かといってそれ以上の換気は、折角暖まった室内の温度を下げてしまうので現実的ではありません。

計画換気の重要性をご理解いただければ幸いでございます。

※ こうした話をすると、たまに家は隙間があり、自然換気が働くから大丈夫という方もいらっしゃいます。いつも、隙間(漏気)による自然換気量について説明させていただきますが、隙間換気は室内外の温度差が大きいと換気の作用が働きますが、温度差がないと、風がないと窓を開けても空気は動かず、ほとんど換気の作用は働きません。つまり、自然換気が作用するのは、基本的には冬期間や春・秋の外気温が下がった夜間に限られるということもご理解下さい。