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20℃でも輻射熱で快適です。

  • 20℃でも輻射熱で快適です。
クールチョイス(賢い選択)運動の一環として、冬の生活スタイル提案する、ウォームビズが11月から始まっています。(期間は3月31日まで)

ウォームビズは、暖房時の室温を20℃を目安にしましょうという取り組みですが、20℃というと少し肌寒い感じがすると思いますが、私達が体感的に感じる温度は、室温もさることながら、壁面の表面温度も大きく左右いたします。



つまり、同じ室温でも、床や壁の表面温度が、低ければ体感温度も下がるということで、壁や窓の温度が10℃であれば、室温を20℃にしても(10+20)÷2=15となり、体感温度は15℃になり室温を25℃以上にして初めて20℃近い体感温度になるわけです。

その点、弊社の外断熱の家なら、構造の外側で断熱することで、断熱材の内側にある柱などの構造躯体も蓄熱体としての役割を発揮することで、輻射熱の恩恵が得られ壁面温度もほとんど変わらず、ほぼ室温と同様の体感温度となるのです。

また、一番熱が逃げやすい開口部のサッシには、オール樹脂の3層トリプルガラス(アルゴンガス入り)を使用することで、熱損失を最小限に抑え、20℃の室温設定でも、衣服の調整で十分快適に過ごせます。

もちろん、もう少し室温を上げたいというお客様は、僅かな暖房費の負担でポカポカの暮らしも可能です。

※ 一般的に設定温度を1℃あげると、消費電力は5%上昇するといわれています。

しかしながら、クールチョイスは、2030年度までに温室効果ガス26%削減の目標を達成するための国民運動となります。

そして、電気料金も再エネ賦課金も上昇していますので、省エネという観点からもあまり室温を上げない暮らしも重要ではないかと思います。



今年度も、クールビズに引き続き、杏ちゃんが推進役を努めます。

大東オーナーの皆さんは、外断熱の家で暮らすことで、基礎体温も少なからず上昇していると思いますので、多少衣服の調整をすることで、十分20℃で快適に過ごせるはずです。

地球防衛軍のメンバーとして、ウォームビズ運動に、ご理解とご協力下さいます様お願い申し上げます。

カビ・ダニ・結露の勉強会へどうぞ

  • カビ・ダニ・結露の勉強会へどうぞ
ご案内の通り、12月9日に、名取文化センターにて、みやぎ化学物質過敏症・アレルギーの会 ~ぴゅあぃ~さんが主催する「カビ・ダニ・結露」について講演させていただきます。

カビ・ダニ・結露による問題については、皆さんある程度理解していると思いますが、中途半端な情報によって、正しく理解している方は非常に少ないのが現実です。

国民の3人に1人が何らかのアレルギーが発症している現代ですが、アレルギーの多くがカビやダニが起因しているとも言われています。

また、カビやダニの対策から、有害な化学物質を含む、消臭剤や芳香剤・殺虫剤や柔軟剤などが、販売されており、これらに含まれる化学物質によって、様々な健康被害が急増しているのも現実です。

食品や身の回りの物を含め、おびただしい量の化学物質に囲まれた中で暮らす私達にとって、誰もが発症する可能性があるのが、化学物質過敏症です。



そして、ひとたび発症すると、治療が非常に困難で、日常の生活すら普通に送れない程の大変な状況を招いてしまう可能性がありますので、ご自身とご家族のためにも、正しい知識をもたなければならない時代でもあります。

無垢材や自然素材イコール健康住宅ではありません。無垢材からもホルムアルデヒドはじめ多くの揮発性物質は発生し、厚労省の指針値が定められている13物質に含まれているアセトアルデヒドなどは、建物内の空気検査をすると指針値をオーバーする確率が一番高いのが現実です。

そうした事を知っているか知らないかは定かではありませんが、一切触れずに、さも無垢材や自然素材を使いさえすれば健康住宅という風潮に危険さえ感じる次第です。

今回の勉強会では、家の造り手からみたアレルギー対策やシックハウスの現状など、業界の裏側の真実を含め、普通は、誰からも聞かされることのない話もたっぷり紹介させていただきます。

正しい情報はもちろん、不都合な真実は、経済優先のこの国では、様々な力が働き、TVや新聞からでは得ることができません。

販売する方も、メリットは強調しますが、デメリットには極力触れずに、さも健康にも環境にも優しいとイメージするような、コピーを並べたり、タレントを起用したCMによって、消費者に訴求しているということを私達は理解しなければならないのです。

手前みそになりますが、必ず聞いて得するセミナーの内容ですので是非ご参加下さいます様ご案内申し上げます。

参加希望の方は、ぴゅあぃさんまでお願い致します。

メール  pyuai.miyagi@gmail.com   ←ご予約はコチラ
TEL   022-702-7969












































































































高齢者の方々こそ暖かい住まいを

  • 高齢者の方々こそ暖かい住まいを
築年数の経過した住宅にお住いの方の多くは、断熱性も不十分で、光熱費の負担も大きく、温度差によるヒートショックなど、少なからず健康や耐震性など様々な不安を感じながらの生活を送っているのではないでしょうか。

また、子どもが巣立ち夫婦2人で暮らす家の多くは、広さ的には十分なものの、子ども部屋が、物置になってたり、2階寝室のパターンが多く、年々、階段の上り下りが負担となり、、時には転倒によって骨折するなどの話もよく聞かれます。

かといって、一階部分の限られたスペースでは、狭くて寝室にするには、不向きケースも多く、現状のライフスタイルには、そぐわない家の間取りになっているのが大半です。

可能ならば、スケルトンリフォームや建替え・住み替えをして、使い勝手のいい平屋の家で、温度差のない快適な住まいの中で健康な暮らしを送りたい。と考えていらっしゃる方も多いと思います。

特に健康に影響が大きいとされる室内の温度差が、10℃以上もある断熱性の低い住宅に、住み続けるということは、年齢を重ねるごとに体力や免疫も低下するのが必然で、時には脳卒中や心筋梗塞などの発症により、大事な命さえも失ってしまう危険性があるということをリアルに考える必要があります。

そして、死にいたらないまでも、その後の後遺症によって、ご自身はもちろんご家族にも大変な負担が強いられるということも考えなければなりません。

ご存知のように、我が国は急速に進む、少子高齢化によって、社会保険料や介護保険料の上昇に加え、年金の支給年齢の延長や支給額の縮小が続くなか、医療費や介護費などの社会保障費は年々膨らみ続けています。



グラフをみてわかる通り、人間は年齢を重ねるごとに体力や免疫力が低下し、病気にも罹りやすくなり、医療費の負担は確実に上昇します。

医療費の削減が叫ばれて久しいですが、残念ながら増加する一方で、今後消費税の増税にとどまらず、様々な制度改革により、医療や保険制度の変更をも余儀なくされるのは必至の状態です。

今年になって、高齢者の保険料や医療費の自己負担が増えましたが、来年も上昇する見込みで、今後、これまで長年続いてきた日本の皆保険制度の見直しも、想定しなければならない時代になってきているのです。

近い将来、アメリカの様に病気になっても医療費を支払うことの出来ない医療難民が続出するかもしれないというのは、決して大げさな話ではないのです。

つまり、自分の身は自分で守るという考え方も必要で、ご自身はもちろん、ご家族の生活や健康を守る為にも、出来るだけ病気にならずに健康寿命を延ばすことが重要ではないでしょうか。

夫婦2人で暮らすのであれば、20坪~25坪の平屋であれば十分な広さで、外断熱の家ならではの小屋裏をフリースペースにしておけば、子や孫が遊びに来た時に、十分泊まれるスペースも確保できるようになります。

最近は、子ども達も贅沢?になって、お盆やお正月に爺ちゃん・婆ちゃんの家に行きたくない・泊まりたくないというケースが実に多いそうで、快適な家にすることで、そうした問題も解消するのです。



また、温度差のない快適な住まいは、様々な病気を減らすというエビデンスも多く発表されるようになり、様々な金融面での支援や補助金制度も揃ってきました。

耐震性の不安を解消し、省エネで快適・そして健康で長生きできる終の住いをお元気なうちに、ご検討してはいかがでしょうか。



※ 初めは同居を渋っていた義父母ですが、一緒に住み始めて早や8年たちました。現在82と78ですが、同居する前よりも、年間の医療費は下がり二人合わせても4万円かからず同年代の平均医療費の0.5人分で済んでおり、今では、本当に良かったと一応感謝されております。




私の頻尿体験記

昨日は夜間頻尿について投稿させていただきましたが、拙著「外断熱が家族を守る」の中にも書いてある通り、私も以前の家では頻尿に悩まされておりました(汗)

その当時は、夜間頻尿という言葉も知らなかったのですが、今では、寝室の寒さが一番の原因だったということを確信しています。

本中の内容を転載しますので、よければお付き合い下さい。

〇 ダブルベッドの悲劇

今年で結婚28年目を迎える私達夫婦ですが、良好な夫婦関係?の維持のため、結婚以来ず~とWベッドです。

このWベッドが原因で、新築前の私の体には、ある変調をきたしていました。

本で紹介する事でもないのですが、トイレが近くなって夜に必ず1~2度は目が覚めトイレに行くようになっていたのです。

年のせいか?なんかの病気か?どちらにしても頻尿とは恥ずかしくて、人にはなかなか言えない話でした。

ところが、この家に住んで以来、ほとんど行かなくてもOKになったのです。

この謎を解明するべくあらゆる角度から原因を探ってみると、ある仮説にたどりついたのです。

Wベッドとはいえ、就寝スタイルはお互いが背を向けるのが我が家の基本形で、お互いが眠りにつくと、いつしか自分可愛さの本能から、フトンの取り合いとなり、決まって争奪戦に敗れる私は寒さで目が覚め、トイレに行くと仮説が導かれたのです。

つまりトイレに行きたくて目が覚めるのではなく、フトンを妻に剥がされ寒さで目が覚めることで、トイレに行ってたのではないのでしょうか?

この家では、フトンの争奪戦はあまり必要なくなり、たとえ剥がされても寒くないので朝までグッスリ眠る事ができ、症状が改善されたというしか答えが浮かばないのです。

私の仮説が正しいとすれば、トイレが近いとお悩みの方が、外断熱の家に住めば快適な眠りが実現するとともに、夜中のトイレが原因のヒートショックなども大幅に減少するのではないでしょうか。

何気に怖い夜間頻尿

  • 何気に怖い夜間頻尿
夜間頻尿という言葉は、あまり馴染みがないと思いますが、夜中に必ず1回以上トイレに行かれる方は、夜間頻尿の疑いがあるというのをご存知でしょうか。

なんと5,300万人、40才以上の59%の方々が罹患しているそうで、2回以上行かれる方は、夜間頻尿から寝不足となり、様々な健康障害をき起こす為に、治療が必要だとも言われています。

寝る前に水分をとらないようにとの話も聞きますが、寝ている時には、たとえ冬であっても汗をかき、水分不足を補うために、寝る前と寝起きの水分補給が必要なのはご存知だと思います。

トイレが近くなるからといって、水分を控えると、逆に血中の水分が不足し、心疾患や脳疾患のリスクが高まるので十分な注意が必要となります。

夜間頻尿の原因は色々ありますが、やはり寝室内の寒さも大きな原因だということが明らかになってきました。

表をみてわかる通り、寝室が18℃の方に比べ、12℃未満の方の頻尿リスクは5.3倍上昇するようです。

特に高齢者の、夜間のトイレは、単に睡眠障害をもたらすばかりではなく、ヒートショックや転倒による骨折などの危険性が高まります。



昨日、寝床内の適温は33℃と紹介しましたが、寝室や廊下・トイレが10℃以下になると、寝床との温度差は、ゆうに20℃を超え、氷点下の時期などは、30℃にもなるケースも少なくはないために、非常に危険なのです。

断熱性が高く、温度差のない住まいは単に快適だという事以上に、私達の健康にも大きく影響するのです。

まだ若い人には、あまりピンとくる話ではありませんが、人間誰しもが年齢を重ね、体力も免疫も下がるのは自然の摂理です。

一生に一度のマイホームですので、ご自身やご家族の老後もしっかり考えた家づくりが必要だということをご理解いただければ幸いです。