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楽天納会と遭遇

  • 楽天納会と遭遇
アップするのを忘れていましたが、先月の末にお世話になっている黒川森林組合さんの忘年会にご招待を受け参加してきました。

場所は秋保の某ホテルでしたが、宴会場に向かう通路に案内板があり「選手会納会」とあり、もしやと思ったら案の上、楽天の選手会納会が隣の宴会場で行われておりました。

則本や嶋・松井や藤田選手など多くの選手と遭遇しましたが、愛想のいい選手もいれば、そうでない選手もいたりで対応はそれぞれでした。

何はともあれ、地元のファンのためにも、優勝するように頑張ってもらいたいものです。

住居と健康

みやぎ健康・省エネ住宅推進協議会でも、大変お世話になっている伊香 賀 俊治先生(慶應義塾大学理工学研究科教授 )の「住居と健康」についての大変貴重な講演が
ユーチューブにて公開されています。

家の暖かさと健康について、医学的なエビデンスも含め、最新の研究調査をご覧いただけます。
家の断熱性を高めることは、単に省エネとか快適というだけではありません。

寒さから生じる様々な病気を予防することで、健康寿命をのばし全てがウインウインになります。

家の寒さを我慢するのは、節約でも美徳ではなく、経済的にも大きな損失になるということをご理解いただきたいと思います。

一般のユーザーももちろん、建築関係の皆さんも是非ご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=ZrlwO8SWttE





アレルゲンのないアレルギー

  • アレルゲンのないアレルギー
寒暖差アレルギーという疾患は、ご存知でしょうか。

お付き合いのある先生から、お聞きしたのですが、ここ数年患者さんが増加しているようで特に成人女性に多く見られるそうです。

症状は、アレルギー性鼻炎とにており、くしゃみや鼻水がとまらなくなるようで、血液検査をしても、花粉やハウスダストのアレルゲンにも陽性反応がみられないそうです。

医学的な正式名称は、「血管運動性鼻炎」というようで、厳密に言うと、アレルギーではないのですが、アレルギー性鼻炎と症状がにていることもあって寒暖差アレルギーと呼ぶそうです。

原因は、急激な温度変化で、前日との寒暖差が7℃以上になったり、室内と外との温度差や室内の温度差も原因となり、自律神経が乱れ、カラダの調整機能が追いつかなくなり、鼻の血管が敏感になってしまうことで起こる疾患だそうで、ストレスや寝不足・食生活や生活習慣の乱れなどからもくるそうです。

〇咳やくしゃみ、鼻水がでる 〇鼻がつまりやすくなった 〇熱はないのにだるい
〇透明の鼻水が出る〇イライラする〇疲れやすい〇寝つきが悪い・熟睡できない 〇食欲がない ※ 目のかゆみや充血はないそうです。

アレルギー性鼻炎ではない方で、このような症状がある方は要注意で受診したほうがいいとのことでした。

寒暖差アレルギーは冬ばかりでなく、年中症状がでるようで、ソーラーサーキットの家に住めば大丈夫かもねとおっしゃっておりました。

二酸化炭素の濃度で分かる換気性能

  • 二酸化炭素の濃度で分かる換気性能
先日の勉強会で、セミナー中の会議室の二酸化炭素濃度が、どう変化するかモデルハウスにある簡易の測定器を持っていってみました。

セミナー開始時は、500PPM位でしたが、1時間半位したらアラームが鳴り始め1600PPMに上昇しておりました。

名取市の文化センターですので、ある程度、換気もしっかりしているとは思いますが、公衆衛生基準の1000PPM(許容基準は1500)は、簡単にオーバーしてしまいました。

そして、その測定器を車内におき、翌朝、運転してたのですが、20分位でピーピーと音がなって、車を止め確認してみたら、濃度計が1900ppmを越えていたのです。

外気のCO2濃度は大体400ppmですが、わずか20分位で1900PPMになることが分かり、ビックリした次第です。

朝寒いこともあって、内気循環していたので余計に上がったのですが、その後外気循環に戻したら、2.3分で600位まで下がりました。

室内のCO2濃度は、1000PPMを越えるとだんだん眠気を催してくると言われています。

寒い時期でも車内で内気循環しているとあっという間に基準を越え居眠り運転の危険性が高まりますので、この時期くれぐれもご注意下さい。

会議やセミナーなどでよく眠くなるのは、その内容も影響すると思いますが、CO2濃度も多分に影響しているのではないかと思います。

そして、モデルハウスにこの測定器を置いているのは、単にCO2の濃度を表示しているだけではなく、換気が正しく機能しているかどうかの目安にしているのです。

いつも、お話しておりますが、室内の空気中には、目には見えませんが、ハウスダストをはじめ細菌やウイルス・微量ではありますが、室内の建材や家具・カーテン・備品や印刷物から、揮発しているVOCなど、無数の物質が浮遊しており、常にきれいな空気の状態にするには、計画的な換気が重要です。

その換気が、適切に行われているかどうかの大まかな目安になるのが、このCO2の濃度計という訳です。

人の出入りによって、大分変動しますが、概ね450PPM~700PPM位で、人が少なくなると500位にすぐ下がるので、ちゃんと換気されているのがわかるのです。

オーナーの皆さんにも、おススメしておりますが、価格もリーズナブルで、13,000円位で買えますので、ご興味のある方はご連絡下さい。

カビ・ダニ・結露の勉強会にて

  • カビ・ダニ・結露の勉強会にて
昨日、名取文化センターにて、みやぎ化学物質過敏症・アレルギーの会 ~ぴゅあぃ~さんが主催する「カビ・ダニ・結露の勉強会」で、講演させていただきました。

カビ・ダニ・結露という、少しマニアックなセミナーでしたが、関心のある方に多数お集まりいただきました。

湿気や結露によってカビやダニにが増殖し、人の健康が損なわれ、内部結露による腐朽菌によって家が腐れ白蟻被害も助長することは、皆さんある程度は、理解しているのですが、その原因や対策などは、わかっているようでわかっていない方が多く、世間ではまだまだ、たかが〇〇という考えをお持ちの方がほとんどです。

そして、カビの臭いをとるために消臭剤や芳香剤を利用し、家干しの臭い対策に柔軟剤や合成洗剤を使用することで、多くの方々が健康を害し、知らず知らずのうちに他人にまで迷惑をかけ、結果的に環境までも汚染しているということを理解しなければなりません。

国民の3人に1人が何らかのアレルギーが発症している現代ですが、アレルギー患者の多くがカビやダニ・ハウスダストが起因しているとも言われ、実際、80%以上の方に陽性反応が見られるのです。



日々口にする飲料水や食品・制汗剤や化粧品・洗剤や殺虫剤などの生活用品を含め、おびただしい量の化学物質に囲まれた中で暮らす私達にとって、誰もが発症する可能性があるのが、シックハウスであり化学物質過敏症です。

これまで、シックハウスといえばVOC(揮発性有機化合物)が原因とされていましたが、昨今では、カビや細菌から発するMVOC(微生物由来揮発性有機化合物)の影響も大きいことがわかり、新たなシックハウス源とも言われるようになりました。



またシックハウスが引き金となって、化学物質過敏症を引き起こすとも言われており、CS患者の約60%は、シックハウス症候群から発症するそうです。

そして、ひとたび発症すると、日常の生活すら普通に送れない程の大変な状況を招いてしまう可能性が高いのが、化学物質過敏症の怖さで、複合的な要因が重なり、原因の特定も難しく、専門医も少ないために、治療が困難な難病でもあります。



是非、他人事ではないという認識を持って、ご自身とご家族のためにも、正しい理解と知識をもって、日々の生活を送らなければならない時代でもあるのです。

家の性能もさることながら、冷暖房や換気・暮らし方にいたるまで、正しく理解してこそ人も住まいも健康で長寿命となります。

モデルハウスでは、定期的に「住まい塾」を開いておりますが、企業や団体・サークルどちらへでもお伺いいたしますので、ご興味のある方どうぞお気軽にお声がけ下さい(^^)