JR7CWK'sぶろぐ

小雨が降るこの日の坂町行き1129Dは小国到着時点で5分程遅れが出ていた。
乗車する前まで遅れの理由はわからなかったが、乗ってみて納得。
空転の連続であった。

乗車したのは2両編成の後側の車両。(坂町方←110211+E1204→米沢方)
速度の割にエンジン音がどんどん高まり派手に空転しているのがよくわかる状態。

越後金丸を発車。
ポイント通過の為、30km/h程で一度ノッチOFF。
しかしポイント通過した後、ノッチを入れて加速しようも、空転でなかなか速度が上がらず。
ここは緩い上り勾配であり、余計に空転を起こやすいようだ。


グラフの上側がその時の速度データ。
比較の為に以前(6月)乗車した時のデータを下側に示す。
(こちらの編成は110214+110213)
下のグラフではその後順調に加速しているのがわかるが、上のグラフは
なかなか加速していない様子が良く出ている。

グラフが途切れているところがトンネルであり、比較すると20秒以上遅れているのが
わかる。


(両方TripMate850によるデータ。なお上側のグラフは80km/h以上まで跳ねているが、
ちょうどトンネルの前後であり、他のロガーのデータはここまで跳ねていなかったので
ロガーの誤差らしい。)


越後片貝到着時も滑走による停止位置オーバーを恐れてか、早めに減速を開始していたようだ。
それでも、金丸発車から片貝到着の所用時間はほぼピタリ。お見事！
2つめのトンネル辺り(グラフの速度が跳ねているところ)から10km/h位速めに走り、遅れを回復した感じ。


翌日の新聞(厳密には7日の夕刊)を見ると、朝の1128D時点が空転で動けなくなり、
1時間程遅れたという記事があった。(米沢到着時点で30分遅れとあり、どこで30分も
回復したのか、と思ってよくよく調べると今泉で30分近く停車するスジみたいで・・・)
納得。