ネットを眺めていると、写真の代物を見つけた。
これが何かと言うと、鉄砲の水平と垂直方向の角度を測るものだ。
ライフル銃のスコープにくっつけて、遠くの的や獲物などを狙う訳であるが、
スコープの十字線は重力に対し垂直水平が基本であり、発射された弾丸は、出た瞬間から、的等に向かい重力に引かれ落下していく訳である。
厳密に言えば、スコープというものが銃口より数センチ上についているので、弾はそのスコープの十字線の交点に向かい、一度上昇してから下降に向かう。
で、まあ、水平をとっていないと縦の線に対し弾がそれる、と言う事で、時計の1分の分の角度のずれがあると、1000ヤードで55インチ(1m40㎝くらい)のずれが出る訳である。
と言う事は、500ヤードでその半分70㎝くらいずれると、獲物には当たらないと言う訳である。
また、撃ち上げ、撃ち下し(上や下に向かって撃つ)など、山での猟はそう言った事がほとんどである。
水平に打ち出された弾丸は計算通り300メートルの的に向かう訳だが、上や下に向かって撃つと、角度により水平距離と弾の飛ぶ弾道に変化が生じる。
いわゆるcosθやtanθといった三角関数により水平距離より実際の距離が短く計算される訳である。
映画などでもあるが、軍隊でもi-pod等をくっつけて、弾道計算をやってるらしい。
なので、最新の田舎オヤジなどはi-podなんてないので、分度器と関数電卓を持って歩き、計算など施してから鉄砲を撃つ・・・・・なんて事をしてる人はいないのだが、オイラはそうしたいのである(笑)
※一応オイラのauのスマホには弾道を計算するソフトが入っている・・・のだが、あんまり寒いとたちまち電池を消耗し電源が切れてしまうので、山でこれを使った事はないのである。
風や温度、気圧、最大の要因は腕なのであるが、もともとゴトゴトした物々しい装備が好きなもので、こういったブツを所望するのであるが・・・・
でも、こんなのつけて藪を歩いたら、すぐに枝などに引っかかり、壊れたりもげたりするのであろうと思うので、欲しいけど買わないのである。
ロト6でも当たり、お金に余裕がある時でもなければ試せない代物である。
だいたい、稼ぎが悪いので、なるべく金のかからないハンティング生活を送らなければならないのである。