マガモの子供を190匹買ったのだが。
これは、田んぼの除草用である。
無農薬田んぼの除草に活躍してもらう訳だ。
その準備にシックハック shick har qu である。
田んぼの準備ができていないので、ブドウ園のハウスの中に電気牧柵を巡らし、一時の住まいとしたのだが・・・・
お昼のご飯を食べさせて、午後の田んぼの準備のうちに20匹程・・・・
やられちまった・・・
多分、鳥系・・・クマタカがハウスに侵入したのか、カラスなのか・・・・
昨年も、クマタカがハウスに侵入し、その始末に困ったものであった。
1匹800円で、金銭的な被害もあるのだが、精神的なダメージも大きい。
・・・・・・万全とは・・、いや、万全を目指し、35アールと言う広大な屋根のかかった場所に電気牧柵を巡らしやとっていたのであるが・・・・。
何とも・・・・
喰われたのは僅か数匹。
殺されたのは15羽。
何とも・・・・・
自然であっても、戯れの殺しはある。
それが生き残る訓練なのか、生き残る確率を高める性なのか。
いずれ、守ろうとする命は絶たれた。
いのち
原発 病 事故 或いは故意 或いは過失
何れ終りは訪れるのであるが。
この鴨でさえ、その時期を、早すぎれば惜しむほかはない。
それが自然の作用であれ何であれ。
「いのち」とは、いのち なのであり、他のなににも代えがたい重さがある。
いのちとは、共に同じ時間を過ごした友であり、それは種を超える。
いのちの認識とは、共有の時を過ごす命そのものである。