ぶどう、デラウェアを種無しブドウにするためのジベレリン処理が始まった。
成功するための適期があり、その適期は1~2日以内と短い。
この間に、それなりの面積の処理をこなすのは、これまたなかなか難儀というか、骨の折れる仕事なのである。
コップにジベレリンの液体を入れて、一房づつ浸漬していく訳である。
初めて、この処理方法を聞いた時は冗談かと思ったのだが、野球場程の広さのブドウ園のブドウの房、一房づつをコップに浸すなど・・・・・
朝早くから、日が暮れるまで、時間に追われながらの作業である。
今迄、幾人か「だまくらかし」て、作業を手伝ってもらったのだが、
もう二度としたくない・・・・という感想をほぼすべての人が申し述べるのが楽しいのである。
まあ、それ程過酷な作業って言えば言えなくもない(笑)
で、まあ、そんな作業をしなくちゃなら無い訳で、
処理の有無の区別の為の食紅で、手やら顔やらシャツなんか真っ赤にして歩く訳である。
そして、夕餉の晩酌を済ませた吾輩は、これを書きながら失神寸前の体調と相成る訳であって・・・・・・
であるからして、もはや寝る事のみが最大の楽しみであり、欲求となっているのである。
農家とは・・・こんなもんであるが・・・
疲れた・・・眠い・・・・・
・・・・・・・・((+_+))