4月1日の雪

昨夜、4月1日午後23時4分

スマートフォンの地震速報が、警報音の後「福島沖深さ50㌔で、マグニチュード5.9の地震が発生しました」と喋った。
暫く布団の中で沈黙。
M5.9の福島沖なら揺れるがさほどではない。
やがて震度1~2位の長い揺れがきた。

来る前に発生場所や、規模が分かるとたいへん心強い。
心の準備が出来ているからな訳で、
スマートフォンのアプリにナマズ地震速報というのを入れている。

これは、緊急地震速報な訳だが、そこに日本語読み上げ機能を使って、画面を見なくても地震の内容を知れるようにしたのだ。
これは、手が離せない時や、寝ているとき等非常に役に立つ。
しかし、読み上げる前には、情報の文字が到達している訳で、直近の地震などは音声案内の前に揺れ始める。

昨年3月11日以来、PCなども緊急地震速報を提供する会社などと契約し、公官庁並みの地震速報を得られるようにしているのである。
家のPC3台にその仕組みを組み入れてあるので、全電源オンであるとかなり賑やかである。

各PC事、知らせる地震発生場所や規模の設定を変えてあるので、それなりに使い勝手が宜しいのである。



今朝は、日差しがたまに出るくらいの曇り。
天気が良ければ苗代のハウスを張るかとも思ったのだが、昨日の雪も少しばかりだが残り、風があり断念した。



連日の春めきに、ブドウ園の下を何とか歩けるようになった。
腰をかがめて、頭引っかけひっかけである。


ブドウ園に向かう道は、溶けだす水が流れ、毎度のことだが小川になる。



昨日の美しくも、もううんざりの雪の景色を眺めて頂こう。




それから、山形県知事 吉村美栄子殿より「従事者証」が届いた。

期間は4月4日~5月3日まで

地区で1頭

これは、「山形県ツキノワグマ保護計画に基づく個体数調整捕獲」というもので、
決められた期間中、決められた範囲で、決められた頭数を捕獲し、おおよそ的確な生息数を維持していこう、というものである。

捕獲作業と同時に、生息状況の調査を行う。
親子連れは獲ってはいかん。
穴ぼこに入っているクマを引きずり出してとってはいかん。
など、いくつか条件が付いている。

未来的に、自然と向き合えるための作業なら、協力するのである。
クマを獲る事で、クマと末永く付き合えるのなら、望むところなのである。

しかし、何がどう的確な数量なのか分からんが、それは県の担当者なりがお抱え学者と相談して決定する事であろうから、俺は俺の意見があろうとも黙っている訳である。



2012.04.02:kuma仙人:[野良仕事]