昨年の2月に仲間と獲ったイノシシの小さい奴の肉が冷凍庫にあった。
鹿ハムを完成して、真空パックにしたのを詰め込んでいたら、ゴロッと出てきたのである。
前から喰わなきゃと思っていたのだが、クマ及びシカの肉に紛れて分からなくなっていたのだが、今回運よく発見に至った。
流石に1年の冷凍を超えるとうまくないので、料理する事にした。
2月の雪の中、喰うものもろくに喰ってない小さなイノシシには、脂気はさっぱりないのであった。
生姜、砂糖、塩、醤油、酒で煮込んだ。
が・・・・灰汁っぽい。
ので、汁から上げて、新たに各調味料を投入し茹でなおした。
圧力釜で20分程炊いたのち、中華鍋に入れて煮込み、汁がほとんどなくなるまで煮詰めるのである。
隠し味でもないが、蜂蜜を結構入れたので、もう少しテカリが出るかと思ったがその割ではない。
家では珍しく、お皿に上品に盛り、ナイフ&フォークである。
おいらは、珍しく、酒も飲まずに普通の雑煮を喰って腹いっぱいなので、オイラ以外の家族が喰うのである。
美味いらしい・・・・・
そりゃそうだろう。
だいたい、旨そうだし、俺の料理は旨いのである。
昨年初めて東京に泊りがけで出かけた2番目の姉ちゃんは、
洋食のマナーにご執心であり、このような田舎の山の中の小さな家での、箸以外の金属刃物刺物を使った食事にご満悦である。
ふ~
久しぶりの休肝日に餅雑煮を喰って腹いっぱいだぁ~
だが、今夜も長い・・・・・
これから飲んでしまうかもしれないなぁ~~