その姉様というのは、エッセンスが効いて、斬新な表現にあり、文学の大家を凌いでいるかのようである。まるで鳥海の仙女か或いは鳥海の妖艶？か、という素敵な方である。
おいらは、尊敬し、感嘆するばかりなのである。
特に、カニの頭を棒でガツンとやるあたりの表現は、これ真似できるものではないのである。
姉様の文章には、⇒右覧の鳥海の姉様「白根葵Ⅱ」から出会う事が出来る。
そんで、まあ、今日は、ウスラバカ頭で姉様風にいくのである。
☆☆☆☆
今日も暑かったのよ。
雲っていたので大した事はないと思っていたのよ。
私が甘かったわ。
ネズミの様な無精髭に、白いものが混じっていて汚いkuma仙人の顔だわ。
汗が汚いのよ。私の趣味じゃないわ。
汗が流れるの。
もう、駄目だわ・・・・、着ているものが全部グショグショなの。
ブドウ園のナイロン剥がしは、サド侯爵とマゾ妃の需給に叶う仕事だわ。
そこにおまけと言っては何だけど、ﾚﾃﾞｨｰ･ｶｶｧが加わるのよ。
堪ったものではないのよ。
想像を絶するのよ。
まるで犬か猿みたいなのよ。
目の前にある電気のスイッチを切る事が出来ないのよ。
何故かって？？
パブロフの犬みたいな物ね。
昨日あったスイッチの位置まで進むのよ。
指を伸ばして。
そこにスイッチがある訳ないでしょ、だって、昨日私が移動しちゃったんですもの。
だいいち、スイッチに向かう前に、ﾚﾃﾞｨｰ･ｶｶｧの目の前にあったはずよ。
そのスイッチが。
どうかしてるわ。
習慣て恐ろしいものね。
目の前の現実を受け入れられなくなるのよ。
ﾚﾃﾞｨｰ･ｶｶｧはいつもそうなの。
何か考えているのかしら。
時々理解できないのよ。
良く考えてみれば、いつも理解できないのよ。
私には理解できないわ。
何故って、それは分かるでしょ・・・・。
耳で聞いた言葉は何処かへ消えちゃうし、目玉で見た事実は、きっと白日夢なのだわ。
凄い感性で動いているのよ。きっと。
雨が空から落ちてくるのか、地面から湧き上がってくるのかなんて、考えていないのよ、きっと。
雨が降れば、台風の暴風だろうが、春の優しい雨だろうが同じなんだわ。
恐ろしいのよ・・・。
車を塗りたくったの。
この前は刷毛で塗って失敗したの。
厚塗りのファンデーションがボロボロはがれそうな砂かけババアみたいだったわ。
今日はローラーで試したの。
うまく行ったわ。
成功よ。
でも、最後のウルトラマンカラーには参ってしまったの。
刷毛で塗ったのよ。
子供のお絵かきみたいになってしまったわ。
でも、目立つのよ。
カッコいいでしょ（笑）
今夜の最期は、タイ風の鶏肉料理で決めよ。
辛そうでしょ。
でも、辛くないの。
赤色はトマトの色だわ。
鶏肉は消費期限が今年の５月３１日だったわ。
冷凍庫の奥底に、寂しそうに佇んでいたのよ。
これも、ﾚﾃﾞｨｰ･ｶｶｧーの仕業よ。
もちろんｋuma仙人が料理を担当したのだけれど。
夜中にお腹が痛くならないか心配だわ。
でも、今夜はましな方よ。
時々何年物なんてのが出てきたりするわ。
恐るべし、ﾚﾃﾞｨｰ･ｶｶｧなのよ。
