毎晩せっせと、フォアグラみたいな肝臓を作り上げるために、お酒の精と戯れるのであるが・・・・。
夜中こそ、ちっとばかりは涼しげであるが、真夏と変わらない暑さには参ってしまう。
夏の忙しい時期、猛暑、酷暑をやっとこ乗り越え、気候的には幾らか涼しくなり、野良仕事もノンビリできる季節のはずなのだが。
ブドウ園のナイロンを剥がしている。
来年も再利用するので、早めに劣化しないうちに剥がすのであるが。
これが、今日あたり死ぬほど暑い。
ハウス内の、攻撃的な、”あっついぞ~どうだどうだ参ったか56℃空気”をもろに受けて、ハウスの谷間パイプに縛られたマイカ線という、ナイロン押さえ用の紐を解く。
70メートルのハウス。
午前中4本はがし、ナイロンをきれいにまとめて小屋に仕舞った。
で、えらいこっちゃ。
シャツが汗で濡れた・・・という状態ではない。
シャツから汗が湧き出し、滴るという状況である。
パンツ、ズボンは言うに及ばず・・・・
まあ、あえて言えば、滝なりの汗の攻撃を受けて沈没ってな具合である。
ジャーっとシャワーを浴びて、ちょっと早いが昼ごはんである。
さて、午後から何列剥がせるかなぁ。
まだ残り、全部で18列あるし・・・・・・・。
レディー・カカァは歯医者だって言うし。
まあ、一人でノンビリやるか・・・・・・
でも、32度だか33度だか、恐ろしい暑さになるであろう、なんちゅうキチガイじみた予報に、肉体的、温度的に厳しい仕事は・・・・・
・・・・・ん~~~、と、ビビリモードである。