秋の気配

突然大量のトンボが空を埋めた。

隆盛の夏に、避暑のため高地に涼を求めたトンボたちが、秋を察知して里に下りてきた。

まだ、里は蒸し、そして暑い。

それでも、季節を感じとり、一族の大移動を開始したのである。

彼らが、いずれ赤トンボになるのである。
写真の表現は難しいのだが、それでも表紙を飾る写真として、下手ながらに何とかアップする次第である。

屑や塵に見えるのは全てトンボ。
数千数万のトンボがある日突然に、秋を語るのである。


秋の気配を聞くと言うのに、未だに稲は花盛りであったりする。
国家の政局と相まってかどうかは分からんが、稲が花盛りであったりもする。
今頃の花盛りの稲では、遅きに失するとも思え、不作を予感させなくもないのだが、このところのヘンチクリンな陽気と政治には、何が真であるのかを忘却させるほどの常がある。

常ではないのだが、常と感じる程の刹那が心を覆い尽くしそうなのである。




ブドウの出荷も最盛期中である。
休む間もないので、ちょっと疲れる。
テンパイという奴だが、ツモ・・上がりと言う訳にはいかない。

少しの合間に、ストレス発散で、アマゾってしまう。



以前から気にかけていたデジカメを所望した。
高級一眼ではなく、コンパクトデジカメである。
しかし、スペックは高い。
オプション品も多く、それなりのカスタマイズが出来る。
カメラ小僧であったので、カメラこそ手放したのだが、フィルターなどがゴソゴソある。
それらを使えるオプションを選択し、これから楽しもうと言うのである。


まあ、そのくらいの我儘はレディー・カカァに許して頂くのである。

キャノンのデジカメ。
ニコンと迷ったのだが、(ニコンのレンズの持つ色調が好きなのだが)もともとキャノンのコンパクトデジカメを使っていたので、PCソフトなどそのまま使えるので、キャノンを選択した訳であるが。

まあ、これからのブログの写真が、なんぼか美しく表現できたなら、それにこしたことはないのである。などと、思うところなのだ。


S子姉さまの北海道土産の、大好きなバターサンドなどを頬張りながら、ご満悦のkuma仙人志向なのである。




shidareo兄様から頂いた、あさひ町ワインも、これがまた、清冽な高貴なカホリ。
まるで桃と林檎を思わせる香りに、夜の酌もまた深くなる訳である。




2011.08.24:kuma仙人:[山・鉄砲撃ち]

ごくろうさま

ごくろうさま
うまい!

堺の地にも収穫の恵みが
配達されてきましたよ

地震というストレスが
さらなるおいしさを増してくれたのでしょうかね

今年は
カタログにkuma仙人さんのお顔が大きく紹介
されていました

カタログ効果はありましたかな







2011.08.25:大母

驚きだ…

葡萄が嫌い

というか

デラウェアが嫌いな麦娘①号

kuma印のデラ食ってる!!

デラの皮ぎわによくある
口に残る「渋み」?「えぐみ」?が
全くないんだってさ
相方も感動しながら毎晩、風呂上がりに一房消費(笑)

麦娘達、貧乏一家だけど…
親父のせいで、小さい頃から贅沢舌(笑)

さくらんぼや葡萄や野菜は、スーパーの物は、文句たれまくり…

肉も、安いのは
値段内緒にしてても
「かたい」だの「味がない」だの…

食い物は残さないけど
文句はガンガン言う

それが、kuma印の葡萄は大好評!

残ってきたら
また加工品にしようと企んでる麦だけど…
無理そうだ(笑)


2011.08.25:麦チョコ

大母さま

お久しぶりです。
届きましたかぁ。長い旅を乗り越えて、上和田のはしっこで取れたブドウが大阪へ。
本当は最高に甘いやつだけをパックできればいいんですけどね~。ブドウが周りにありすぎて身動きできない。
頭もボーっとしてくる。

大地の営みがブドウにも伝わったのだろうか。
もっと安定した美味しさのブドウつくりを目指します。
2011.08.26:kuma仙人

麦チョコ様

地元の人が、旨い、これは違う。と言ってくれるのが一番うれしいね。
色々食べ比べてるんだから、確かな評価だろう。

それが、もっと、ちゃんとしたかたちで、評価と実績に繋がれば嬉しいんだけどね。

今は、ただのブドウ農家の一人でしかない。
これは、特別だ、とか、一味違うぞっと、認められる農家になりたいね。
2011.08.26:kuma仙人