夕刻、暗くなる頃まで仕事をして帰ると、
カミさんと子供たちが心配そうな顔で待っていた。
ネコがおかしいと。
近づくと唸って、怒って様子が分からない。
歩けないみたいで、少し血もついていると。
どうもはねられたか、轢かれてしまったようだ。
以前もはねられ骨折したが・・・・・・。
道路ではねられ、玄関まで必死に這ってきたようだ。
俺が手を出すと、静かにしている。
撫でると、大人しくしている。
足か・・・・、内臓もいってしまったか・・・・。
いや、大丈夫か???
どちらかの足は厳しい状況だが、あまりに痛そうにするので確認できない。
いや、左後ろ脚から腰にかけてのダメージ。
骨折しているだろうか。
まだ、このニコがうちにやってきて一年立たないというのに2度も交通事故。
兄弟猫は、交通事故で昨年死んだ。
大して車通りの多い道ではないのだが、皆さん飛ばす。
見通しが良い訳でもないのに飛ばす。
地元の人は飛ばしたりしないのだが、
この季節、山菜取りや、散策、ドライブなどの車が多い。
子供たちの代わりに、猫たちが不幸を引き受けてくれている。
ネコたちに感謝するのであるが・・・・・。
一晩様子を見て、明日何とかしなければ。
トイレには立つから、それでも一安心だが、痛そうである。
安全運転してほしいな。
田舎だからって、むやみに飛ばさないで欲しいな。
子供だって、老人だって、いろんな動物だっている。
はぁ~
ニコシロ頑張れよ~