連休というもののありがたみや、社会的な動きと言うものにほとんど関係ない生活である。
子供たちの休みが続くというだけで、お百姓であるオイラにはほとんど何の影響もない。
山菜採りなどのお遊びのライバル?が増えるというか、晩のおかずの入手が少しばかり面倒になるくらいだろうか。
昨夜は、来客があり、深刻な内容の相談などを受け、お客さんの帰宅は午前2時頃であった。
それから、苗代の霜対策をして、寝たのが午前3時過ぎ。
いやはや、さすがに早朝4時半に起き出して、ブドウ園のビニール残り2列の仕事は休んでしまった。
7時まで起きられなかった。
だいたい、連日早朝から、暗くなるまで、一日の労働時間は単純計算で14時間以上になる(ご飯や一服の時間も含んでだけど)。
まったく忙しい季節である。
これからまだまだ、6月が終わる頃までこんな生活が続く。
朝8時から、今年5か所目の田んぼ水路の堀上。
午前中いっぱい、総会も含めてだが、みっちりと水路に溜まった1年間の泥や砂。木屑草屑などをスコップであげて回る。
お昼に帰宅。
苗代に水をかけたところで、昼飯も食わずお昼寝に突入。
午後から予定していた仕事はあるのだが、そのまま起きられずに寝込んでしまった。
体力的ダウン。と言うところかな。
夕餉には起き出したのだが。
まあ、今夜一晩寝れば大丈夫だろう。
やはり、若くはないと言う事ですな。
あらゆる花粉に花粉症なので、杉が終わりサクラなのか、田んぼの草なのか、目は痒く鼻水が止まらず、くしゃみ連発で、これがまた体力を消耗する。
連日の、友人知人の我が家訪問、お茶のみ、お話も、結構効いてしまったみたいである。
幸せな事であるが、どう言う訳か俺んちには、連日入れ代わり立ち代わり来客が絶えない。
いっそ、喫茶店にでもしちゃおうか、などと思うのであるが、それも楽しみだけどなぁ。でも、儲からなくてすぐに潰れちゃうだろうなぁ。
庭には、子供たちが保育園の頃、和紙で作った鯉のぼりが2匹。
ミズナラの木にぶら下がり泳ぐ。
寸胴で、短くて、立派なものではないが。
それゆえほほえましい景色である。
そんな景色に、日常の幸せを感じる。
子供たちも、金銭や名誉、見栄えによらない、我が家の幸せ感覚を、こうしてその身に沁みこませていくのだろうなぁ。
などと、一人ニヤケ顔で満足致すのである。