毎朝こっぱやくに起き出して、ブドウ園のナイロン掛けに挑んでいる。
であるが、ことごとく途中で風が吹き出し、なかなか進まない。
50~70メートルの長さのブドウハウスが合計22本あるのだが、
残り2本。
早朝からの堀上や、クマさん関係の消臭などこなしこなし、
ストロングモグラとの対決も決着を見ず、毎日が充実しきる日々である。
であるから、一眠りの暁には、体中がこわばり動かない。
朝起きて33分と45秒は急速な動きが出来ず、のんびりコーヒー牛乳を飲みながら身体を慣らすのであるが、
お昼寝の後がひどい。
目玉が左右違う方を見ているのではないか、と思うほどのピンボケ。
三半規管はほぼ機能が崩壊で、水平間隔はおろかじっとしているのだか動いているのだか、揺れているのだか、傾き加減なのか、それさえ分からず。
指や足腰、首さえ回らない。
ゆっくり起き出さなければ、腰がギクッと行きそうである・
そんなだが、生きている。
ゼンマイがでっかくなってきた。
中学校の姉ちゃんは、クマ肉カレーを俺の倍量喰う。
そして、午後から畔塗機をつけたトラクターで畔塗。
これは、キャビントラクターなので快適だ。
エアコン完備、ステレオ完備。
花粉に弱いkuma仙人には、何とも心強い空間である。
愛犬と別離して一年か。
鮮明に記憶する季節は、今年とは違う景色だった。