昨日、稲の種をまいたのだが、
今年は山形県の品種「つや姫」がメインになり、コシヒカリを1割くらいの作付にした。
出荷先で、高価な有機栽培米や少農薬米は販売しづらく、引き合いの強い「つや姫」を多く作付してくれと頼まれたためである。
しかし、家で喰っている分づきのコメは、やはりコシヒカリの方が旨い感じがする。白米で食べるにはそれぞれの個性があって、甲乙つけがたいかな。
そういえば、バタバタしていて、地震やら放射能やらで脳天が忙しくて、未だ今年の田んぼの草取り用の「鴨」の注文していない。
今から注文して大丈夫かなぁ。
それよりなにより、放射能が飛んでこないといいなと願っている。
風評とかなによりも、食べてくれる人の健康が心配なのである。
だいたい、出ようがどうだろうが、分からなければ売っちまえ、なんていう売人も世の中にはいなくないので、気を付けなければならないのである。
下らんJAS認定の農産物なんちゅうのは、そういうのが原因で出来たのである。
俺の無農薬栽培物は、JASの認証があるか無いかの差である。いや、認証の前に申請しないのである。
天下り連中の酒飲み稼ぎの片棒を担ぐ気はない。
これは、ご飯ではないのである。
お米の形をした「パスタ」である。「セメチコリア」というマカロニの一種。
アサリとキノコと白菜などを投入し、トマトベースのソースに絡めたのだが。
これをご飯のおかずにして喰ったのだが、
ご飯をおかずにして、ご飯を喰っているような妙な気分だった。
やっぱり、パスタだけで食った方がよかったかな??
旨いのだが、子供たちの喰いっぷりがイマイチだった。
さて、これも昨日の話なのだが、朝の新聞を見て想った。
武器をつくり売る商人を「死の商人」というが、
原発をつくり売る連中を「悪魔の商人」あるいは「悪魔の手先」とでもいおうか。
朝日新聞の記事である。
東芝社長、佐々木則夫。原発は今なお有力な選択肢と言う。経営の柱の一つである原発事業は揺るがない。’15年までに国内外で39基の原発を受注し1兆円の売り上げを目指すそうだ。
今回の福島第一原発をつくったのも東芝である。
お前の作がぶっ壊れて、えらい事になってるんだよ馬鹿者!と言ってやりたい。
俺は、東芝の製品は今後一切買わない。
俺たち市民の命を担保に、悪魔から儲けを得る奴らの製品は買えないね。
こいつらには、未来を守るとか、命を守るとかそういった神経がないのかね?
万が一にも、自分の孫やひ孫が苦しむ姿を想像できないのかね?
こういった奴らに、国も経済も任せられんな。
あと10年か20年で死んでいく世代の人たちは、孫やひ孫、そのまたひ孫の世界を想像できないらしい。あと10年か20年、楽して飽食して死ねりゃぁ儲け、と墓の中に入る事が人類の全て、とでも思っているとしか考えられない。
アメリカのゼネラル・エレクトリック。三菱。フランスのアレバ。が原発三大勢力である。世界で100兆円を優に超える原発需要がある。
まあ、そんな金使い切る前に、どこかの原発がまた爆発して、人類がいなくなるさ。どうせそんな未来がやってくる。
その前に、温暖化で住めなくなっちまうかもしれない。
原発なくていいよ。
少しエコな生活しようよ。
俺たちが生まれた昭和の40年代でいいよ。
工業が盛んで、日本中スモックだらけだったけど、今じゃそんな事もないだろうし。
スマートに生活しようじゃないか。
スローライフでいいんだよ。全然悪くない生活だよ。
100年200年の後を憂うよ。
それよりも今か。
放射能の飛散が現在も続いている。
止まった訳ではない。
決して忘れるべからず。