良い天気が続いているのだが、外に出ると花粉にやられるので、何もないと家の中にいる。
天気が好い割に風が冷たいような気がするのである。
朝早く起きて、稲苗代ハウスのビニールをかけようと思っていたのだけれど、
朝っぱらから風があって、今日一日風があって、断念した。
4月5日、雪解けの遅れを取り戻すかのように、雪はズカズカと解けている。
日に日に雪のかさは少なくなる。
あちこちから、田んぼの畔が顔を覗かせ、フキノトウなんかが顔を出してきた。
採ろうかなぁ、・・・・・一瞬でも手を伸ばすのを躊躇する俺がいる。
心が躍る春なのに。
心が躍る春なのに。
なんだか静かな春だ。
春が沈黙しているかのような春である。
そう思うのは俺だけなのかどうかはわからんが。
明日は、苗代のハウスかけ出来るかな。
フキノトウ採ろうかな。
あちこち歩き回り、量を採ってきて、フキノトウミソをこしらえるのである。
あんまり輝かしいお空に焼かれてしまいそうだ。
きれいな空だ。
雲一つない。
吹いていた風が止まった。
午後5時半、これからハウスかけるには、ちょっと時間がないかなぁ。
風が止まった。
風が変わるな。
夏の雪渓みたいになってきた、田んぼの雪が光る。
どうしようかなぁ、ハウスかけちゃおうかなぁ~。