あの地震からもう20日過ぎようとしているのだなぁ。
あまりに強烈な出来事だったから、まるで昨日の事のように思えなくもないが、
あちこちでは、何だか何事もなかったかのように進行している一面もある。
この出来事を風化させたくはないなぁ。
だいたい、今も続いているのである。
地震直後、部落内に津波で亡くなった方や、そのほかの不幸があり、また、町には避難されてきている方も多く、テレビでは日本がひっくり返ったかのような中、まだまだ先の8月町会議員選挙に向けて意志を示したという、これはなかなか、お他人様の不幸などどうでも良いのであるとしか思えないように見受けられる猛者も近所にはいたが、俺の中では、相当なショックと悲しみと不安で、なかなか時間の進度が変ちくりんになってしまっていた。
だいたい普通の人はそんな感じで、被災された方への心配や物不足、ガソリン不足、原発、異常気象、放射能による人、農産物への危惧を感じていて、まだまだ先の選挙など頭にないのであるが、この折に議員になるべく自分の心配を最優先にする人間など信用に足るとは言い難いと思う。
これからは、おかしいとか、危険とか、必要ないとか感じたら、声に出そうと思う。
まあいいかぁ、という風潮が原発を許し、今回みたいになったのである。
だいたい、原発の廃炉とか、放射性の廃棄物とか、現代でもその処理の仕方が分からんから、300年くらい六ヶ所村あたりの地下に置いておこう。そのうち誰かがいい方法見つけてくれるさ、などという恐ろしい考えで進行しているのである。
子孫が、なんで私たちがそんな危険なものいじくらなきゃアカンのであるかいな、と拒否しても、あるからやらなきゃならんのである。と、お役人みたいに子孫にその処理を無理強いするのが今の現実である。
さてさて、愚痴はこんなもんで。
寒い春ではあるが、雪は確実に減ってきている。
それでも例年よりは魂消るほど多い。
未だ余震にビビリ、原発に怒りが収まらない。
しかし、笑顔を忘れてはいかんと、心して生活を送る。
まあ、残雪の為、野良仕事のスタートが思うようにいかない。
そして、やはり原発の影響が心配で心が重い。
なになにからの放射能の検出はなく、県産品の安全が確認されました。
と、テレビでは言っているが、それは今日の話でしょ。
明日はどうなるか分からんでしょ。
嬉しそうにおしゃべりしているアナウンサーに、おいおい、分かって話しているのかいな?と電話して聞いてみたくなってしまう。(また愚痴ってしまった)
まあ、気を取り直し、一日何回も気を取り直し、
鹿ハムと、魚肉ソーセージ、ネギ、芋を蒸かし細かく刻んだ。
ん~、ん~、と、とりあえずニコニコしながら悩むのである。
何にしようかなぁ。
夕飯の足しになるものがいいなぁ~。
で、これになっちまった。
タコ入ってない、芋がはいった「タコ焼きもどき」。
これオカズにご飯食べる・・・・??
今喰うっ!! て、あっという間に食っちまった。
おれ、大人食いしたかったのになぁ。
腹いっぱいタコ焼き喰いたかったのになぁ。
まあいいか。
みんなニコニコ嬉しそうだもの。
鰹だしと、豚の脂が隠し味。
カリッとした外周の香ばしい皮に、フカフカの内部。
今日のはちょっと水が少なくて、内部が硬めになってしまったなぁ。
まあ、贅沢って訳ではなく、少ない食材でおいしく食べられる逸品。
けっこう水というか出汁が多く入るので、粉の割に沢山作れるから、物不足の時にはなかなかいい食べ物である。
ただし、丸く焼く道具がないと丸くならない。まあ、そん時は広げて鉄板か平たい石で焼けば、お焼き、お好み焼き系にはなるですな。
お昼とか、朝とか、夕べの残りご飯を混ぜれば、十分な腹の足しになります、ハイ。
まあるい食べ物食べて、心をまあるく、優しくしようか。
がんばれ、東北、東日本!!