天空の城がありそうな

宮崎氏の ラピュタ あの中にありそうな雲。

若い若い入道雲である。


底面が平らで、上部がモコモコの雲は、

その下の田面と景色をそのまま空に浮かべたかの様である。

レンブラントの光線は上空に伸び、
ここに住み、毎日を暮らす中であっても印象的な景色。

少女のように宮崎の「ラピュタ」を想い
この画の中に幾つかの限られた世界を感じ
野良仕事に汗を流しながら、空気を味わい消化出来ている様な幸せを感じる。

携帯電話のカメラもなかなかのものである。

久しぶりに暑く・・しかし風は爽やかであった。
汗は大いに流れ、顎から滴る間もなく昇華する。

体力は消耗するのであるが、
保育園から帰った子供たちが、
父や母の仕事を見て、感じながら
その廻りで戯れる姿は、理想的な農村風景の様でもある。

彼らは、父母の働く姿、背中を見て育つのである。

汗を流し働く姿を日常にとらえ育つのである。

どうか、汗流し働く事を美しい事と信じてほしい。
労働と報酬は、汗や苦である。
決して脳だけを使う仕事が、綺麗で上品で洗練された仕事ではない事を、

君たちは、感じて大人になってほしい。


      土とともにしあわせが育つのだ
        蒔いた種は 大地が育み
      君が育み 太陽が育むのである。

      人間だけに為し得る技でない事を忘れてはならない

      コンクリートに種は育たず・・・・
      学にもまた育たず・・・・・

       種は 
          博識と汗に応ずる
              --------------------Kuma------------



2010.06.01:kuma仙人:[野良仕事]