風を受けよ
その体躯の中枢まで深く呼吸し
過去の息を吐き出し
あらたな喜びの息吹を感じよう
鷹はこの風に乗り魂を運ぶ使者としてその翼をつかう
僕らは、愛と優しさにつつまれて 新しい愛と優しさを育てるのだ
大地と空と 土と水 星と花と 生と死を
僕らは身近に、共に生きるのである。
子規は桜に死を謳う
俺の死は・・・
そりゃぁ 鷹に聞け
熊に語れ
いのち喰らう人間の業は
口蹄疫で死する愛すべき家畜の
累々たる屍を想い 心を傷める優しさと 無残を解釈する心と
戦で散った累々たる生命を 無残を忘れない
全てのいのちを 等しく
愛しい身近な生き物たちと同等に思えるか如何にかかるのである
全てを愛すれば 僕の子供たちもそれに答えてくれるだろう
愛につつまれて育った子供は
愛にあふれる人間になるのだから。
-----KUMA-----