山菜採りの、この季節になると、
毎年嫌な思いをする。
まあ、山に山菜採りに行く人に文句はないが、ゴミさえ捨てずマナー守ってればの話だけれど。
この辺は田舎なものだから、結構多くの人が山菜採りに来る。
牧草畑や、ブドウ園の廻り、田んぼの廻り、家の廻り。
わらびやタラノメやコゴミ、コシアブラ・・・・ありますあります。
そりゃ、あるはずだよ、みんな忙しいから、仕事の合間に自分の手をかける土地の廻りのは、採らないで残してあるんだから・・・。
顔を合わせても、挨拶もなく、断りもなく採っていく人多いんだよね~。
山なら文句ないんだよ。
この辺は山じゃないんだからね・・・と。
昨日は、俺が草刈りして肥料散布してる蕨畑に、ババアが・・・。
山菜採り装束で、そして、
何か投げた・・・。
コーヒーの空き缶。
「ここは管理している蕨畑だから、採らない様に」
と申し述べると、怒って帰っていった。
なんで怒るのさ???俺、変な事言ったかい??
近所にも、まあ、似たようなババアがいて、これも、誰の土地か知っているのに、どこでも我が物顔で採って歩いている。
ああいうのは、どうし様もないね・・・、部落の中でも人の話は聞かず独りよがり。
そんな人の家族は、また家族ぐるみでそんな性格なものだ。
近所の、温厚な兄貴が、自宅廻りの畑の廻りの山菜を採っている人に、
「あの~、ここら辺の山菜は、ここら辺の年寄りが楽しみにしているものだから、
どうか、山の方なら誰も何も言わないから、採らないでください。」
と言ったら、逆キレ
「おめーは、なんちゅう名前だ!!ここは何という部落だ!!!
ふざけた事言ってるんじゃねえぞ!!!」
と、
これを発したのは、夫婦連れの、ご老人である。
人いるんだから、「採っていいですか~?」と一言。
家で採るやつだけど、じゃ、少しならね~ どうぞ~
となって、新しい付き合いが始まるかも知れないのに・・・・・。
悲しい世の中だ。