山の仙人になりてーなぁ~
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生きる 生きてこそ
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前になりましょうか…<br />私には小国に住う叔母がおりまして<br />山菜を採り、それを生業としておりました<br /><br />とかく春は、稼ぎ時<br />春先のコブシの芽は漢方の薬師に珍重され<br />蕨、ゼンマイ、蕗、コゴミ、カタクリ、ミズナ…<br />と、秋に劣らぬ宝の山<br /><br />しかし、春の山はご存じの通り、子連れの母熊が活歩する季節でもありまして…<br /><br />山を知り尽した叔母でしたが、不運にも、2ヶ月の入院を余儀なくされる出会いをしてしまったんですわ。<br /><br />いつもの山に、いつものお伴の愛犬を従え、鉈と鎌を携え山道を行く叔母と<br />2頭の小熊を連れた母熊が、雑木茂る沢にて遭遇<br /><br />驚いた母熊と遇い見えた後、叔母は鉈で応戦し、命からがら山を下り生きて帰って来れました。<br /><br />不思議なものです。<br /><br />叔母は、当時<br />『やられた怪我は仕方ねぇ、アレ(熊)だってわざとじゃねえんだ。ただ、オラも生活かけて山に登るべ、だから山は生かして返してくれたんだ』<br />と言っておりました。<br /><br />不思議なものです。
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