焼きそば
恥ずかしながら、この焼きそばが好きである。 自宅ではめったな事がない限り、即席麺など食わないのだが、これはたまらない。 そして、山形のこの辺では手に入らないブツなのである。 いや、仙台などではあるかも知れないのだが、福島サティーにもない。 はるばる450キロを車で走り、長野の実家に行った折に沢山買ってくる。 まあ、どうって事のないインスタント焼きそばだが、この辺で売っておる生めんを炒めるtypeの焼きそばなど及ばない香ばしさ、味なのである。 どういった事か、この置賜地方では、大手スーパーでさえ扱いが無い。 そんでもって、開店当初は品ぞろえが多いのだが、年を追う事に品数が減る。 生ハムなんか、開店時は5~10銘柄そろえてあるものが数年で1~2種類に減ってしまう。チーズだってプロセスチーズばっかりになってしまう、カマンベールがあればいい方。祭りごとにせいぜいブルーチーズかモッザレラが並べば立派である。 地域的に、食生活に閉鎖的なのであろうか?? これに対する想いや考察は相当にあるが、只今は酒を頂き、脳みそがしんどいので、事実のみを簡単に伝える事にするのだが。 そういえば、カップラーメンの種類も年々少なくなる。 食品売り場の面積も少なくなる。 どうもこの辺は食い物に関して保守的なのではないだろうかしらと、以前から思っていることを本日口に致すが、食が閉鎖的であるとこれ、これもまた脳も閉鎖的なのではあるまいかとかねがね読破致しておる書物などにもそういった意見が多く、吾輩もその通りだと思っているのだが。 垣根や雑草を備える食とし、斬新な藩体制で窮地を凌いだ上杉鷹山の地とは思い至るに、実にここにあって疑問符号を頭の上に数個発射せざるはオイラだけだろうか??
2011.01.05