雨降りのんびり
昨日は、朝早くから先輩に電話を頂き、急きょ「ニッコー栃木総合射撃場」まで出かけてきた。 往復500キロのトンボ帰りなのである。 先輩が購入した中古ライフルの調子の確認と言う事で、アッシー君になり、ついでに俺も弾の消費をしてきた訳である。 朝はビックリするほどの雪だったが。 常夏の栃木である。 射撃場の前には棕櫚の木が生えている。 (カメラを忘れ何も撮影なし) 景色は春と言うか冬と言うかだが、緑があちこちに見えて、麦が15センチくらいに伸びていて、田畑があちこち緑色。 何やら野菜とかネギとかが見えるので、未だ雪一面の雪オトコの国から出向けばそれは常夏に思えてしまうのである。 そして暖かかった。 俺は手詰めのライフル弾を撃つ。 先輩1人は手詰め。 もう一人は自動ライフル銃の市販弾を撃っている。 例により、まだ確定と言うか、安定的な着弾レシピを得ていないワタクシは、赫々云々の調整により詰めた弾6種類を撃つ。 ついでに、立射と膝撃ちもやってみる。 立射、膝撃ちとも、マグナム弾を発射すると仰け反る程の反動だが、ゴム人間と化してやんわりとその反動を受け流すのである。 この芸には我ながらビックリするほどの流暢さであるが・・・・・・ 弾は・・・・当たらない(笑) 狩猟銃で精密な射撃に挑戦しているのだが、 これもまた、この前当たったレシピが今回当たらない。 気温や気圧、湿度や銃のクリーニング具合、体調などなど様々な理由があろう。 まずは引き金の引き方が一番ですな。 反動に備え、引く瞬間に力が入ってしまう。 そうするとコンマ何ミリか銃身が動く・・・・100m先ではとんでもなくズッコケる。 その、力を抜くのが難しいのである。 ビンタを喰らう前に、まったく備えないのと同じ。 これが怖いのである。 目標は100メートルで1インチに10個なのだが・・・ 前回100m1インチ出したレシピも今回は惨敗。 前回惨敗のレシピが今回はビンゴ・・・・・ 分からなくなってきますね~ どうにもこうにも分からん(笑) 窓に穴のあいた的紙を張り付け、レントゲンを眺める医師を気取るのだが、 何が何だか良く分からん それでも今回7種類のレシピから、期待していなかったレシピが1.19インチ×5発を出していて、これが全く訳が分からんのである(笑) 的の中心を狙って、火薬の少ない弾から撃ってみると・・・・こんな感じ。 火薬が増えるにしたがって、真ん中に近づいてくる。 スコープの正点は72グレンという火薬量にあわせているのだが、この穴ぼこは、64グレン~68.9グレンまでの連続した穴ぼこである。 (64グレンは5発撃って、1個も紙に当たってない。膝と書いてある下あたりに5個飛んでいるのである) 真ん中に当たる必要はないのである。 撃った弾が、どれほど安定的に同じところに到達するかが問題なのである。 ◆の外側の1辺が2インチである。 今回は成績悪し。 まあ、この紙を見る限り、あっちこっちに弾は飛んでいない。 そこそこと言う事にしておこうかな(-_-;) で、計算上70~72グレンだと、真ん中に当たるのである。 当たるはずである・・・・ まあ、実用範囲中だが、今回は満足できる結果ではなかった。 帰ってきてから、鉄砲を徹底的にクリーニング。 散弾銃は弾がいっぱい出るから適当にクリーニングだけど(弾がたくさん入って、ある程度の範囲に散らばるからどれかの弾が当たる) ライフルは、弾が1個しかでないので、精度が命なのである。 ついでに薬莢も再利用の為、雷管を外し、超音波洗浄機で洗うのである。 終わったのが午後10時。 途中の地震が怖かった。
2012.03.28