満月・・旧2月15日
陸奥の しのぶもじずり 誰れゆゑに 乱れそめにし 我ならなくに 百人一首の一句である。 なぜか、満月にはこの詩が口をつく。 しのぶもじずり・・・の部分が、「偲ぶモチツキ(満月)」だったなら、 もっと素敵なのになぁ などと、高校の入試の為に必死に覚えた百人一首ながら、思ったのであり、それ以来、満月・・もちつき・・・ ああ、私の心が、モチツキを待ち乱れるのは、美しくいとおしいあなたのせいなのである~ などと、脳天気なのである。 オオカミ男なのである。 かなり、自然と、意識しなくても、新月や満月には影響受けてしまって、 ハイな気分になったり、落ち込んだり。 激しくなったり・・・・悪戯したくなったりと。 野性児なのです。 自称でなく、・・・・かみさんも納得のオオカミ男だそうです。 今夜の、月は美しい。 空に、雲一つなく。 凛とした、乾いて清冽な 冷えた空気の中に いましがた、東の山より姿を見せた。 眩しく。 美しい。 こんな夜に、山の頂に立てたなら素敵だろう。 命を感じるだろう。 山から写真を撮ったら素敵だろうな。 今夜は、オオカミに なってください。 今、写真撮ってきた。 お~寒い
2010.03.30