和田地区「ふれあい・暖ったか・冬祭り」のご案内
2月5日に、高畠町、和田地区で上記の催しが開催されます。 まあ、地域おこしとか、世代交流事業、農産物利用促進や、海外からお嫁さんに来られている方々との交流や、俺も入っている猟友会の地域貢献などなど、多くのねらいをもって、初めて今年行ってみる事業である。 雪でつくったデカ滑り台や、チゲ鍋(海外お嫁さんグループ)、つみれ鍋(地域野菜・米粉などの利用)、それからクマ鍋(猟友会)などが供される。 1月中ごろの「山形新聞」紙上でも紹介されたらしい。(俺んちは別の新聞なので分からなかった) また、和田地区には各戸回覧が回り、ご案内されて居る事と思う。 この催しは、和田地区外からでも参加できるので、是非来て頂きたいのである。 (写真のポスターの通り開催されます) 俺は、猟友会員なので、猟友会の鍋について説明させて頂くのである。 ずばり「クマ鍋」なのである。 クマに関しては、クマを獲る事そのものに賛否の意見がある。 私自信、クマの存在は貴重であると認識している訳であるが、猟師・マタギとして、それでも獲る。 しかし、それは、未来的にクマの生息を併せて願っているし、願うばかりでなく積極的に関わっている。 クマが絶滅する事が望みではない。しかし、増えすぎれば数年前の異常な頭数の駆除に繋がったりもする。 正直、繊細でシビアな課題でもある。 今回は、かねがねこのブログにも書いているが、その中で山から授かったクマを饗する訳である。 猟友会は、狩猟の他、害獣駆除などの活動をしている訳であるが、その中でも地域の方々や諸団体より応援を頂いている。 そんな中、私たちの活動と実績、そしてまた貴重な動物への理解を深めて頂くために「クマ鍋」が饗される。 クマ鍋は旨い。 旨いから、もっと獲れ、ではなく、 例えば、美味しいから、その存在を大切に、未来永劫人類と付き合っていける方策を考える機会となれば、きっ掛けとなれば、などと思っている。 まあ、難しいことはさておき、 恐らくは、今まで食べたどこのクマ鍋より美味しいのが食べられると確信している。(試食会では、大評判であった) 味付けは、オイラをはじめ、鉄砲撃ちの武骨な男たち。 料理ももちろんである。猟師料理なのである。 当日は、材料や資材、燃料などの協力費と言う事で、300円(小学生以上)を支払えば、3種類の鍋を食べる事が出来る。 それぞれ100食を予定しているのであるが、当日の人出など読めないところがあるので、おかわりが出来るかどうかはわからんのである。 お肉は、オイラが獲ったやつだが、昨日、冷凍から出して、小さく刻んでみた。 脂の質が良いので、ひと肌どころか、かなりの低温化でも溶けだす。 高級和牛の脂が、ひと肌で溶けるのであるが、クマはそれ以下の温度で溶けだすのである。 なので、肉はカチカチ凍ったまま、冷たい奴をシャキシャキ刻むのである。 それでも、切っているうちに、忽ち溶けはじめる。 綺麗な赤身。 上質な脂身。 このまま焼いて食べちゃいたいくらい。 焼いて食ったら、ちょっとあの「イベリコ豚」みたいな味がするんだよ。 結構な量を刻んだのである。 お椀の中には十分なお肉が入るので、身体がポカポカとあったまるのである。 さて、当日の天気は如何だろうか。 天気いいといいなぁ。 お問い合わせ先: 高畠町・和田地区公民館 電話 0238-56-3006
2012.02.02