雨の中の代掻き

  • 雨の中の代掻き
トラクターに乗って、雨の中「代掻き」である。
まあ、農業用の専門用語ではない言い方をすれば、乗用の耕運機で泥かんまし、というところである。

稲の苗を植えるために、田んぼの土をドロドロ柔らかにするのである。
これで、均一な平面をつくり、田植えの精度を高め、稲の苗が育ちやすくする訳である。

代掻きと言うのも。
この辺では2度行う。

一回は「荒シロ」、二回目を「二回目」とか「本シロ」とか「仕上げ」とか?言う。

なので、一回目の今回は、スピードを出して、わりと荒くザ~ッと代掻きする訳である。

雨の中、ラジオを聞きながら、快適なエアコンの中、睡魔との戦いである。

つい数年前までは、屋根のないトラクターに乗っていたので、雨の日は合羽姿で、ブルブル震えながらの作業であったが、懐に寒風を吹かせただけの事はある。

トラクターキャビンは快適である。

オールオートみたいな機械ではあるが、ハンドルは人間が操作するのである。
眠っていたらひん曲がってしまうし、たちまち土手に乗り上げてえらい事になってしまう。


何故こんなに眠いのか・・・・
いやいや、おんなじ場所を何度も行ったり来たりしてれば誰だって眠くなるだろう。
高速を走るより絶対退屈だし、危機感もそうそうない。
土手から落ちなければ衝突も追突もないのである。
景色は・・・・行ったり来たり・・・・

が、ここで、元気な奴らがいる。

鳥・・・・カラス、ムクドリ、ツバメなどなど。
機械の中にいる人間は気にならないのかどうかは良く分からんが、代掻きしていると、土の中の虫(おけら)なんかが出てきて、水に浮くのである。
そいつを摘みに鳥が集まってくる。
ムクドリもカラスも、手が届くほどの距離まで近づいてくる。

タイヤで踏んづけちまいそうなくらいに近くまで来る。

どういう連中なのか、一族なのか、親戚なのか、本人が何処までも俺のトラクターを追ってくるのか分からんが、とにかく、一日中トラクターの周りに鳥がやってくる。

しかしオイラといえば、トラクタから降りて、夕ご飯を食べた瞬間に眠いのである。

朝から晩まで一日中眠いのである。

これは、病気なのであろうか・・・・

もう、眠くて、ブログを書くのが拷問みたいな気分なのであるが、そこをこらえて書く、キーボードを叩く、と言うのが微妙に快感でもあるような、無いような(笑)

だが・・・・・いかん・・・・ヨダレが流れそうである。

なので、もう寝なければならない。
何やら、死神に似た、眠りの神がその辺で「こっちゃぁ~来い~」とやっている訳で、PCを眺めながらイビキが出てしまうのである。

なので・・・寝るのである。
2012.05.18:kuma仙人:[野良仕事]

ヨダレ(笑)

垂れた?


うら若きお嬢さんと盃を交わす(笑)夢でも見れるといいねぇ

ワタクシも実家の農作業手伝いが
矢の催促ですが…
なかなか行けませぬ

2012.05.18:麦チョコ:[編集/削除]

麦チョコさま

お勤めゴクロウサンです。
生憎、トラクター乗りしてる時の妄想は・・・・・
覚えてない・・・・(笑)
トラクター乗ってなくても、野良仕事中は基本的に常に妄想してますなぁ(笑)
手や身体は忙しいけれど、頭の中身は何時でも暇なので妄想しっぱなしです(#^.^#)
仕事が終わると、何を考えていたのか全て忘れてるから凄い。
けど、どう言う訳か艶めかしい妄想はしませんなぁ
下半身に影響が出ると仕事にならないから!?

2012.05.20:kuma仙人:[編集/削除]

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