お山に出向く

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朝っぱらから物騒な失敗と、日本と言う国家の情報伝達と言うか、国民に対しての情報開示などにあたり、不機嫌なニュースが流れた。

花粉症はひどく、おまけに風が強いし風は冷たい。


脳みそも、体調も、春と言うにはゲンナリするような、おまけに先に明るさを見いだせないような、日本国の春である。

そんな中ではあるが、花粉攻撃で重い頭をヨチヨチ運びながら、わずかな時間であっても「お山」の様子見に行くのである。


斜面の雪は、ここ2日程で半分も消えたのではないか、と言うくらい急速に消えている。
尾根に立てば、あちこちで雪崩が起こり、バキバキとかゴロゴロとかゴーッという恐ろしげであり、凄まじい音を立てる。


まあ、行ったところで何もいないのではあるが、兎に角山に行きたくてたまらない訳である。

山で景色を眺めていればそれで満足な訳である。
ストレスが溜まったからと言って、街に出て飲み歩くとか、買い物をしなければ気が済まんと言うのではなく、鉄砲担いで山に登ればそれでいい訳で、
単純と言えば単純。
経済的と言えば経済的。
バカと言えばバカなのである。


お里の雪もみるみる消えた。
40㎝が2日でとけた。
ブドウ園も田んぼも見えてきた。
オソロシイ速さの融雪である。

ついでに地震で大地もシャッフルされる訳だが、あんまりシャッフルしないでほしいのである。・・・・・何故か・・・・そりゃ、揺れれば怖いし、被害も起ころう。


さて、そんな昨日は暮れ、本日が明けた訳だ。

机に朝刊が、その一面には「原発再稼働 妥当と判断」
その下に、「大飯の安全性を確認」「政権、今日福井に要請」
とある。


・・・・・・・そうかそうか。
また、繰り返す過ちに足を踏み出す訳だ。

付足し;そんなもん、オカルトや宗教じゃないんだから、簡単に信用できない訳さ。原発再開って・・・まるでオカルトを信じなさいって言われてるみたいだよ。


前から何度も記してきた事だが、原発を扱ううえで何が一番危険なのかと言うと、
その物質の如何に関わらず、それを扱う人間の人間性が問題な訳である。

医療薬品、細菌、猛毒、その他危険物、及び財と地位。
これはは、扱う人間が危険であれば、信用できなければ、それはそれは危険極まりないのである。

そして、その最たる物質が放射能であり、それを扱う人間である。
そして、それに群がるシロアリなんだかハゲワシなんだか、或いは鳩の類なのかお代官様であるか越後屋なのか・・・

それらが、危険を、危機を危機ととらえず、欲を満たす道具と智すれば、それにより窮状に送り込まれるのは、昨年の現状。民衆である。

この国は、何も反省していない。
それどころか、昨年起こった事実を無視している。

北の王国が、ミサイルと核実験を繰り返す、瀬戸際外交に似て、
我が国は、国民をだまし蜜を吸う悪玉の国家である。
そう思えてならない。

安全性評価の前に、電気の需給がどうであるのか、
その検証もままならない。


僕たち人類は、核を持つべきではない。

それが俺の持論である。
2012.04.14:kuma仙人:[生活・地域]

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