嵐の前の静けさや

  • 嵐の前の静けさや
久しぶりに気持ちの良いカタ雪を歩いた。

ほんの僅か足跡が残るくらいのソフトなカタ雪。

どこまでも、どこへでも歩いていける。

段差や土手は、雪のカバーでソフトな覆いをされ、超えるのにも優しい。
そう、砂丘のようになだらかで、角ばった部分が無い訳で、もう少し硬ければバイクや自転車で走れまわれそうである。


今の刻には、暖かい南風の嵐となった山形であるが、
朝は程ほどに寒く、かじかむ手でフキノトウをつまんできた。

雪の量は昨年と変わらないが、フキノトウが小さい。

いつもの年より採れない。

犬は喜び後をついて回り、足に絡みつく。


雪の割れ目が春らしさを強調する。


朝日新聞・天声人語には、ミャンマーの民主化を指して誰だかが言ったこの言葉「パレット(投票用紙)はブレット(弾丸)より強し」を充てていたが。

今の日本を見れば、民主主義国家ではあるが、
「パレットはブレットより強し、されど銭に弱し」
というところか。

共産は市場開放に討たれ民主化を得るが、解放後の経済主義に、本当の民主主義は手折れる。

まあ、東電であれ国会であれ、あれは民主人民などどうでも良く、目先の銭勘定と地位への執着しか見て取れない。

経済の行きつくところは、まさにパレットは銭に弱しなのであろうか。

頭のよろしい国民であっても、銭に心を奪われれば、その国家は破たんする。
どだい、庶民には縁のない世界であるが、あちらの世界では銭が雪崩を起して蠢いているのであろう。
2012.04.03:kuma仙人:[文学的な考察]

銭~♪

ない方が良いなんて言わないけれど
ありすぎるとおかしくなるらしいね~

ま、麦家は、いつもピーピーさえずってるから安心だ(苦笑)

返さにゃならん銭もたんとあるが
オラ、稼ぎが悪いから…細々と…

逆に、それが、気弱なオラの稼ぐ張り合いにもなってたりして


今や日本のお国や某企業の偉い(?)人ってのは
銭が目的になっちゃったのかなぁ…
若い頃は、きっと「世の中を変えてやる!」「新しい事で革新をおこしてやる!」ぐらいの目標があって、世に出たんじゃなかろか?

そうじゃなきゃ、哀しい


しかし…寒い
雪だよ~…
2012.04.04:麦チョコ:[編集/削除]

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