おかしな話

おかしな話1

未明から、東京に雪が降っているという。
ニュースでは、以前の降雪の時と同じくらいの騒ぎである。

今朝の段階では、八王子などそこそこの降雪もあるらしいが、都心では大した事が無いようだ。
しかし、テレビキャスターやリポーターの騒ぎはどうだ。

まるで天変地異でも来たかのような、放射能が襲ってきたかのような言葉使いと大袈裟な表現ではないか。

関東、東京という一地域である。

全国放送のテレビでは、もう少し考えた報道を願いたいものだ。



おかしな話2

40年だか50年後に、日本の人口が8千万人台まで減るらしい。
4千万以上の人口減である。

まあ、もはや人口は減少傾向にある訳だ。

ここで色々おかしなことが出てくる。

足りないので原発を・・・・という電気だが、節電とかで何とかなっている訳であるし、発生させる原発以外の電気も、いずれ要らなくなってくるのではないのだろうか。
風車、太陽電池、その他はいいのだが、どうもああいうものに群がる投資家というか、影の組織みたいのがあって、それが東電チックに変化しないでもなかろう。
しかし、いじくって失敗したら手に負えない原発じゃないから良い訳だし、石油エネルギーからクリーンエネルギーへ転換するのであれば、それはそれで宜しい。

どこぞの首長は、原発再開してほしくて、国会議員などなどに、公費でカニを送っているのだ、という話を聞いたが・・・・
カニを喉に詰まらせて死んでしまえ、と過激な気持ちになってしまうではないか。これは全く、アホな話で、似たような話は沢山あるが、民衆を無視したふざけすぎた話なのである。

俺たちは、4~50年頑張って質素な生活を続ければ、原発なんて全くいらないし、電気が余って困るので使ってくださいおねげ~だぁ的生活事情になるという訳だ。

人口が7割弱に減る訳なので、未来のビジョンも大きく変わるはずである。

エネルギー・食糧・年金・健康保険・・・・・・
まあ、中国やインド、その他の国々の人口は恐ろしい伸びを見せて、地球人口が90億とかという未来も予想されているので、地球的に見ればどうなるか分らんし、その頃の日本は、豊かで幸せで、質素でこじんまりした極東の離れ小島的であれば、ジパング幸福の島というものである。



おかしな話3

お金が・・・・経済の混沌は、お金の運用・運用で、お金がお金を生んでいるという状況である。人間が稼ぎだすお金は微々たるもので、お金ころがしで発生する利益は膨大である。
1日の経済取引は4兆ドル弱。322.5兆円である。
1日の輸出入額の160倍近い額である。

ある調査での2010年の79カ国での運用資産残高は212兆ドル。
1京7172兆円というから、よく分らん。
どのくらいの金額だかさっぱり理解できないのである。
京という単位は、放射能がどのくらいまき散らされたかという時に使われた、恐ろしく多くてどんだけか分らんが兎に角多い、という単位である。

その他に、皆が普通に持っているお金が世界中にある訳だ。


で、全部足すと・・・・・・
お金がありすぎて、地球を買っても余る訳だ。
要は、買うものがないお金と言う訳だ。

それが、そのお金が、世界経済をリードしている。

これはもうおかしいのである。お笑いである。

どういう訳か、お金と言うものに本当に縁(円)が少ない。いや、ない。

確定申告の計算をしているのだが、それなりにお金は動いている。
しかし、そのお金を見た事が無いのである。
右から左へ・・・・売上は直接というか、俺の手に触れることなく、資材、肥料、運送、機械会社等へ行ってしまうのである。
そこそこの金額は動くが、残らないのである。
決して浪費をしている訳ではないのである。

俺んちには、子供が指でつまむほどの預金しかなく、それも日々流れ出しているので、預金と言うより、流動体の一時停滞と言った方がよろしいのである。

が、あふれるほどあるらしい。
実体経済の、世界の総GDPの何十倍もあるらしい。

でも、飢えて死んじゃう人や、貧困や民族闘争、宗教関係などの戦火はあちこちにあり、そのお金たるや、一部のお金いじくり趣味仕事連中のお遊びの為に、人生ゲームの紙切れのお札如き使い方をされ、民衆は捨て駒にされている構造に見えるのは、それはオイラだけではあるまい。


まったくおかしな話である。
2012.02.29:kuma仙人:[文学的な考察]

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