という雰囲気である。
ナンとザーツァイ、あるいは「チャパティ」と「搾菜」とした方が良かろうか。
ナンて言うのは、インドあたりのパンみたいなものである。
チャパティと言うのは粉を練ってそのまま焼いたペッチャンコ薄焼きパン?みたいなものである。
今回の「ナン」という奴は、平べったくてペッチャンコではない。
イーストを入れて幾らか発酵させるので、薄くてペッチャンコだけれど幾分ふっくら感というか、中がモッチリとしてふんわり感がある。
この、ナンという奴、最近では街でたまに見かけるし、その辺のスーパーでも売っている。
実は、娘が何処からか数枚頂いてきて、喰っていたのを見て、俺も喰いたくなったのだが、喰わせてもらえなかった。
仕方がないので、ゴミの中に捨ててあった包の袋に書いてある材料を勘で調合してこしらえたのである。
本場インドでは、瓶の様な窯に火をおこし、その中に張り付けて焼くらしい。
時々テレビで見かけるが、そんなものは家にないのである。
ある訳がない。
なので、オーブンのグリル機能スイッチを押して焼くのである。
1時発酵を終えた生地を潰して、そんで、平べったく伸ばし窯(電気オーブン)に投入。
12~3分で焼ける。
グリルなので、加熱は上段の一方向加熱なので、途中でひっくり返す。
火力と言うかは、オーブンより激しいので忽ち焼きあがる。
出来上がったブツを机の上に置いておくと、チビ助が物欲しげな顔で遠巻きに観察に来る。
知らんふり・・・・
知らん振り・・・・・(笑)
で、これが結構旨い。
生憎、今夜の夕食のおかずは、我が家ではクリームシチュウだった。
カレーではない。
子供たちに分け与えると、おのおのシチューに漬けこんで食していたのであるが。
で、ワタクシはと言えば、俺が漬け込んだザーサイを乗せて喰うと・・・・・
何と、なんと!!
合うんではないか!!
目から鱗というか、絶妙な塩梅である。
パンにザーサイは頂けないが、ナンにザーサイは合う。
ザーサイは、業務スーパーから1㌔130円くらいの、漬けた奴を買ってくるのだ。
そいつを刻んで、塩抜きし、自分の好みの味に漬け込むのである。
先頃のザーサイ2キロを本日食べ終わってしまったので、あらたに購入。
昨日から塩抜きをしていたのである。
そして本日、今さっき、仕上げ漬けに入った。
味付け醤油、塩、酢、クマ仙人の南蛮粉、砂糖、ごま油、ニンニクなどを適当に混ぜて味見をし、その液体に漬けこむ。
2日も漬ければ美味しくなる。
フニャフニャのザーサイは、塩抜きするとシャキシャキ感が戻り、けっこう青臭く感じるので、ここでしっかり漬けなおして、フニャフニャに戻すのである。
しかし、このザーサイ。
変な形だ。
まったくおかしな形である。
が、旨い。
おかしな形のものは、魚でも何でも結構なお味のものが多いのである。
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