満月が近づくと・・・・

  • 満月が近づくと・・・・
旧暦の8月15日の月を中秋の名月と云う。

今日9月12日である。

(※今回の写真は全て太陽の光を使っていません。)

月が丸くなってくると、オイラの心は清純(?)なせいかしら、自然の精の影響を受け、オオカミオトコのようにジッとしていられなくなる。

特に、夜。そして早朝。

寝付かれなくなってしまうのである。

床に就いても、眠いのにもかかわらず目が冴える。

小さな音や、光、匂い、湿気、虫の羽音・・・・・尽くに敏感になり、そして

意味もなく、月明かりに照らされる外気の中を歩き回りたくなってしまう。

朝も、全く真っ暗なうち。

月が西の山陰に沈んでしまう前に目が覚める。

布団の中で、起き出したくなく、そして眠いのにじっとしていられない。

なので、煙草を掴み、カメラを掴み、いそいそと玄関のドアを開け、冷やかな新しい鮮烈な空気の中へと、草履を引きずって戯れに出かける訳である。



↑これは朝日の昇る前だから、太陽の光ですなぁ

都会に住んでいたら、きっと変質者扱いになってるのか、或いは夜のない街に、このような感性は削がれ、名月を暦で知るだけの人間となっていたのかは分からない事である。



昨晩も、今朝も、出たついでに、お得意の夜景撮影である。

月夜の晩を、昼のように切り取るのが好きである。




目では見えない姿を、カメラの目は昼のように映し出す。






今では簡単に合成できる写真であるが。



怖い心霊写真じゃないのである。

アナログチックに遊んでみた。
2011.09.12:kuma仙人:[文学的な考察]

追記

パンツ一丁下着姿みたいなものであるが、実際は真っ暗闇に近いので、その辺から俺のパンツ姿は見えないのである。
こんな恰好してたので、あちこち虫に喰われたのである。
2011.09.12:kuma仙人:[編集/削除]

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