新聞朝刊の1面にでっかい字で書いてある。
その脇に、ややでかい文字で 政府担当「問題ないレベル」。
福島県内の子供1150人を3月中に調査し分かった事であるが、これは、福島県民の45%は甲状腺被ばくをしていると言う事と同意だと思う。
しかし、政府担当者の無責任な発言。
問題ないレベル・・・・・ならば、原発があれほどの事故を起こしても、危険でも何でもなく、問題ないレベルと解釈しているに等しい。
要は、ただちに健康に影響はない だの、問題ないレベル だの、そういった類の言葉は、暗に人間の命への心遣いでなく、原発そのものへの気配りの言葉なのである。
一に経済、二に経済、三四がなくて五に利潤、そのあとおまけで票田の票(有権者(人間)の票(命))が大事と言っておこう。・・・・・まったくそう聞こえる。
大問題なのである。
第二次大戦で三百十余万人を死なせた国が、
広島・長崎で原爆を経験した国が、
何も反省せず、進歩無く、こうも国民の命を軽んじていると言う事が理解できない。
政治家は、過去を検証し、過ちを繰り返さず、そして未来を得るために前進すると言う能力を持っているのか。
被爆が問題ないはずがない。
問題なければ、安全ですと宣言すればいいじゃないか。
そして、汚染された土地を国家で二束三文で買い上げ、首都機能を移転すればいい。
国会が、原発の近くにあれば、どこかの大臣みたいにわざわざヘリコプターで飛んできて、現状を確認するまでもない。窓から眺めれば済む事である。
東電、加害者を救済する如き法を練り上げ、被害者の救済が遅れている。
信と身を粉にし、命を懸けてまで、国民に尽くしてほいい。
国民の事を考えてほしい。
国民の意志は、間接性、代表制民主主義とか言うが、選挙のその1票でしか政治に参加できていないのが現状である。
これでは、政治家と官僚の国家なのである。
本来、民意に耳を傾け、民衆の声を聴き、それを国政に反映するのが政治家の務めだろうに、どうにかしちまっている。
政治システムも、政治家も、改革が必要だ。
でなければ、この国は救われない、そう思う。
福島の人々も、それ以外の震災を受けた人の事も、大事に考えて欲しいのだ。
政局や、自分の立場ばかり考え、国会で取引ややり取りなど必要ない。
米沢辺りも。毎日0.8μ㏜/h位で、これ以上下がらない。
通常0.4程であったのだが、ずっとこの数字になったまま下がらない。
高かった地域では、現在米沢より低くなっている地域もある。
まあ、「出さないから安全だ」と言っていた原発だ。
出してしまって、「問題ない」は言ってはならない約束違反と言う事であるが、そんな事を理解できる政府関係者はいないらしい。
それは、勉強は出来て、公務員試験には合格したが、お粗末な脳みそであると言う事。
選挙で当選はしたが、自分の事しか考えておらん年中夏祭り的脳みそと言う事。
そんな人ばかりではないのだろうが、そう見えるから仕方がない。
何とかしたいが・・・・・。
ここでこう書く事でも、少しは力になれるのだろうか・・・。
甲状腺被ばく・福島の子供45%
やっぱりなのだ…
まったくもって
激しく同感。
加えて北海道の泊原発。
実は3月中旬から調整運転と称して既にフル稼働していたとか。
空いた口が塞がらないのです。
日本の民主主義の実態は何なのかと考えてしまいます。
加えて北海道の泊原発。
実は3月中旬から調整運転と称して既にフル稼働していたとか。
空いた口が塞がらないのです。
日本の民主主義の実態は何なのかと考えてしまいます。
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