雨がなく、暑く、日照も程々である。

稲の出穂は遅れてはいるが、ブドウには有りがたい気象である。

日々、ブドウの甘味が増す。

酸も抜ける。

我が家は、出荷の最盛期である。

現在のところ、最高２３度の糖度が出ている。

平均２１～と言うところか。

まだ、あと２度はあがり、２５度と言う事になるだろうが、
まかり間違って２８度まで上がったりすると、細菌繁殖限界糖度を超え、いわゆる貴腐なんという逸品が生まれたりもするだろうが、それは無理だろう。

２４～２５度の糖度と言えば、これはちょっとは違いますよ。
旨いはずだ。
というか、旨いらしい。

どうも程よい甘味には反応するのだが、甘いのには頭痛がおきる。

が、旨いらしい。

甘さの追求は、その淡、濃、深、浅、軽、重、旨、などあり、後味の含みもあり、どうも小生はその判断が苦手である。

炒ったような香しい甘もあれば、蜂蜜のようにねっとりと喉に染み入るこそすれど爽やかなものもある。
いや、花の種類によりさえその味や香りは千差万別を持って、我々の鼻腔と足らずの舌に問いを投げかけるのであるから、ワインのテイスティングとそう遠くはないだろう。

只今２２～２３度のブドウ。

ブドウに埋もれて寝起きの季節である。


所望される方はご一報あれ。

２キロ１３００円（送料別）と言う事である。
送料が思った以上に高いのではあるが、東京辺りで、２キロ７００円くらいである。

まあ、趣向品であるから、商売欲はないが、一応書いてみるのである。