ただいま朝の６時３０分を過ぎたところである。
もはや陽は凶暴さを予感させ、セミがミーミート鳴き騒ぎ、
しっとりとした冷たい空気は、熱気に押しやられようとしている。

５時には食事を済ませ、ブドウ出荷の準備をし、コーヒーを飲みながら新聞を眺める。

選挙も終わったし、静かなものである。
あれだけ大騒ぎして当選した方々には、騒いだ声の大きさに比例して町の為、町民の為、老人子供の為に活躍して頂けるのであろう。

今朝の新聞には「管首相を評価する」というある学者の記事が出ていた。
朝日新聞であるが、それを読み首をかしげるkuma仙人志向である。

脱原発から、現在では退陣時期が迫ったせいか「減」原発にトーンダウンしている。

それをもって僕らは首をかしげるのである。

言う事がコロコロ変わる。

俺たちが命を懸けて行動しても、戦国時代の「足軽」とか、大戦時代の「歩兵」とか、道の脇に骸となって転がり大した効果もなかろうが・・・・
大臣殿ならば、それに命を賭して掛かるのであらば効果は絶大であろう。

命を懸けて欲しい役職は命を懸けず、そうでないものが首をくくるという時代である。
狂っている。


稲の穂が出そろった。
平年より１週間から１０日遅いと感じている。

稲も天変と地異を感じておるのであろうか。



それでも細やかな控えめな花は花である。

アサガオもあの細いツルで暑さにもめげず毎朝花を楽しませてくれる。



朝日新聞の真ん中のページ。
紙一面を飾るでかい写真。
陸前高田の震災地、家も何もかも破壊された中を、「けんか七夕」の山車を引く光景。
一面にある卒塔婆に手を合わせる少年。

いのち　の姿に涙腺が緩む。