（photo　by　レディー・カカァ）



あなたは　稲妻のように
私の　心を　突き抜けた

青ざめた心　震わせて
立ち尽くす　一人　立ち尽くす



そんな一瞬と、パワーを上手く表現した歌詞である。
AICE　冬の稲妻　であるが。

ああ～
そんな恋もしたなぁ。
もう、大昔の話であるが。

今日も立派な稲妻が飛んだ。

近所にも飛び落ちて、心と言わず身体を突き抜けそうで、
この季節、雷鳴を聞いたらそそくさと家に逃げ込むのである。
直ちに逃げ込むのである。

田んぼ仕事などしていたら、臆病なほどに臆病にビビリまくり、
車に逃げ込む。

それでも、周りの人たちは、平気で作業を続けているのが信じられない。

津波も、雷も同じ。

用心に越したことはない。



オイラの野生は生きていて、そういった類の自然現象や野生動物には特に敏感に出来ているらしい。

落雷に遭えば、いちころだべ～、楽に逝けるさ・・・・
などとはトンでもありません。

おっかなくて縮みあがってしまうのである。



今日の稲妻には数秒間という長い出現の物があった。
相当なエネルギーが放出されたのだろう。

そんな写真を撮りたいのであるが、NDフィルターもないし、使えるカメラがない。
本来なら、ここら辺りには、美しい青紫の稲妻がきらめく写真など添えたいところであるが、シャッター時間を無限に切れる装置がないので致し方ない。



それでもそこそこの写真は撮れるコンパクトデジカメはあるのだが、
本日のレディー・カカァのオニヤンマの羽化の一瞬は・・・・
見事に構図おちで、聴視に耐える代物ではなく、それでもデジタル技術によって、何とか見れるくらいになっちまうのが驚きである。

レディー・カカァ曰く「今日は良い事ありそうだぁ～」の写真は、見事に撃沈だったが、別に毎日、特別良い事ありそうもなく、今宵も暮れるのである。