愚か者め・・と、国民は言わなきゃならんのである

経済産業相 海江田万里氏は「原発の安全宣言」をした。

何が安全なのだろうか。

事故を起こさないという、事故は起きないという安全神話は、
国会辺りでは、未だマコトシヤカニ信じられているのだろうか。

信じがたい光景である。

福島原発の対策もままならず、全くどうにもこうにもならんみたいな現状で、
地震被害、津波被害も去る事ながら、原発被災者のみへの対策さえ出来ておらず、
原発そのものも、現在放射能を蒔き散らし続けているというのに。
適当というか、自己都合の良い工程表が出されただけで、事態は時が薄めているばかりの様な状況下。
汚染水ろ過装置も数時間で停止・・・・想定外の事態(笑)・・・・


つうか、事故が起こったら、100日立っても大した対策が出来ません・・・
て、全世界に実況中継していて、
日本は、こういう場合、指をくわえて見ながら、責任をなすりつけあいするしかできませんて公表してるのに・・・・。
事故後の処理がこんななのに安全宣言は・・・・・
国民と被災者と、危機を感じる人々を幾重にも馬鹿にしすぎというものである。

おまけに敦賀のもんじゅは、ニッチもサッチもいかん状況である。
制御棒を制御するシャフトが原子炉内で壊れちゃってて、本当に抜き差しならない状況である。
事は高速増殖炉・・プルトニウムだかウランだかの燃料濃縮率も高濃度。
あれ、壊れたら・・・
燃料棒が古くなってきて、交換が必要とかなってきたらヤバいよね。

というか、交換できないのだから、どうするのかね??
ロケットエンジン付けて宇宙空間へ飛ばしちゃう気かね??

地震とか来て、燃料棒がたぶん40ミリくらい揺れたりすると、制御棒と干渉してしまうんでないかいな??
そうなったらヤバいですよ~。
30%原爆的爆発とか起きたりしないのかね?

あれで安全なのかい??海江田さんよ。

宇宙戦艦ヤマトにイスカンダルに飛んでもらって、放射能除去装置持って来てもらうかね??


いやいや、アレバあたりと手を組んでガッポリとバックマージン頂く算段であれやこれやと手を擦っているのかね??

何を見ているのか・・・・
ちゃんと目玉は付いているのか。
耳は機能しているのか。
脳みそに、理解する能力は備わっているのか・・・・。
甚だ疑わしい。



事故が起きない対策が万全だから、安全宣言か??


事故が起きても、その後の対策までしっかりしているから安全なのか。
事故を想定しない安全対策など、全く無いに等しい。

事故の最中の原発抱えてるというのに。


だいたい、刃物でも鉄砲でも、それを扱う人間の信用こそが最大の安心安全に繋がる鍵であるが、
食い物でも工業製品でも、優先されるは「何とか規格合格」・・・

信用されるのは人間ではない。規格である。


そんな体質が浸透しきって、何が本当に安全なのか分からなくなってしまう。



原発で働く人が信用できない訳ではない。
それを稼働させる、中枢の人間・・・いや、それを所有し利益を得る人間たち。
議員、官僚、学者、地方議会、et cetera・・・・が信用ならんのである。

それを管理し扱う人間が信用できなけりゃ、規格や法律をクリアしたところで、信用が出来ません。と言いたいのである。

安全とは、信用を含むのである。
いくら安全な車と言っても、それを運転する人が危なきゃ車も危ない。

今の原子力政策に関わる人々を、我々市民はなかなか信用できない、という人が多数であると言う事である。


まず、我が高畠町も、臨時議会でも開いて、原発は反対だとか賛成だとか表明してもらいたいものである。
だいたい月給貰いながら野良仕事に精出す議員を見ては、無駄に税金収めて月給払ってる気分がして胸糞悪い。
自分の仕事してないで、給料もらう分の仕事でもボランティアでもしてくれたまえ、暇そうにしてないでさぁ。
と、偉そうに言ってしまうのである。



海江田万里さん、何が安全なのですか?
日本国民は、経済優先の為には万死に値するというのであろうか。


我が意に反する意見を感情的に排除するというお方が多く見受けられる大人の世界ではあるが、こりゃぁ民主主義とはいえませんな。


イタリアをつかまえて「集団ヒステリー」などと申した、石原なんちゅう人もおりますが、ありゃぁ、地獄の業火、針の蓆や熱湯地獄、餓鬼から魑魅魍魎の真っただ中に居て、恐怖感覚も何もかも、正常な判断が出来なくなってしまったのであろう。
俺には、どう考えたってイタリアの市民が正常で、こっちの政治家の方が異常としか思えんのだが・・・・・。



今朝の新聞を読んでいて、ついぞこいつを書かなければ等と想い、
思い切って過激に書いてしまったが。


国会議員を含め、選挙によってその職に就く連中の査定は、市民が行うのである。
ふざけた事を勝手に言わしてはならんのである。
彼等は私たちの代表、代弁者であり、私たちは彼らの市民ではないのであるから。


2011.06.19:kuma仙人:[ぼやき・つぶやき]

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