少し残った田植えも午前中に終わった。
ドロドロの田植え機を、通販で買ったケルヒャーできれいに洗い、各所に油を塗り、ガソリンを抜いて倉庫にしまいこむ。
来年の春まで出番がないので、しっかりメンテナンスしておかないと、
一年後、いざ出動と言う時に動かなくなったり、不調で、部品だの修理だのとやっていると、適期を逃したり計画に大きな狂いが生じるものである。
なので、神経質なくらい徹底的に整備している。
そんな訳で、今年も、田んぼの近所のおじさんが見に来て、
「これ、新車か?」と、聞かれたくらいである。
「いやいや、同じ奴だよ、もう5年物だよ。」
とまあ、新車とみがおうばかりの整備なのである。
田植えの後片付けなどしているうちに、午後になってしまう。
ブドウのジベが迫っているのだが、なかなか手を掛けられなかったので、
少しの時間も惜しいくらいである。
ごちゃごちゃに伸びた新梢を誘引するのである。
テープナーという恐ろしげな装置で枝をくるっと縛り付ける。
というか、ホッチキスで止める。
なかなか複雑な構造の、テープが出てくるホッチキスである。
殆どの新梢を見て回るのだが、小さな房もだいぶ大きくなってきた。
ジベ直前という感じであるが、判定は、1本の新梢を農協に持って行って、
房の中にある花粉の大きさを顕微鏡で見てもらうのである。
40ミクロンの大きさになっていたらジベである。
が、結構目見当で(房の状態や、花粉の色など)失敗したことはないので、ブドウの声が聞こえると言う事なのである。
暗くなる間近、ほんの小一時間、ブドウ園脇の「クマ仙人ワラビ園」に入った。
お店で使う買い物かごを持って。
山盛りに採れた。
というか、わずかな面積なのだが、籠がいっぱいになってしまい、重いので、半分の面積を回ってやめた。
肥料が入っているので、太くていいワラビが出る。
ブドウ園に散布する肥料を、20キロくらいあげているのだ。
俺の土地ではないのだが、地主に断って、管理させてもらっているのである。
断り書きの看板があるのだが、毎年盗難が絶えないのだが・・・
今年は今のところ僅かな盗難があったくらい。
しかし、ここが管理地で、俺が管理していることを知っていても、平気で採っていく近所のババアがいる。
草を刈り、きれいになった所に、ボーボー出てきたワラビを(草がなくなると、成長の速いワラビだけが原野一面になるので、壮観なのだが)俺が近くで仕事をしているにも関わらず、断りもなしに採るので、以前文句を言ったら、逆切れ・・・。
旦那と一緒に、毎年出てくるんだから、何が採って悪いのだ!!・・・・・
あはは・・・、この立派な職にある人とは付き合いをやめた。
草を刈り、一年管理するので、なかなかいいワラビである。
一掴みで2~3本とれるから、仕事が早い。
超多忙な農繁期。
ほんのひと時の清涼である。
お疲れ様です!
麦チョコさま
わらび園
すごいねえ~、ひと掴み3本ってのがすばらしい!
それは盗人にとってもラッキーな事だが(苦笑)
ジベ、がんばってなあ!
それは盗人にとってもラッキーな事だが(苦笑)
ジベ、がんばってなあ!
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