山の声

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奥羽山系、駒ケ岳方面に行ってきた。
クマさんの生息調査と言うやつで、一応鉄砲を持って行っていい事になっている。
生息圏に調査に入り、追いかけられたりしたら怖いから、一応持って行く事にしている。

4月23日は、小雨模様であったが、空気は生暖かく、よちよち歩く小生、痩せて汗をかかなくなったと言えどそれでも額に汗が浮かぶ。
例年の2倍はあろうかと言う雪。
この季節にしては異常な程の雪の多さである。
雪崩で、相当に太い杉の木が根こそぎ倒れたりしている。
あの杉、たぶん100年以上はたってるだろうが、100年ぶり以上の積雪による雪崩と言う事だろうか。

が、無い所にはない。
日向斜面にはさっぱりない。

そして、山がおかしい。
雪があろうがなかろうが、だいたい春の気配と言うもの、感じがあるのだが、
マンサク、コブシ、山野草の類はチラホラ見えるのだが、どうも様子が変である。

鳥たちの囀りも聞こえる。
キツツキの木をつつく音も聞こえる。
音はそれなりに賑やかではあるが、山そのものの賑やかさ。声が小さい。
いつもは、暖かく包んでくれる大きな山が、なぜかそっけない気がする。
そう感じるのは俺だけなのかもしれないけれど。


山そのものが何かに怯え、なりを潜めているみたいだ。

だから、どう。と言う訳でもないが。

山の声を聴く。自然の言葉を知る。
そんな人間でありたい。


帰り道、フキノトウとコゴミ数本を採ってきた。
まあまあの収穫である。
フキノトウの煮つけが旨い。

山からの頂きものである。
2011.04.24:kuma仙人:[山・鉄砲撃ち]

きっと…

親の気配を読む子供の様に
母なる自然の気配を感じてるのかもしれないですね

もしくは…

いつもと同じ春なのに
いつもとは同じ様に感じられなくなった私達が居るのかも

どちらにしても

今までとは
大地の気の流れや
地中の力の配分は
確実に変わったはず

地脈が動けば
水脈が…
水脈が動けば
大気が…
大気が動けば
其処に在る生き物が…
です

さぁ!

共に泣き
共に笑おう!
東日本!

2011.04.24:麦チョコ:[編集/削除]

追記

先日、松島の友人から連絡を頂きました


自衛隊をはじめとした沢山の支援隊員の皆様や
ボランティアの皆様のおかげで
ライフラインの復旧し
ヘドロや瓦礫の片付けもだいぶ済んだそうです

まだまだ物資も少なく
交通の便も改善途中で
震災前のようにはいかないかもしれないけれど…
観光業を再開するそうです

未だに復興の足掛かりすら掴めない地域もあり
先の見えない避難所生活の方々も沢山いらっしゃる

それでも

沢山の方に

これまで以上に

観光に来て欲しい
足を運んで欲しい
そこで暮らす人達が
これまで通りに暮らせるよう
経済を回してほしい

自分達は
決して「可哀想」でも「気の毒」でもない
何度でも立ち上がる
だから
被災地だからと敬遠しないでほしい


との事でした

あれだけの災害に合われたのに
なんと力強い事か!!

あらためて元気をもらった麦でした

2011.04.24:麦チョコ:[編集/削除]

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